ヘンテコな日本

2008年6月10日 (火)

たばこ 1000円? けっきょくのところ「国民の財布に手を突っ込む」ってことですね

 ポチです。
 ハードな仕事との格闘の疲れがとれないのでしょうか。昼間から眠たくてたまりません。もう若くはないのですから無理はできませんね。


 さて、先日に続き「たばこ」のお話です。

「1箱1000円」たばこ議連 消費税アップけん制も
                         「中国新聞」 08/06/09

 自民党の中川秀直元幹事長、民主党の前原誠司副代表らがたばこ税率の大幅引き上げを目指す超党派議連を発足させる。キャッチフレーズは「たばこ一箱千円」。自民党内で浮上している消費税率引き上げ論をけん制する狙いも見え隠れする。ただ党内外に反発や疑問の声があり、議論の出口は見通せない。
 週明けに発起人会を開く予定。「一箱千円」は日本財団の笹川陽平会長が「日本のたばこは欧米に比べ安い。実現すれば約九兆五千億円の増収になる」と提唱、これに中川氏らが着目した。
 議連関係者は「消費税増税に反対の民主党も、たばこの増税なら喫煙人口の減少にもつながり理解するのではないか」と期待。増税分を医療や環境対策に充てることで賛同者を広げたい考えだ。
 だが葉タバコ農家など関係者や愛煙家の強い反発が必至な上、自民党税調は「喫煙人口が減少傾向にあり、たばこ税で社会保障を支えられるはずがない」(幹部)と否定的。自民党内には「いつも増税でたばこが狙われる。正面から消費税率を議論すべきだ」(町村派幹部)との声が根強い。



 ということだそうです。
 いったい、この人たちは何を考えているのか・・・・。
 もう少しまじめに日本の政治のことを考えてほしいものです。
 中川さんといえば、「上げ潮派」といわれ、「消費税増税なしに財政再建はできる」として、谷垣さんや与謝野さん、財務省などと対立している方ですね。

 なんかなあ。消費税上げなきゃいいの?
 たしか「上げ潮派」って、「経済成長重視派」で、増税すると消費が落ち込み、経済成長がすすまない、だから、消費税増税反対って論理ですよね。
 これ自身はけっして間違ってはいないと思います。

 しかし、だからと言って、「たばこ1000円」とは・・・・。
 そりゃあ、喫煙者は国民の中の一部分で、しかもドンドン少数派になってきています。ですから、消費税のように国民全体に課税されるわけじゃなく、消費税に比べれば、消費に与える影響も少ないというのが彼らの言い分なのかもしれません。


 どうでもいいんですが、それにしても、「経済成長重視派」とか「増税派」とかいっても、どっちにしても、
「国民の財布に手を突っ込んでいく」ということには何ら変わりはないわけですね。
 産経の記事にはこう書いてありました。

 「民主党の鳩山由紀夫幹事長も5月31日、横浜市で「たばこの税金を増やし、その分で高齢者の保険料を高くしないように考えていく必要がある」と街頭演説をぶった。民主党内では議員立法でたばこ税を引き上げる動きもあるという」

 使い道がよければ、国民の財布に手を突っ込んでもいい、なんて発想はダメですよね。
 もちろん、国民として、社会を支えるための応分の負担がもとめられることは言うまでもありません。しかし、現状は、取るべきところからは取らず、国民の財布にばかり手を突っ込んできたのではないでしょうか。
 法人税減税の一方で、消費税増税、住民税増税、介護保険制度の導入、障害者自立支援法、そして、後期高齢者医療制度。

 国民は疲弊してますよ。明らかに今の政治の酷さの結果として。
 そんな国民の財布に手を突っ込むことばかり考えてないで、トヨタやキャノンなど「取るべきところから取る」ことを少しは考えたらいかがでしょうか?



 もう一つ。
 「議連関係者は『消費税増税に反対の民主党・・・・』」と記事にはありますが、民主党って消費税増税に反対でしたっけ???



 では最後に、仮に煙草が1000円になったら、喫煙者のポチはどうするか?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 ウ~~ン。なかなか難しいですねえ。
 一気に1000円に上げられたら、やっぱりやめるでしょうねえ。
 でも、たぶん徐々に上げるんでしょ?
 そうなったら、悲しいかな、ある日ポチ君は1000円の煙草を当たり前のように吸ってた、てなことになるのかもしれませんねえ。

 ・・・・・・・・・・・・・あ~~、意志薄弱!!!
 自己嫌悪!!!



 ということで、今日のところはおしまいです。
 またね。







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2007年12月22日 (土)

命を削っての訴えに「駄々っ子」回答

 ポチです。
 一昨日は、強引に仕事を休んで、「薪割り」をしていました。
 30日に、友人の家で恒例の餅つきをするのですが、もち米を蒸すためのかまどの燃料づくりです。
 というのは、表向きで、実は、庭に転がっている壊れた木製のアーチやプランター、そして、使わなくなった犬小屋などを処分したくて、友人に頼み込んで薪として引き取ってもらう、という魂胆でした。
 知り合いから、電気のこぎりと鉈を借りてきて、朝からドタバタと働き、なんとか目的を達することができました。
 生垣にしていた植木を全部切っていたので、それも薪にと思ったのですが。太い木は、とても私が太刀打ちできるような代物ではありませんでした。これは、薪ストーブをもっていて、日頃から本当の「薪割り」をしている知り合いに引き取ってもらうことにしました。
 昨日の朝から体のあちこちが悲鳴を上げています。



 予想通り、薬害C型肝炎の原告団の声は国には届きませんでした。
 いろんな報道を読んでも、全員救済に踏み切れなかった理由として、福田さんやマスゾエさんはじめ政府関係者は「司法が示した和解案の枠組みを行政が変えることはできない」というものだけでした。そして、「裁判所から新たな和解案が出されれば、違う提案もできる」とも。
 私には、法律的なことはよくわかりません。
 しかし、あまりにも不謹慎!
 原告団の命懸け、体を削っての訴えに、まるで、駄々っ子が

  「ダッテェ~、〇〇ちゃんがこう言ったんだモン」

と言ってるとしか思えない態度に、言いようのない怒りを感じました。


 そして、この記事を読んで、あらためて涙を禁じえませんでした。

国の「線引き」外の女性患者、ビデオに告発遺言残し逝く
                       2007年12月21日 asahi.com

Osk200712210011 「命を返してください」。肝炎ウイルスに汚染された血液製剤を出産時に投与され、肝臓がんにむしばまれて57歳で逝った主婦が、国や製薬会社を病床から告発する「遺言」をビデオ映像に残していた。薬害C型肝炎訴訟の東京原告13番。原告を「線引き」する国の修正案が公表された20日、闘いを引き継いできた妹は無念の思いを代弁した。
 「この薬のために、いったい何人が亡くなったのか。線引きなど許されるわけがありません」
 20日の厚生労働省での記者会見で、原告患者らと並んだ泉祐子さん(59)=東京都大田区=は、時折声を詰まらせながら訴えた。原告13番の姉、玲子さんは4年前に肝臓がんで亡くなった。
 03年6月1日、静岡の県立病院。病室のベッドにパジャマ姿で腰をおろした玲子さんは、ビデオカメラのレンズを見つめて語り始めた。「健康と命をまず返してほしいんです。返してください」
 息も絶え絶えに、やせ細った体で声を振り絞る。「体がついていきません。裁判を早く終わらせてください。国は人の命の重さを見つめてください」「こんなふうになりたくなかった。平凡でいいから、これからも生活したかった」
 温厚な姉が、胸に秘めていた怒りを吐き出す姿に、祐子さんは驚いた。東京地裁の裁判官による病室での出張尋問を前に、「裁判の練習だから言いたいことを言って」とビデオを回していた。
 7分7秒。玲子さんの一礼で映像は終わる。
 東京生まれで静岡育ちの玲子さんは3姉妹の次女。祐子さんは3歳年下の末っ子だ。玲子さんは学校の成績がいつも上位で、音楽や花が大好き。祐子さんが大学を卒業すると、真珠のイヤリングを贈ってくれる「温かい人」だった。
 84年7月、次男出産時に止血用として血液製剤「フィブリノゲン」を投与された。まもなく慢性肝炎を発症し、00年に肝がんにまで悪化した。投薬時のカルテを入手して02年10月、東京地裁での最初の集団訴訟に加わった。その7カ月後、家族が囲んだ場で、医師から「治療方法はもうありません」と告げられた。
 玲子さんはうつむき、涙を流した。そしてビデオ撮影から11日後、息をひきとった。
 私の代わりに闘って――。訴訟は遺言書をもとに祐子さんらが継いだ。
 大阪高裁の和解勧告直前の今年11月、厚労省が5年間放置していた薬害肝炎患者「418人リスト」に、玲子さんが含まれていると被告企業の「田辺三菱製薬」(大阪市)が認めた。感染の疑いを知りながら隠していたことに、祐子さんの憤りは高まった。
 祐子さんは、和解協議に期待を寄せていた。実家にある遺骨も、和解を機に墓に納めるつもりでいた。そして、「ここまで来たよ」と報告しようと思っていた。
 しかし、国が提示した修正案は患者を「線引き」し、法的責任の範囲を85~88年としか認めない東京地裁判決基準にこだわっていた。玲子さんは「線」の外側に置かれる。「福田総理が原告の声を聞いていただけなかったことは非常に残念。この薬の恐ろしさと、被害の実態をもっともっと伝え続けていこうと思います」。会見で言葉をかみしめるように語った。
 一連の集団訴訟で亡くなった原告患者は、玲子さんを含め4人になる。
      ◇
 <片平洌(きよ)彦・東洋大教授(保健福祉学)の話> 国の製造承認時、製薬会社が国に出した治験報告には、海外で血液製剤を使用し肝炎に感染した複数の報告が含まれていた。時期や提訴の有無で「線引き」するのはおかしい。また「418人のリスト」を調べると、88年に国が製薬会社に緊急安全性情報を出させた後も、少なくとも75人が感染しており、安全性情報が有効でなかったことがわかる。国は加害責任を認めたうえで全被害者に償いをするべきだ。
(写真はビデオに撮影された東京訴訟「原告13番」玲子さん=静岡県内の病院で、家族提供)

 玲子さんに心からの哀悼をささげます。
 国は、自分たちの責任で国民を病に至らせ、そして命を奪っていることから目をそむけてはなりません。
 そして、あくまでも「線引き」をするというのであれば、駄々っ子のような態度をとるのでなく、正直に言えばいいのです。

「ミサイル防衛になら何兆円使っても惜しくはないが、薬害肝炎の方の全員救済は、どれだけ賠償額が増えるかどうかわからないので応じられません」

と。
 そして、国民の審判をきちんと仰いでください。
 お願いします。






 

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2007年12月15日 (土)

機械で脂を注入し赤身がトロにヘンシ~ン

 ポチです。
 「偽」が今年を表す漢字になるほど、「偽」の食品や「偽」の働かせ方、「偽」の公約に騙されてきたみなさん、お変わりありませんでしょうか。

 で、「偽」の年も押し迫ってきた頃、こんなニュースが・・・・。

霜降り馬肉、実は馬脂注入 居酒屋チェーンに排除命令
                  asahi.com 2007年12月14日20時39分

Photo_2 人工的に馬の背脂を注入した馬肉を「霜降り馬刺」「とろ馬刺」などと表示して販売したとして、公正取引委員会は14日、居酒屋チェーン3社と食肉加工業者、業務用スーパーの計5社に対し、再発防止などを求める排除命令を出した。天然育成の霜降り馬肉であるかのように消費者に誤認させる不当な表示だとして、景品表示法違反(優良誤認)にあたると判断した。
 排除命令の対象となったのは、居酒屋「白木屋」などを展開する「モンテローザ」(東京)▽「村さ来」を展開する「村さ来本社」(同)▽「八剣伝」などを展開する「マルシェ」(大阪)▽全国のスーパーなどに販売していた肉加工販売業「ファンシー」(東京)▽業務用食品スーパー「A―プライス」を展開する「トーホー」(兵庫)の5社。
 調べでは、5社は、国産や中国、カナダ産の赤身の馬肉に、40~50本の針を機械で刺して脂を注入した加工馬肉を製造したり購入したりし、「霜降り」などと表示して販売していたという。
 モンテローザは04年10月~06年10月に系列577店で、村さ来本社は06年4月~今年3月に系列251店で、マルシェは05年5月~今年5月に系列265店で、メニューやチラシに「霜降り馬刺」や「とろ馬刺」などと表示。ファンシーも、自社ブランドの商品のパックに「霜降り」と印刷。トーホーは「霜降」と書かれたラベルを張って販売していた。
 公取委は、脂を注入したことを示さなければ、熊本などで飼育されている天然の霜降り馬肉だと消費者が誤解する、と判断。業者間の取引価格は、脂注入の加工肉が1キロあたり3000~4000円なのに対し、天然の霜降り馬肉は8000~1万円するという。注入馬肉は、加工肉であることを明記した取引なら問題なく、加工業者の売り上げは年間約16億円だという。
 居酒屋チェーン各社は、すでに加工馬肉の販売を中止し、赤身や天然の霜降り肉に変更。ファンシーとトーホーは「注入」と表示して販売しているという。各社は「真摯(しんし)に受けとめ、消費者の皆さまにおわびします」などとコメントしている。
                   (写真は時事通信からお借りしました)




 私は、馬刺しが大好きです。
 うちのカミさんは、「どうも生きている姿が想像されて、あまり好きになれない」と言いつつ食べています。
 私がちょくちょく行っている居酒屋では、年に2回、夏と年末に、馬刺しが出されます。当然、赤身です。これでやみつきになってしまいました。
 醤油ににんにくと生姜を摩り下ろしたものいれて食べますが、やわらかくて歯ごたえがあって、本当に美味です。


 で、今回の問題ですが、赤身が「霜降り」「トロ」にヘンシ~~ンですね。
 半分以下の値段で仕入れることが出来るわけですね。その居酒屋チェーンでは、きっと赤身の倍以上の値段で客に食べさせ、食べた客は、

  「さすがに霜降りは、うまいね~~。赤身とは違うヨ」

 などと言って食されたのでしょうね。


 それにしても、日本人っていうのは、どうしてこんなに「霜降り」とか「トロ」とかが好きなんでしょう。
 私は、マグロでもトロは脂っこくて、好きになれません。馬刺しにしても、赤身で十分においしいと思うのですが・・・・。

 で、この記事をみて、一番注目したのは、

  40~50本の針を機械で刺して脂を注入

 という部分
 これで、「霜降り馬刺し」「トロ馬刺し」ができるわけですか。

 恐るべし、日本の技術革新。などと感心してしまいました。

 これから、スーパーに買い物に行きますが、
「注入」と但し書きがしていない馬刺しがあったら買って帰ることにしましょう。


 では、また。



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2007年12月11日 (火)

あなたには府知事は到底無理ですよ、橋下さん

 ポチです。

 ギャー!

 何だこれは!

大阪府知事選、橋下弁護士が出馬へ

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が11日、出馬する意向を自民党側に伝えた。
 12日午前の記者会見で正式に表明する。
 自民、公明両党は、橋下氏を推薦する方向ですでに調整を始めており、民主党にも同調を呼びかける方針。「相乗り禁止」の原則を掲げる民主党がどう対応するかが今後の焦点となりそうだ。
 橋下氏を巡っては、自民党が水面下で出馬を打診。今月5日には橋下氏が同党側に不出馬の意向を伝え、タレント事務所を通じて「出馬しない」とのコメントを発表した。しかし、その後、橋下氏自身が出馬に傾き、出演が決まっているテレビ番組の調整がつき次第、出馬表明を行う意向を関係者に伝えていたという。
 これを受け、自民党大阪府連の中山太郎会長や、同党府議団の朝倉秀実幹事長らが11日午後、党本部で古賀誠選挙対策委員長と会談し、橋下氏の推薦を検討することを確認。さらに、同党は、知事選で歩調を合わせることを確認している公明党に橋下氏の推薦を打診した。
 橋下氏は東京都出身。府立北野高、早稲田大政経学部を卒業後、1994年に司法試験に合格。97年に大阪弁護士会に登録、大阪市内に弁護士事務所を開設する一方、芸能事務所にも所属し、テレビなどに出演している。
 同知事選には弁護士の梅田章二氏(57)が共産党推薦で立候補を表明。民主党も独自候補の擁立を進めている。
                    (2007年12月11日18時4分  読売新聞)



 あなた、「絶対出ない」って言ってたんじゃなかったですっけ。
 ホッとしてたのに。
 いつ心変わりしたのですか?
 それとも、最初から出るつもりだったのに、私たちを騙していたのですか?

 出勤前に、テレビでしばしばあなたをお見かけしますが、はっきり言ってあなたの考え方は「危険」です。
 テレビで、好き勝手なことをしゃべっている分には被害はあまりありません。
 また、弁護士活動にしても、あなたをテレビで観て、なおかつ、あなたの事務所にご相談に行かれる方は、どうなろうと、ご自分であなたを選択されたわけですから、文句をいう筋合いではありません。
 しかし、府知事というのは違います。
 すべての府民の暮らしに責任を負う立場です。

 当然、法律家ですから、地方自治法をご存知でしょう。
 第1条の2は、次のようにのべています。

 地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。

 「住民の福祉の増進を図る」。あなたにこれができますか?

 Wikipediaによると、あなたはこうだそうです。

 競争の土俵に上がれる者は、徹底的に競争させるべきとの立場で、ニートにも厳しい立場。しかし、競争の土俵に上がれない人へのサポートは厚くすべきと主張。生活保護について「病気や障害・高齢者などでスタートラインにすら立てない人を『自己責任』として放置するのは健全な競争社会を破壊する」と発言している。

 社会保障は、「競争社会の維持のため」ですか・・・・。これでは、「福祉の増進」など図れないでしょうね。
 それから、Wikiにはこうも書かれています。

 教育問題に関しては、厳しいしつけや体罰を肯定する発言が多く見られる。テレビ朝日の特番「発足!芸能人PTA」では、子供を50分近くも投げ続けたことを告白

 また、こうも書かれています。

 日本の単独自衛を主張しており、『たかじんのそこまで言って委員会』では「日本の一番情けない所は、単独で戦争ができない事だ」と述べた。核兵器保有を肯定し、テロ特措法などを一方的に批判する意見には反発している。男子皆兵制の復活を主張することもある。

 とんでもない方ですね。


 明日、記者会見だそうですが、今からでも遅くありません。「立候補断念」を表明されるよう心からお勧めします。
 あなたには、とうてい府知事は無理です。お願いですから、テレビの中で好きなことをお話しになることにとどめておいてください。被害は最小限に食い止められますから。

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2007年9月18日 (火)

ある女医の叫び「医療崩壊よ!医療崩壊ッ!」

 ポチです。
 台風11号は朝鮮半島の方に抜けましたが、その影響で、昨日は雨が降ったりやんだりの一日でした。一転、今日は暑い一日でした。




 さて、今日のテーマですが、新聞の一面は、連日、自民党の総裁選のことばかり。どっちが総裁になろうがどうでもいい話で、なんの関心ももてません。

 それで、今日は、新聞ネタではなく、「医療崩壊」の話をしてみようと思います。

 というのは、先日、知り合いのドクターと話をする機会があったからです。知り合いのドクターというのは、宇部市内のある総合病院に勤務する内科の女医です。
 彼女は、「医療崩壊」の実態について、切々と話してくれました。


 彼女は、「この間、奈良で出産間近の女性を病院が次々に受け入れず、大阪まで行ったが、子どもは助からなかった、という話があったけど、なぜそうなるのかわかる?」と言います。
 私が「?」という顔をしてると、「そんなことも知らないのか」というように、とうとうと話し始めました。とくに、メモを取りながら聞いていたわけではないので、覚えている範囲で箇条書きにまとめると、次のような話でした。

(1)どこの医療機関も医師不足で、当直をして夜中じゅう急患を診て、当直明けで、一日中外来をこなし、それに加えて、入院中の自分の患者を診る、という勤務形態が常態化している。その結果、医師は疲れきっている。

(2)当直医は、専門の科の患者だけ診るというわけにはいかない(たとえば、耳鼻科の医師が当直しているところに、盲腸の患者が運び込まれることもある)

(3)しかし、「病院は患者を元気にしてくれるところ」というのが世の中の常識であり、その「常識」を覆すと世の中から指弾される。

(4)その結果、当直医は、急患に追われる実態に加え、医療ミスを恐れて、それ以上の患者を拒否するようになる。

(5)そうしたなか、医者は今、逃げ出しはじめている。残念ながら、医者には逃げるところがいくつもある。その一つが老人病院。急患が運び込まれることもなく、とくに大きな治療をする必要もない医療機関へと。(もちろん、彼女は批判的に言われていました)

(6)医師だけが閲覧できるサイトがあり、そこを最近覗いてみたが、疲れきっている医師たちの声で埋まっている。


(不正確なところがあったらすみません。うろ覚えなもので)


 そして、彼女は、ビールをガ~ッとあおりながら、「あなた、当直の間に何人くらい患者が来るか知ってる?医療崩壊よ、医療崩壊ッ!」と叫ぶのです(アッ、申し遅れましたが、この会話は酒の席でのことです)。



 ということで、彼女の話はわかったようなわからなかったような・・・。どうも医者の実態というのがわからないもので、ピンとこないところもありました。



 そこで調べてみました。

 世界保健機構(WHO)は2000年に、日本の医療を「世界一」と賞賛したそうです。その理由として、世界一の平均寿命と世界最高水準の乳幼児死亡率の低さ、そして、世界有数の医療機関へのアクセスのよさなどが総合的に判断されたといいます。このこと自身はたいへんすばらしいことです。

 しかし、次の数字をみてみると、その世界最高水準の医療が、まがりなりにも国民の努力と運動で守られてきている(そろそろ危機的な状況ですが)国民皆保険制度と医療関係者の献身的な努力によってなされている、ということがよくわかります。


 まず、ひとりの医師が年間に診る患者の数です。
 OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国(今年5月に5カ国が加盟し、現時点では35カ国)でみると、平均で約2400人であるのに対し、日本では8000人をこえているそうです。
 なんと3倍以上です!


 次に医師の数です。
 日本には今、約27万人の医師がいます。人口1000人当たりでいうと2.0人です。
 ところが、OECD加盟国の平均でいうと3.1人。アメリカが2.4人、ドイツ3.4人、フランス3.4人、イタリア4.2人となっているそうです。
 日本で、人口単位の医師の数が一番多いのは東京ですが、その東京ですら2.6人で、OECD平均に到底達しないのが実態です。

 ちなみち、私の住んでいる山口県は約2.2人で全国平均をなんとか上回っています。そして、最低は、なんと埼玉県、それに続いているのが千葉県です。1.5人を割っています。

 政府は、医師が足りないのではなくて「偏在」しているのだと説明し、医師の数を増やすことに消極的ですが、首都圏の埼玉や千葉でこの数字というのは、この説明がいかにいいかげんかを示しています。


 次に医師の勤務実態です。
 調査によると、次のようになっているのだそうです。
・7割以上の勤務医が当直業務をともなう連続32時間勤務を月に3回以上おこなっている
・勤務医の3割近くが月に1日も休日をとれない
・96%の勤務医が法定勤務時間以上働いている
・当直に従事する勤務医の9割が翌日も通常勤務をしている
・勤務医の週平均勤務時間は、66時間(男性67時間、女性64時間)で、勤務医の多くが過労死の認定基準を超えている

 その結果、体調を崩すとともに、医師としての使命感、やりがいを失い、やめようとする勤務医が少なくないそうです。


 長距離深夜バスの運転手が、長時間の勤務を強いられた結果、事故をおこしたという事件が最近ありました。「働かせ方」が大問題になったと記憶しています。
 では、この医師の実態はどうでしょうか。これで、患者が安心して医療機関にかかれるでしょうか。
 また、こんな医師が意欲を失うような状態を放置していて、「世界一」と言われる日本の医療は守れるでしょうか。


 実際、医師の過労死や過労による自殺も起こっているそうです。また、医療事故は後を断たず、訴訟もどんどん増えています。
 使命感に燃えて、命を切り縮めて働き、その結果が、「業務上過失致死罪」による逮捕、あるいは過労死というのでは、救いようのない人生となります。

 しかも、ある過労自殺した医師の妻のコメントを読んでいてビックリしたのですが、

 「当直」とは労働時間ではない のだそうです!

 労災申請にたいして、労働基準監督署は、保険の不支給決定をしましたが、その理由が、これだったというのです。
 彼女のコメントの一部を引用しておきます。

「労働を伴わない法規上の宿直と、急患も病棟の重症患者も診る実際の夜間勤務の言葉上での摩り替えが行われていました。国の認識に改めて憤りを感じました。一般企業では決して考えられない働き方が医療の現場では普通に常識として罷り通っていたのです」



 なるほど、最初に書いた女医が言ったように、これでは「医師が逃げ出しはじめている」というのも本当かもしれない、と思えるようになりました。
 そして、彼女の言う「医療崩壊よ!医療崩壊ッ!」という言葉が実感を持って迫ってきました。

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2007年2月24日 (土)

歴史から取り残された72歳

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 ポチです。
 お母さんのお出かけです。いってらっしゃ~いのあいさつもちゃんとします。

 自民党高知市議の島崎利幸(72)という人が22日、自分の講演会で「社民党の福島さんは機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中を引き連れて『大臣辞めろ』と言っている」と言ったそうです。
 福島さんは抗議の談話を発表したのだけど、島崎さんは、「自分の性格は、言いたいことを胸にしまっておくタイプではない。これからも言いたいことははっきりと発言していく」と述べて、福島さんの抗議には「おれも大臣並みの扱いか」と語ったそうです。(朝日新聞)

 自民党の方全員がこうだとは言いませんが、どうも比較的こういう方が多いのが自民党であることは間違いないと思います。
 信じられないのは、「言いたいことは言う」という開き直った態度です。
 一つには、まるで子どものような言い草にあきれるばかりです。
 言いたいことがあっても、口にすべきか、そうすべきではないか、判断して行動するのが普通の大人です。誰もが日常の中で、この判断をしながら生きています。72歳にもなって、そろそろ人生も終焉を迎えようとしている人が、これでは・・・。いったい、70年にも及ぶ人生の中で、どういう経験を積んでこられたのでしょう。

 二つ目に、別の角度から言うと、この島崎さん、口にすべきか否か、ちゃんと判断した上で発言しているとも言えます。
 つまり、「機械のさびきった・・・」と発言することは、自分の価値観に照らして、「なんら問題はない」と判断されたうえで発言されたということです。
 そこで問題になるのは、島崎さんの価値観です。現代の日本人の常識では、この発言が、女性蔑視に満ち、民主主義に反し、日本国憲法の立場から大きく逸脱した許されざる内容をもっていると考えます。
 ところが、島崎さんの「常識」や「価値観」に照らせば、この内容は、「なんら問題はない」となってしまうわけで、つまり、この人は、現代日本に存在する資格がないということです。72歳というお年を考えると、戦前の教育をお受けになったのだとは思いますが、歴史や社会の進歩についてこれなかったのでしょうね。

 でも、歴史や社会の進歩についてこれなかったのは、島崎さんだけじゃありません。あの戦争を「侵略戦争ではない。正義の戦争だ」という人。「従軍慰安婦なんていなかった」って言う人・・・。その代表格が郷土のホコリ・アベシンゾーさんです。
 こんな人が内閣総理大臣だなんて、悲しい・・・。

 で、三つ目に、二つ目をさらに発展させて、この島崎さんは、ウソをついてるっていう見方もあります。
 つまり、「言いたいことを胸にしまっておける性格じゃない」ってのは、まったくのウソで、ちゃんと計算して、「ここで発言していくべきだ」と積極的に判断して発言された、ということです。
 でも、この判断は明らかに間違ってますね。空気を読めない人は困りものです。

 ということで、ひさしぶりに真面目に書いてみたポチでした。

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2007年1月 9日 (火)

成人の日に思う

 ポチです。本格的に寒くなりました。どうも咳が止まりません。さっき友人に電話したら、「お前、声がおかしいぞ。風邪か」と言われ、「イヤ~、咳が止まらんのダ」って言ったら、「タバコをヤメ~!禁煙!キンエン!」と言われました。タバコを口にくわえながら、「ワカッタ」って答えておきました。

 で、そいつに電話したのは、今日、飲み屋のママさんから手紙がきたからです。というのは、大晦日に「ローストビーフ」ってタイトルで書いたのですが、大晦日の日に、東京から帰省してきた友人とそいつと3人で飲みに出たのです。いつも行ってる店は閉まっていて、最初は、ヘンテコリンな居酒屋に行きました。「若者向け」って感じの店で、どうも馴染みません。しかも、注文してからくるのが遅い!どれくらい遅いかって言うと、生ビールを頼んだら、約15分かかって、しかも、ナント、泡が完全に消え去っている状態で持ってこられたのだ。それから、焼酎の水割りを飲んでいたんだけど、氷と水がなくなって、頼むと、ナント、20分!「氷」と「水」ですヨ。で、何かを注文するたびにタイムを計りながら飲んだので、なかなか酔うことができず、2軒目へと繰り出したわけです。

 ということで、やっと飲み屋のママさんの話に戻るんですが、その2軒目に行った店のママさんからの手紙だったのです。はじめて行った店だったのですが、中年(と思うんだけど)の気さくなママさん一人でやってる店で、結構お客も多かったのです。で、なかなか楽しいお酒を飲んで、結局、この店で新年を迎えてしまったのですが、「この店気に入った!また来るネ~」なんて行って帰ったら、さっそく手紙が来たわけです。マ、簡単に言うなら「営業活動」で、だから、一番最初に書いた友人への電話は「お前にも手紙が来ただろ~」っていう電話だったのです。
 なんか、話がめちゃくちゃ回りくどかったなあ・・・。反省。

 ということで、本題です。
 昨日は成人の日でした。本来は、新社会人になる若者を祝い、励ます・・・そんな場になるんでしょうネ。
 でも、いまの青年をめぐる状況はどうなってるんだろうか。
 いじめ自殺だとか、競争教育、そして、「お金のないヤツは教育受ける資格はナイ」っていうような高い学費。
 で、社会に出たら、多くの若者は派遣や請負などの非正規雇用。まるで、モノ扱い。実際、派遣先の企業が派遣会社に払うお金は「物品費」って科目になっている場合が多いそうです。なんか、悲しくなる。で、成果主義賃金だとかサービス残業だとか、過労死だとか・・・。まるで「使い捨て」ですね。

・・・ポイッ・・・

てなもんですね。
 こんな状況では、学び甲斐も働き甲斐も見出せるわけないです。請負の人の話を聞いたことがあるのですが、彼はこう言っていました。「請負先の職場に若い者が入ってくるが、仕事のやり方なんて、オレは絶対に教えないネ。だって、そいつが仕事をちゃんとこなせるようになったら、オレの仕事がなくなっちゃうじゃん。だから、無視して、いられなくすんのさ」って。その人の問題じゃないと思う。その人も精一杯働いてる。生きてくために。
 でも、そんな状態に置かれている若者は、「一握りの特殊な人たち」ってわけじゃない。若者の労働人口の半数以上が非正規雇用だって言われてる。そんななかにおかれた若者たちが、未来に展望をもてるだろうか?

 若者が希望をもてない社会なんて、未来はないですよネ。
 貪欲にお金儲けをしようと、正規労働者を非正規の労働者に置き換えてきている大企業のみなさん! トヨタの社長さん、キャノンの社長さん、みなさんのことですヨ~。未来の日本あっての金儲けじゃないんですか?いま、ボロ儲けしたって、そのおかげで日本の未来をぶっ壊してしまって(ドッカで聞いたセリフだな)、会社の未来もつぶしていいんですか。
 えッ、自分はそのころは生きていないからいいって。なるほど、そういうことですか。文字通り、あとは野となれ山となれってことですね。

 なんか間違ってるよね。こんな日本の社会って・・・・って、沈んでしまう本日のポチでした。では、また。

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