映画・テレビ

2006年12月22日 (金)

ダーウィンの悪夢

 ポチです。今日もあたたかい一日でした。本調子でない体には、ほんとうに助かります。ポチは、あいかわらず咳がとまらず、苦しんでいます。

 ということで、今夜は職場の忘年会です。19日にいきなり、「忘年会やるゾ。場所とってくれ!」なんていきなり言われて、あちこち知ってる店を探したけど、当然のことながら、どこもいっぱい。知り合いのスナックのママさんにお願いして、そのママさんの娘の知り合いの居酒屋をなんとか確保! ホッとしてます。

 ということで、あの本間某がついに政府税調の会長さんを辞職されるそうですネ。マッ、当然といえば当然、遅かったといえば遅かった。最近、往生際の悪い人が多いデスネ。この間の宮崎の県知事とか・・・。「絶対に潔白ダ~」なんて言ってて、逮捕されたら、アッサリ「元知事、容疑を認める」なんて新聞見出しが立つなんて、どういうつもりなのか、まったく意味不明。どうせなら、あれだけ、厚顔無恥に「潔白ダ~」って言ってたんだから、最後まで「ワシハムジツジャ~」とジャンバルジャンみたく言い続ければ、もう少しはカッコイイのに、なんて思ってしまうわけデス。これじゃまるで●●じゃないですか(●●には好きな言葉を入れてくだされ)。
 アッ、話が横道にそれたけど、本間某の話に戻ってと。「官邸主導ダ~」なんて言って、無理やり前の会長を引きずりおろして、据えた会長がわずか1ヵ月半で辞任なんて、わが郷土のホコリ・安倍晋三クンも、結構ピンチなんではないでしょうか。せっかく総理大臣なったのに、ノダセ(「ノダメ」ってのがありだったら、これもあり?)たちの復党問題やら、タウンミーティングのやらせ問題やら、今回の本間某の問題やら、難問また難問。短命内閣のような気がするなア。

 ということで、本題です。
 昨日の「朝日」の夕刊の「芸能」のページに、柳下毅一郎という映画評論家が書いた「ダーウィンの悪夢」という映画の映画評が載っていた。23日から東京・渋谷のシネマライズで上映されて、その後、「各地で順次公開」って書いてあったから、こっち(山口県宇部市です)で上映されるのかどうかわからないけど、すごく観てみたいと思った。

 タンザニアにあるビクトリア湖っていうアフリカ最大の湖の周辺を描いたドキュメント映画で、この柳下さんは、「これは地上における地獄の記録である」って書いてる。
 このビクトリア湖は、いろんな魚が生息する豊かな湖で、「ダーウィンの箱庭」って呼ばれていたそうなんだけど、50年くらい前に、誰かがナイルパーチっていう食肉魚を湖に放ってたいへんなことになったらしい。
 この魚、大きくなると体長2メートルにまでなるそうで、湖の魚を食い尽くしてしまうことになった。で、どうなったかっていうと、湖のまわりには、このナイルパーチを加工する工場が乱立し、加工されたナイルパーチは世界中に輸出されることになった。一時期は、日本にも輸入されて、コンビニの「白身魚フライ弁当」にもなってて、「あなたも食べたかもしれない」!!!!と柳下さんは言う!!!! 
 タンザニアのビクトリア湖の魚を食い尽くした2メートルものナイルパーチを、ヒョットシテ、ポチも食ったのかも!!!!! ギエーッ!!!!

 で、それからどうなったかっていうと、加工工場をやってた人は大金持ちになって、そうでない人は、地獄のような暮らしを送っているわけだ。柳下さんいわく、「工場から出る魚のあらを食物に加工するため、アンモニアガスがたちこめる腐敗した生ゴミの山をかきわけ、裸足で歩く女たち。加工したナイルパーチを運ぶためヨーロッパ各国との間を往復する飛行機目当てに空港にたむろする娼婦たちのあいだではエイズが蔓延している。ホームレスの少年たちは空腹をまぎらわせるために発泡スチロールを燃やしたガスを吸い、死んだように眠る。安月給のガードマンは隣国との戦争を待ち望んでいる。『戦争になれば、軍隊に入っていい給料がもらえるのに・・・』と」

 柳下さんは、「この地獄は決して他人事ではない」「世界の反対側にある地獄と、われわれの生活がひとつにつながっている」って書いているけど、ほんとうにそう思う。
 いったい、今の日本とどれほどの違いがあるっていうんだろう。この日本だって、トヨタなんかの大きな企業がボロ儲けして、「イザナギ景気ジャ~」って、わが世の春を謳歌する一方で、満足に食事も取れずに働かされている「派遣」や「請負」の若者たちや生活保護を受けられずに孤独死するお年寄り。過労死や精神疾患、そして自殺。日本社会だって、負けないくらい病んでいるってほんとうに感じられる。

 とにかく、観てみたい映画だ。

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