基地の街・岩国

2008年6月19日 (木)

「植民地の住民の迷惑などカンケーネー」ってことですね

 ポチです。
 やっと、梅雨らしい天気になってきました。
 今日は朝から大雨です。
 私のところでは「鬱陶しいなあ」ですむのですが、岩手の被災地はどうなっているでしょうか?
 救助作業も雨のために大変になっているのでしょう。
 土砂崩れダムの決壊も不安です。
 昨日も、お一方の遺体が見つかったということで、亡くなられた方はこれで11人。未だに不明の方も11人おられるようです。
 ご家族を亡くされた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさんにお見舞い申し上げます。



 さて、今朝の「朝日」山口版の記事。

滑走路運用延長米軍が市に通告 今夜11時から1時間
                          「朝日新聞」6月19日

 岩国市は18日、米軍岩国基地から午後11時までと定めた滑走路の運用時間を19日に1時間延長すると連絡があったと発表した。市は運用時間内での使用を要請したが、聞き入れられなかったという。
 市基地対策課によると、18日夕に「飛行機1機の離陸のために19日の滑走路運用時間を20日午前0時まで延長する」と電話で通告があった。基地側は午前0時以降の離陸も示唆したという。
 市は時間内での運用を求めたが、米側は「運用上やむを得ない理由なので理解してほしい」と説明。機種や具体的な理由は「詳細はお知らせできない」との回答だったという。




 在日米軍基地のほどんどが滑走路の運用時間は午後10時となっています。これもどうかとは思うのですが、岩国基地はさらにそれより遅い11時です。

 市の対応にも「米軍が言うんじゃしょうがない」という様子がありありの記事です。

 なぜ米軍基地に滑走路の運用時間を定めているのか。言うまでもなく、騒音から住民の暮らしを守るためです。
 米軍の物言いに、「運用時間を守らねばならない」という気配はまったく感じられません。なんせ、理由についても「詳細はお知らせできない」の一言なわけですから。
 まさに、「植民地の住民のことなど忖度している暇はない。一応、運用時間を決めてやってはいるが、必要な時にはそんなのカンケーネー」という支配者の論理です。



 先日は、「中国新聞」に次のような記事がのっていました。


滑走路使用で日米協議要請へ
                        「中国新聞」6月11日

 岩国市は10日、米海兵隊岩国基地に対して「日米岩国協議会」の開催を申し入れ、現在は午後11時までの滑走路の運用時間を短縮し、同10時までとすることを求める考えを明らかにした。滑走路の運用時間順守を米軍に要請するように求めた市民団体の「安保廃棄・岩国基地撤去岩国地域実行委員会」に大伴国泰副市長が答えた。
 実行委の米重政彦代表ら10人が市役所を訪問。「運用時間順守を米軍に要請してほしい」などと申し入れた。対応した大伴副市長は「米軍に運用時間の順守をあらためて要請したい」とした上で「他市では午後10時が通例。できるだけ早い時期に協議会を開き協議したい」と述べた。
 協議会は滑走路の運用時間などを確認する市、米軍、国、山口県でつくる事務連絡機関。1991年5月以降開かれておらず、開催されると17年ぶりとなる。



 「10時までにすることを求める」
 「運用時間遵守をあらためて要請したい」

 ・・・・・・なんとも軽い言葉です。


 度重なる米軍犯罪、様々な米軍の事故。そして、騒音被害。
 米本土ではけっして許されない超低空飛行訓練も、日本では平然とおこなわれています。

 そして、こうした米軍の横暴に毅然とした対応ができない政府、山口県、岩国市。
 こんな政治はもう終わりにしましょうよ。





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2008年5月 9日 (金)

久々の更新――岩国の話題を2つ

 ポチです。
 たいへんご無沙汰をしていて申し訳ありません。
 仕事はなんとか一段落したのですが、疲れ果てて、何をする気力もなく、連休中はただただぐったりとしていました。
 まだ本調子ではないのですが、気がついてみれば、前回の更新からはや2ヶ月近くがたとうとしているじゃないですか!
 しかも、このまったく更新していないブログに多くの方がアクセスしていただいています。とくに多かったのは、衆院山口2区の補欠選挙の投票日前後で、「コイツは、岩国市長選挙のときにあれだけ騒いだんだから、当然、2区の補選でも何か書いているだろう」と思われたに違いありません。申し訳ありません。ひたすら仕事に埋没しておりました。
 反省を込めて更新してみることにします。


 最初に、先月、仕事の現場の近くで撮った写真からどうぞ。

Cimg0142

 そう、土筆です。
 そのかわいらしい姿を発見し、思わず撮りました。



 さて、仕事に追いまくられている間にいろんなことがおこっています。
 さっきも書いたように、衆院山口2区の補欠選挙があり、民主党の平岡さんが圧勝しました。
 その圧勝の大きな要因でもあると思うのですが、後期高齢者医療制度が4月からはじまり、15日には、最初の保険料の天引きがおこなわれました。
 同じく、平岡さん当選の原動力となったガソリン代。4月に下がって、5月から大幅にあがりました。
 女子高生の殺人事件が相次いで暗い気分にもなります。
 それから、「光母子殺人事件」の差し戻し裁判で、“予想通り”というのでしょうか、死刑判決が出ました。これも暗い気分になりました。


 で、今日は、そのなかでも、岩国の話題を二つ書きます。

 岩国では、連休明けに、新築の市庁舎での業務が始まったそうです。訪れた市民からは「明るくて気持ちがいい」などと好評のようです(「朝日」)。
 まあ、新築の市庁舎なんですから、当然だとは思いますが・・・・。

 その市庁舎の補助金問題で、7日、「瀬戸内ネット」の方々が広島にある中国四国防衛局に質問書を提出されました。
 市長が変わったとたんに、市庁舎建設のための補助金を交付したことについて、防衛局の担当者は、「米軍再編という目的の達成に必要と判断した」と答えたそうです。そこで、「瀬戸内ネット」の方が意地悪質問。「福田市長が心変わりするなどして、最終的に岩国市が艦載機受け入れを拒否したら、補助金の返還を求めるのか?」と聞くと、「仮定の話には回答できない」「肯定も否定もしない」と答えたそうです。
 一度、理屈にあわないことをしたら、自己矛盾がどんどん膨らんでいくんでしょうね。
 市長とその取り巻きのたくらみを跳ね返し、世論の力で、何としても艦載機を岩国に来させないことがいよいよ大切になっていると痛感しました。


 もう一つ、岩国のことを。
 基地に隣接する車第三自治会の方々が、米軍住宅の候補にあがっている愛宕山開発地への集団移転を求める要望書を福田市長に提出しました。
 8日の「朝日」山口版によると、高林自治会長らは、福田市長に対し、「移転で米軍機が120機に倍増するため騒音が大幅に増える」「米兵やその家族が増えることにより生活道路がさらに混雑する」などとして、「抜本的解決は集団移転しかない」と求めたそうです。
 これに対し福田市長は、「市が率先して場所を決める段階にはない」としか答えられませんでした。

 福田市長さん、相当困ったんじゃないでしょうか。
 というのは、もともと基地周辺住民を愛宕山に集団移転させるというのは、福田さんが衆院議員時代に「私案」として出したものだったからです。
 だいたい、1軒の家を移転させる費用は1億円くらいかかるそうです。その費用は、当然、市ないし国が負担すべきものです。もちろん、こんな荒唐無稽な案、福田さん自身、そんなことができるなどとは考えもせず、まったく無責任な「私案」として発表したのでしょう。
 しかし、基地周辺住民の方々は、それにすがりつきたいほど深刻に悩み、集団移転の決断をされたわけです。新聞報道によると、この車第三自治会というのは136世帯。自治会総会をおこない、約70世帯の方が参加した総会で集団移転について話し合って、この要望書を提出されたそうです。

 福田市長の対応に対し、高林自治会長は、「提案した本人の言葉としては弱い。今後も実現に向け、市と意見交換したい」と話されたそうです。

 どうやら、墓穴を掘りましたね。福田さん。
 でも、一度口にされたことですので(しかも衆院議員として)、最後まで責任持ってくださいね。



 久々の更新でした。
 また、がんばって更新していきますので、よろしくお願いいたします。





 

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2008年2月14日 (木)

「やむを得ない」の正体は?--「岩国市民の別のひとり」さんのコメントに答えて

 ポチです。
 昨日は朝起きたら、外は真っ白でした。この冬初めて積もった雪でした。昼ごろには消えてしまったけれど・・・。
 みなさんのことろはどうですか?
 雪に慣れていない地域は車の事故とか、渋滞とかで大変になるんですよね。


 体調不良で更新ができなくてすみません。
 実は、昨日・今日と頭が割れるように痛くて仕事を休んでいます。今日は、昨日より少し頭の機嫌もいいようなので更新に挑戦してみます。

 最初に、なぜ頭が痛くなったのかの説明をしておきます。
 前の記事を読んでいる方はご存知だと思うんですが、実は私は頚椎に持病があって、一昨日、3回目のブロック注射をうけました。


 首の後ろを消毒して、

 Dr(女医さんです)「それでは、いきますよ~」

 ここまでは、いつもと同じだったのですが、その後がいつもとヘン。

 Dr「あ!」

 とか言って、どたばたして、えらく時間がかかるのです。首の後ろの方に注射を打つので、どうなっているのか私にわかりません。
 そして、少し薬を入れるたびに、

 Dr「ポチさん、足首は動きますか?」「手にしびれは?」

 などと、これまでは聞かれたことのないことを聞いてくるのです。
 そして、注射が終わった後・・・・

 Dr「ええとですね。針をさしたときに髄液があがってきたんです」

 それって、脊髄に針を刺したってこと?

 Dr「その後、針を刺しかえて、正確なところに薬は入ってるんですが、小さな穴が開いていると思うので、髄液が流れ出すんで、頭痛が4日から1週間くらい続きます。その場合は、鎮痛剤を飲んで安静にしておいてくださいね。命の別状はありませんよ~」

 ゲッ! 命に別状があったら大変だよ。
 注射の後はとくに何でもなく、その日は一日仕事をしたのですが、昨日の朝になって、起きてみると、やはり激しい頭痛でした。
 ということで、昨日、今日と休んでるというわけです。


 実は、もっと面白いことが病院であったので、ぜひとも報告しておきたいのですが、長くなりますので、この次に書きますね。





 さて、今日のテーマは、一つ前の記事「たたかいはこれからだ」に寄せていただいた「岩国市民の別のひとり」さんからコメントに答える形で、岩国市長選挙の結果について考えてみたいと思います。


 最初に、「岩国市民の別のひとり」さんからのコメントを再掲しておきます。

福田さんに投票した一人として発言します。
私は脅されて投票していません。
利権とも何の関係もありません。
ただ、前市長のこれまでの旧郡部政策のひどさから、
福田さんに頼るしかなかったのです。

それを「だまされた」と捉える人も多いでしょう。
しかし、「財政再建」の名の下に、
旧郡部各地で地域の行事が縮小され、
あるいは中止されてきたことから考えても、
その「財政再建」の犠牲となってきた地域に住む者として、
前市長に「どうぞ続けてください」とは言えませんでした。
なぜなら前市長は、合併時の約束を守らず、
旧郡部を「だまして」きたからです。

市庁舎建設費用に関しての道理は前市長にあります。
国の行ってきたことは滅茶苦茶です。
それらの「不正義」に、自民党国会議員として、
福田さんが関わってきたことも知っています。

米軍基地なんていりません。
米軍住宅もいりません。
しかし、住んでいる地域が衰退していくのを見て、
「理念」だけではやっていけない私のような人がいることを、
福田さんへの投票者を「脅された」「だまされた」「利権に汚れた」人間だと批判する人に知ってほしくて、
このような書き込みをしました。

もう一つついでに、
福田さんへの投票を依頼していた人のほとんどは、
前市長への投票を依頼していた人のほとんどと同じく、
岩国の未来を真剣に心配しているのだということも
分かってほしいと思います。
中には高圧的な人もいたかもしれません。
会社の上司からの圧力があった人もいるかもしれません。
しかし多くの人は、迷いながらも福田さんを選んだのです。
それは、今回の選挙で福田さんに投票した人の6割が、
前回の選挙で前市長に投票したということからも
(出口調査の何かに書いてありました)
分かると思います。

私は福田さんを完全に信用してはいません。
ですから、これからの行動を、
やむにやまれず投票した一人として、
しっかり見ていこうと思います。

投稿 岩国市民の別のひとり | 2008年2月12日 (火) 23時36分



 岩国市民の別のひとりさん
 最初に書いた理由により、お返事が遅くなって申し訳ありません。
 前の記事のコメント欄でも書きましたが、まず最初に、あなたのような苦渋の選択をされた方がたくさんいらっしゃることは存じています。福田さんに投票した方みなさんが「利権あさり」のために投票したというふうには考えていません。それで、「たたかいはこれからだ」の記事の中でも、

>市財政を心配し、善意で福田さんに投票した人を含め、これからの岩国市、山口県を考えていかねばなりません

と書きました。
 でも、私の言葉足らずで、そのようにお読みになったのなら、申し訳ないと思っています。これからの岩国市を考えていく上で、あなたのような方のお力がどうしても必要だと思います。


 その上で、あなたのコメントに関していくつか意見を述べさせていただきます。

 まず、最初にお断りしておかなければならないことがあります。
 あなたは、井原さんを押した人たち(当然、この中に私も含みます)が、福田さんに投票した人たちに貼ったレッテルについて、「脅された」「騙された」「利権をあさった」という3つのフレーズをあげていらっしゃいます。
 しかし、この3つは、どうしても同列では論じられないものです。なぜなら、「利権をあさる」人たちによって(だけではないんですが、話がややこしくなるのでここではそういうことにしておきます)、市民は「脅され」「騙され」たからです。ですから、「利権をあさる」特殊な立場の人と「脅され」「騙された」普通の有権者は、まったく別次元で扱われなければなりません。
 そして、あなたの論旨は、普通の有権者の立場に立ったものだと思いますので、この記事では、「脅され」「騙され」という点を中心に書きます。「利権をあさった」問題を捨象して書いている部分があるのは、そういうことだと理解してください。

 もう一つ、お断りしておきたいのは、「脅された」という言葉についてです。
 あなたがどういうイメージを持ってこの言葉を使われたかはよくわかりませんが、私がここで使う場合、「脅され」というのは、「面と向かって恫喝されて」ということだけではもちろんありません。「福田さんが市長にならないと第二の夕張になって、市財政が破たする」あるいは「市民税もあがって生活が大変になる」などというのも立派な「脅し」です。そういうものとして使っていますので、ご理解ください。


 さて、やっと本題です。

 あなたは、福田さんに投票された方のほとんどが、岩国の未来を真剣に考えた結果だと書かれました。「ほとんど」かどうかはともかく、そうした方が数多くおられたのであろうことを否定するつもりはまったくありません。
 しかし、そのことは、あなたが言うように、福田さんに投票された方々が脅されたのでも、騙されたのでもないという論証には決してなりません。「脅され」た結果、「騙された」内容で「岩国の未来を真剣に考えて」福田さんに投票する可能性もあるからです。というより、多くの福田さんに投票された方はそうだったのではないかと思っています。
 それは、あなた自身が、

>それを「だまされた」と捉える人も多いでしょう

と書いているとおりです。
 

 このことを考える上で大切だと思うのは、今回の市長選挙の争点はなんだったのかという点です。
 やはり、唯一、そして絶対的な争点は、艦載機移転を容認するのか、拒否するのか、ということだったと思います。それは、市長選に至る経過からも明らかです。暮らしや福祉や子育てや他のどの問題が議論されたわけでもなく、「艦載機移転容認」を迫る勢力から、その一点で担がれた候補者が福田さんでした。

 しかし、あなたも言われているように、かならずしも有権者はそのことを判断基準にはしませんでした。なぜでしょうか?

 共同通信が10日におこなった出口調査では、
 艦載機移転反対 41.0%
        容認 17.2%
 やむを得ない   36.8%

という結果でした。容認の方は反対の方の半分足らずにすぎませんでした。しかし、僅差とはいえ、福田さんが勝利しました。
 問題は、この「やむを得ない」という方々です。「やむを得ない」という方が艦載機移転に消極的ながら反対の立場であることは明らかです。そして、福田さんに投票した方の7割以上は、この「やむを得ない」層だったそうです。たぶん、あなたも、ここに入るのではないでしょうか。

 唯一、絶対であったはずの争点が見事にずらされている姿がここにあります。

 では、何が「やむを得なかった」のでしょうか?
 暮らしでしょうか、福祉でしょうか、仕事でしょうか?
 井原さんの主張と福田さんの主張のどこに「やむを得ない」とするほどの違いがあったでしょうか。
 正直に言って、ほとんどの違いはありませんでした。
 福田さん陣営が一生懸命主張し続けていた「市財政の深刻さ」だって、福田さんが市長になったら、市の財政が突如として改善するなどということはありえません。同じ額の借金を背負った財政運営をおこなわなければならないのです。

 もし、違うところがあったとすれば、それは10年間で134億円とも言われている「再編交付金」の存在です。もし、井原さんが当選し、艦載機移転を拒否し続ければ再編交付金はなかったかもしれません。そして、福田さんが市長になれば確実にこのお金は交付されるでしょう。
 しかし、これとて、年平均にして13億円、年間450億円の一般会計予算をもつ岩国市にとってみれば、けっして大きいとは言えない額(少ないとは言いませんが)にすぎません。福田さんが掲げた公約を考えれば、余りに少ない額だという言い方もできます。選挙中、福田さんが「5千億、1兆円の補助金を国から引き出す」と言ったといううわさを聞きましたが、そこまでいかなくても、福田さんの公約をすべて実現するには、少なくとも数百億円から1千億円程度の資金が新たに必要になるでしょう。そして、そんなことは荒唐無稽な話です。
 逆に、10年か経過し、補助金がなくなったとき、岩国市は塗炭の苦しみを味わうことになります。こんな交付金は、麻薬のようなもので、切れたときに大きな困難がやってきます。そして、交付金の魅惑にとりつかれて、交付金欲しさに際限がなくなってしまうのです。つまり、次の「基地強化策」を積極的に推し進めようとし始めることにもなりかねません。
 このことは、原子力発電所を立地した自治体で立証済みです。原発立地自治体には電源三法交付金(という名前だったと思うのですが、不正確だったらすみません)が支給されます。その交付期限が切れそうになるたびに、「どうか2号炉、3号炉の建設を」との要望が起き、そして、次々に増設されていっています。
 一度膨らんでしまった予算規模を縮小するには、さまざまな施策を打ち切らねばなりません。それには、莫大な労力と苦しみ、痛みをともないます。そんなことをするより、さらなる補助金を得られるほうがよいというわけです。

 そして、その13億円も、福田さんにむらがる利権集団によって、あっという間に食い尽くされていくでしょう。市の職員の中からも、「市役所の中を利権屋が大手を振って歩き出すのが不安だ」という声があがっているそうです。


 あなたの言う旧郡部に対する施策についてはどうでしょうか?
 これも同じことが言えます。
 あなたは、井原さんが合併の約束を破って、「財政再建」の名のもとに旧郡部の施策を縮小してきたと主張します。
 あなたが井原さんに怒りを覚えるのは当然のことです。
 しかし、それは、井原さんが市長だったからそうなったというものではなく、誰が市長であってもそうなったでしょう。
 そして、福田さんが市長になっても同じことです。
 なぜなら、地方行革の推進、それが唯一の市町村合併の目的だからです。宇部市に合併された旧楠町の友人、小野田市に合併され山陽小野田市となった旧山陽町の知人、そして、萩市に合併された旧須佐町の友人、誰もがあなたと同じ思いをもっていました。合併すれば、必然的にそうなるのです。
 ですから、私は、市町村合併には絶対に反対です。



 以上のことから言えるのは、艦載機移転問題以外に井原さんと福田さんに大きな違いはない、少なくとも「やむを得ない」という気持ちを抱くほどの違いはないということではないでしょうか。
 にもかかわらず、「やむを得ない」となったのは、この最大の争点であった「艦載機移転問題」を争点からそらし、この問題を後景に追いやろうとする明確な意図を持った福田さんとその陣営が振りまいた事実に基づかない情報です。
 福田さんが市長になれば、暮らしがよくなる、福祉もよくなる、旧郡部への施策も改善される、そして、市財政も建て直せるという事実誤認です。
 福田さんが振りまいたのは、まったくの幻想でした。その幻想が生み出した「やむを得ず」の選択だったのではないでしょうか。
 私たちは、そうした幻想を生み出す手法について、「脅し」「騙し」と表現したのです。



 私は、艦載機移転反対の一点で、井原さんを応援しました(たいしたことはできていませんが)。この一点でいう限り、井原さんの信念はすさまじいものがありました。それは、私の想像を超えるものでした。心からたいしたものだと思いました。
 しかし、誤解を恐れずに言えば、井原さんも福田さんも基本的には、自民党の流れをくむ保守的な政治家です。能力のあるなし、金にきれいか汚いかなどの違いがあるのかもしれませんが、それらの違いも、保守的政治家という大きな枠組みの中では、根本的な違いではありません。ですから、過去の井原市政のなかには住民にとってひどい施策もあったと思います。合併もその一つです。
 繰り返しになりますが、だからこそ、市長選挙の唯一、絶対の争点は「艦載機移転問題」だったのです。
 前々回の記事「岩国の三日間」にも、井原陣営のビラを引用して、

 厚木は50年苦しんできました。これからの50年が問われる選択です

と書きました。そうです。
 今度の市長選挙は、厚木の苦しんだ50年を岩国が味わうのかどうか、それこそが問われていたのです。
 雑音に惑わされず、この一点で選択されていれば・・・と心から思っています。






 文章が下手で、自分の言いたいことを十分に言いあらわしたとはなかなか思えません。もっとわかりやすい言い方があったのではないかと今も思っていますが、長くなりましたので、これで終わります。
 最初にも言いましたように、これからの岩国市にとって、あなたのような存在がとても大事だと思います。

>これからの(福田さんの)行動を、やむにやまれず投票した一人として、しっかり見ていこうと思います

という思いを大切にして、市政をみていってください。よろしくお願いします。



 頭痛がひどくなってきました。
 それでは、また。






 

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2008年2月10日 (日)

たたかいはこれからだ!

 ポチです。
 岩国市長選挙は、先ほど、福田さんの当確が出ました。
 一抹の不安が現実のものになりました。
 残念です。

 開票率 86.18%
  福田良彦 当確 40000
  井原勝介     40000



 権力と金力を持つ者の力を見せ付けられた思いです。
 言葉もありません。
 最終的な結果が出た後で、なぜこうした結果になったのか深く考えてみようと思っています。


 ただ、これだけは言えます。

 たたかいはこれからです。

 「市民の暮らしを守る」「国の言いなりにならない」と言った福田さんを岩国市民、山口県民が監視し、追求していくことが大切だと思います。
 けっして住民不信に陥ることなく、市財政を心配し、善意で福田さんに投票した人を含め、これからの岩国市、山口県を考えていかねばなりません。
 悪いのは有権者ではなく、嘘で塗り固められた言動に終始した福田陣営にこそあるのですから。

 たたかいに紆余曲折はつきものです。
 悔しい思いをこらえて、明日からまたがんばっていきましょう!



(追記)
 開票が終了しました。
  福田良彦 当選 47081
  井原勝介     45299
 

 その差、わずか1800票足らずでした・・・・。
 無念。





 

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2008年2月 9日 (土)

岩国の三日間

 ポチです。
 寒さはドンドン増しているようです。
 お変わりありませんでしょうか?
 

 夕方、後ろ髪を引かれる思いで、岩国から戻ってきました。
 2日間の予定が3日間になってしまいました。
 「土日月と出勤して仕事をしますから、2日間休みます」と言って岩国に行ったのに、本当に首にならないか心配です。


 というような個人的な話はさておいて、岩国の話です。

 最初に目がいったのは、やはり新市庁舎でした。

Cimg0001

 まもなく完成、という状況ですね。
 井原さんのクビをかけた訴えが容認派を動かし、ほぼ建設費の手当てもついて、市民の暮らしに大きなしわ寄せがされるということはなくなりました。


 さて、街の様子です。
 選挙も最終盤だったので、街の雰囲気は異様な状況でした。
 一方では、井原さんの陣営が街の辻々で黄色を旗印に立っています。当然、拡声器は使えませんので、メガホンです。
 こんな感じです。

Cimg0005

 もう、街のそこら中でこんな風景が見られます。
 一方、福田さん陣営も負けていません。白いジャンパーに、白地に青い字で書かれたのぼりをもって、これも街のあちこちに立っています。

 市内を車で走っているときに、井原さんの確認団体の宣伝カーに会いましたので、車の中から一枚。ただし、アンプの出力が小さいのか、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。

Cimg0003

 岩国駅前で街頭演説をしている井原さんを発見して、急いで車を走らせたのですが、間に合わず、演説が終わって、候補者カーが出発するところをやっと一枚撮ることができました。

Cimg0010

 車の中で手を振っておられるのが井原さんです。


 3日間、昔の知り合いを訪ねたり、電話をかけたりしました。
 やってみた感想は、福田さんの陣営のデマ宣伝がけっこう行き渡っているなあ、ということです。
 たとえば、こんな感じ。
 知人「井原さんじゃったら、市の財政は破たんするんじゃろうが」
 ポチ「借金が1000億円ちゅうやつじゃろうが。おまえ、知っちょるか?宇部市の借金は1200億円あるんぞ。県内でも岩国の借金は少ない方じゃ」
 知人「何ッ、宇部市が1200億円?ホントかそれ」

 あるいは、こんな感じ。

 友人「県市民税があげられちゃあ、たまらん」
 ポチ「おうおう、福田さんの陣営が言ってるやつな。おまえ、県市民税って県や市が税額決めると思っちょるじゃろうが?」
 友人「違うんか?」
 ポチ「当たり前じゃ。この間、住民税上がったろうが。ありゃ、福田さんの自公政権が上たんじゃんないか。もう忘れたんか」
 友人「そういや、そうじゃなあ」

 それから、市庁舎の建設費についても、まだ手当てがついていないと思っている方も一人ですがおられました。



 それから、福田さんの個人演説会ものぞいてみました。

Cimg0008

 川下地区(基地のあるところです)の一つの自治会の会館で開かれたものです。
 背景が青いので、野外でやったと勘違いされる方がおられるかもしれませんが、これがバックに青い紙が貼ってあるだけです。
 村川さんという元助役と池本さんという元水道局長さんが前座をつとめていらっしゃいました。
 市の財政が大変だ、破たんだという話をされていました。ただし、さすが行政のプロ。以前、紹介したビラのような荒唐無稽な話ではなく、数字もあげてリアルな話をされていました。
 しかし、彼らの話には致命的な弱点が2つあったように思います。

 一つは、財政悪化の責任がすべて井原市政の9年間にあると描くことです。
 愛宕山開発の負担など、井原さんに何の責任もありませんが、それらもすべて井原さんのせいにされていました。ここを突っ込まれると一言も反論できないのではないでしょうか。

 もう一つは、その財政悪化を井原さんでは立て直せず、福田さんなら立て直せるという論拠が曖昧模糊としていたことです。
 財政が大変だ大変だと、この世の終わりだと言わんばかりの一方で、福田さんさえ市長にあれば安泰だというのも変な話ですよね。
 しかも、福田さんは、緊縮財政とるというのかと思えば、アレもやりますコレもやりますのオンパレードです。この世の終わりの市財政はどこに行ったの?って感じです。
 そこで、持ち出すのが、「国、県との信頼関係」ってやつです。
 国、県と信頼関係のある福田さんなら助けてもらえるが、信頼関係のない井原さんだと助けてもらえない、という図式です。
 市庁舎問題を市民に連想させる手ですね。
 ちょっとだけ説得力があるように思いますが、これは福田さんの墓穴です。
 だって、「国や県に助けてもらわなければ市財政は立て直せない」というわけですから、言い換えればこれは「国、県の言いなりになる」ということに他なりません。彼の「国の言いなりにはなりません」という公約がいかにいい加減なものかが浮き彫りになってきます。
 しかも、国や県もそんなに甘いものではありません。「釣った魚に餌はやらない」ではないですが、自分の言いなりになるものにアメはけっして必要ありません。逆に弱みに付け込んで、どんどん理不尽なことを押し付けてくるだけでしょう。

 この点で、井原さんは、政府と正面から対決し、「福田首相と直談判する」と訴えられていますが、これこそが真の問題解決の道です。
 福田さんの言う「現実的な対応」で、「お願いする」という立場では、けっして補助金問題も基地被害の問題も解決はしないでしょう。

 しかも、福田さんにまぶれついて応援している人たちは、基本的にすべて利権をあてにしている人たちです。万が一、福田さんが勝てば、利権を求めていっせいに動き出すでしょう。そのときこそ、岩国市の財政の破たんが始まります。「第二の夕張」への道を本当に歩き始めることになるでしょう。



 さて、今日は、午前10時から、市内の公園で井原さんの集会がありました。
 ざっと見渡して1000人くらいでしょうか。雨の中でしたが集まってこられました。
 集会には、井原さんのほか、応援に駆けつけておられる川田龍平さん、上原公子さん、森田実さんが訴えられました。

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 川田さんは、「岩国市民は幸せです。利権を拒否し、国言いなりを拒否する井原さんがいて、今こういうたたかいができるから。全国でも数少ない政治家である井原さんを支えてほしい」と呼びかけられました。

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 上原さんは、自分の住む国立市の隣にある立川基地が一人の村長とそれを支えた人々の力で撤去された砂川闘争の話をされ、「岩国市は、住民投票をおこない利権を拒否しました。利権をあさる一部の人が困ってしまうこんな自治体が増えたら困るのでしょう。今、国は岩国をつぶそうとしています。いま、岩国は、主権者として主権者としてあり続けることができるかどうかの実験場だと思います。最後までがんばりましょう」と呼びかけられました。

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 森田さんは、「井原さんのがんばりに、今、政府の中にも動揺がうまれている。この間の岩国に対する対応について政府として限度を超えたひどさだという声が広がっている。このたたかいは、善悪のたたかいだ。善は井原さんと岩国市民で、悪は守屋とその残党だ。万が一のことがあれば、岩国と岩国市民の永遠の恥だ」と訴えられました。

Cimg0017

 そして、井原さんは、「日に日に負けられないという思いがこみ上げてくる。アメとムチ、圧力に負けるわけにはいかない。利権にまみれた連中に、この岩国を汚されてたまるかという思いだ。基地に過度に依存しなくても、岩国を魅力あるまちにすることはできる。米軍再編の闇と霧を吹き飛ばしたい。みなさんの力があれば必ず国を動かせる。どうか力をもらいたい」と訴えられました。


 みなさんの訴えにすべて納得。いい集会でした。



 さて、長くなりました。
 いよいよ明日が投票日です。
 私自身もできることはやりきったという気持ちです。
 しかし、このたたかいは勝たねばなりません。
 一抹の不安もありますが、岩国市民の良識を信じたいと強く思います。

 

 井原陣営のビラに、月刊現代07年11月号に掲載された守屋前事務次官の手記が引用されていました。

 「赤ちゃんのいる若いお母さんからも電話がかかってきました。寝ていた子が騒音で火のついたように泣き出し、『助けてください、私の赤ちゃんが死んじゃいます』と言われたのを覚えています。今でも耳について忘れられない電話も、女性からのものでした。その人はこう言いました。『きょう父が死にます。最後の夜だけでも静かにさせていただけませんか』と。これはこたえました。私が厚木基地をなんとかしようと本気で思ったのは、そのときです。・・・(中略)・・・なにも艦載機は厚木にいなければならないことはない。そう考えた結果が、岩国移転計画の発端です。
 ・・・当時のジム・ケリー国務次官補が「それはグッド・アイデアだ。ミスター・モリヤ、やってみる価値がある」と言ってくれました。・・・」

 そして、そのビラは、訴えています。

 本当にそのような理由から艦載機移転を考えたのなら、岩国市の赤ちゃんは死んでもいいのか---。そう問いかけたくなります。
 厚木は50年苦しんできました。これからの50年が問われる選択です






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2008年2月 6日 (水)

威風堂々の井原さん 逃げの一手の福田さん

 ポチです。
 岩国市長選挙の投票日まであと3日になりました。
 アメリカの要望に応えるためなら何でもやる。市民の願いなんて無関係だし、地方自治体との約束だって簡単に反故にする。こんな横暴勝手なことを許したら、日本の民主主義と地方自治は壊れてしまいます。
 そんなことは市民は絶対に許しません、という結果を何としても出したいものです。
 明日から、仕事をさぼって、岩国に行ってきます。



 最初に、井原さんが福田さんに呼びかけていた「合同個人演説会」(選挙が告示された後は「公開討論会」はできないそうです。それで井原さんは「合同個人演説会」を呼びかけました)についてです。
 案の定、福田さんは拒否されたそうです。5日付「山口新聞」によると、その理由は、「選挙活動の日程が既にびっしりと予定されており、時間的余裕がない。残念ながら断らざるをえない」そうです。
 さらに福田陣営は、「既に配布したビラなどでマニフェストを知らせており、選挙の争点は各新聞などに掲載され『有権者に周知徹底されていると思う』としている」んだそうです。

 「選挙日程がびっしり」ったって、候補者カーに乗って手を振って回るだけでしょ。いくらでも時間はとれるんじゃないですかね。
 まあ、福田さんの立場からすれば、市民の前で井原さんと対決すれば、自分の嘘が赤裸々になるわけで、逃げるしかないんだろうとは思いますけど。



 今日の「山口新聞」に「候補者に聞く」ということで井原さんのインタビュー記事が出ていましたので、紹介します。
 威風堂々。論旨明快。スカッとします。

岩国市長選 候補者に聞く
民主主義守る戦い/財政は行革で健全化へ/井原勝介氏

                        (2月6日付「山口新聞」)
--立候補の動機は
 米軍再編問題を中心にさまざまな課題について市議会とねじれ、対立関係が生じていた。このままの状態では市政運営が円滑に進まない。重大な問題なので民意を問いたいと辞職したので立候補した。
--米軍再編問題にどう対応するのか
 反対とか、撤回とかの一辺倒ではなく、既に提示してある五つの条件の試験飛行の実施、日米地位協定の見直し、公有水面埋め立て法の手続き、NLPの恒久的基地の明確化、海上自衛隊の岩国残留について、誠意をもってお互いの立場を尊重しながら話し合いをしていきたい。そして市民の安全安心という観点から納得のできる解決策を探していきたい。探すことができれば合意できる。合意をめざしたい。
--厳しい財政をこう克服するのか
 米軍再編を容認しなければ財政が破たんする。逆に受け入れれば何千億円ももらえてバラ色だ。借金も帳消しになるという誤った情報が流れているが、岩国市の財政はそんなに簡単に破たんするものではない。財政問題を米軍再編問題にすりかえてはいけない。財政再建計画に基づいて着実に借金を減らし行政改革を実施していきたい。
--対立候補との違いは
 米軍再編の受け入れ容認と、議論し納得できるまで前に進めないという違いがある。その背景にある政治手法として、私は市民の声を大切にして市民の幸せを図るための民主主義の政治を実現したいし地方自治も守りたい。相手候補は従来型の古い政治手法で市民の利益というよりも一部の利益が優先される古い政治で過度に基地に依存してまちづくりをする古いタイプの政治だ。
--民間空港の取り組みは
 従来から進めてきているが、現状は米軍再編とリンクしている。再編問題と民空再開を取引することはできない。民空再開は再編問題に一定の方向性が見えるまで前に進めない。
--愛宕山地域開発の対応は
 開発を中止し跡地をどう転用するか、いかに有効に活用するかが課題。旧国病(ポチ注=国立岩国病院)の愛宕山移転が大きな問題になっていたが、大枠で決まった。きちんと協議すれば確実に進む。その他のまちづくり、国への売却についてはこれからで具体的な方向性は出ていない。米軍住宅については取りざたされているが、明確になっているわけではない。国との協議で案が出てくれば住民に意見を聞きながら、岩国市にとっていい方向にいくよう努力したい。現時点では、米軍再編を容認する状況にないので、それに伴う米軍住宅は考えられる状態にない。
--市民に最も訴えたいことは
 争点は米軍再編問題だが、岩国の民主主義と地方自治を守る戦いでもある。米軍再編という岩国の未曾有の困難な局面に直面しているときに、どう対応するかという通常では見られない政治のあり方、進化が問われている。困難なときだからこそ政治が本来の姿に返って市民の幸せ、利益を大切にした政治で困難な局面に立ち向かうべきだ。一部の利益が優先される政治を選ぶのか、私が進めてきた市民を大切にした民主主義を選ぶのか、その選択が問われている。




 この記事の横に、こんな記事も載っていたので紹介しておきます。

福田候補を全面支援/公明県本部が決定
 公明党県本部は五日、岩国市長選への対応について緊急幹事会を開き、福田良彦候補の全面支援を正式に決めた。幹事会には13人が出席し、全員一致で決定した。
 全面支援を決めた理由として、(1)選挙戦は極めて厳しい状況が続いているため、徹底した支援を行う、(2)福田候補の政策は市民生活を重視し福祉、医療、教育、少子化対策など公明党の政策とほぼ一致、(3)岩国基地問題についても、国にしっかり意見でき、対話できるのは福田候補で、岩国市の再生を託す、(4)その上で、深刻な財政問題を解決し、安心安全を取り戻し経済の活性化を実現してほしい-の四点を挙げている。
 福田陣営から正式に支援の依頼がないため、党県本部が自主的に決定した。
 党県本部は全面支援決定を受け、党組織や党支持者、支援団体に福田候補への支援を徹底する方針。
 党本部の先城憲尚幹事長は「党の支持者、支援団体の了解を得た上で福田候補の全面支援を決めた」と話している。




 今もおこなわれているという創価学会員による口コミのデマ宣伝が、より一層本格的になっていくのでしょう。
 また、福田さんは、03年の県議選の時も、共産党現職候補追い落としを目的とする公明党・創価学会の狂気に満ちた支援をうけ、「泡沫候補」扱いから一転して当選した経歴を持つ方です。
 公明党は、一昨年10月の市議選の際は、艦載機移転反対を表明して選挙をたたかい、4人全員が当選しました。それが、昨年あたりから容認に転じてきました。その理由は「世論は変わった」でした。
 多くの学会員の方も、市議選の際、上からの支持というのもあったでしょうが、やはり「艦載機移転に反対してくれる」と思って公明党候補に投票したのではないでしょうか。今一度、当時のことを思い起こし、この選択のとき、判断をしてほしいと思っています。



 マスコミの調査などをみても、「横一線」というのが現実だと思います。
 岩国は、私の母の生まれ故郷です。私も小さいときは岩国で育ちました。知り合いも少なくありません。一人でも多くの人に、自分の思いをぶつけてこようと思っています。

 では、また。







 

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2008年2月 4日 (月)

井原さん陣営の法定ビラ「市民の前で正々堂々ときそいあおう」

 ポチです。
 仕事に追われ、しかも体調不良。
 持病である頚椎がシクシクと痛んでいます。今日は、病院に行って2回目の神経ブロックの注射を打ってもらって仕事をしました。

 Dr(女性)「どうですか?」
 私「1週間前のブロック注射が効いたみたいで、随分楽になりました」
 Dr「それはよかったですね。でも、以前もやったもう一つの神経に直接打つ注射はもっと効くかもしれませんよ」
 私「・・・・・。いえ、当面、今のでいいんじゃないかと思うんですが・・・」
 Dr「(残念そうに)そうですか・・・。じゃあ、いまの注射をしばらくつづけましょうね」
 私「お願いします」

 この神経に直接打つ注射というのが、それはそれは痛いのです。診察室からストレッチャーに乗せられ、透視の部屋に行き、Drが画面を見ながら鎖骨あたりにある神経に直接注射を打つのです。
 Drいわく、「ビリッときたら言ってください」
 私「はい」
 ・・・・・・・・・・・
 私「ギャー!!!! キ、キマシタ」(実際に、体が飛び上がります!)
 Dr「そうですか。それはいいところに針が刺さったんですよ~」
 私「・・・そ、そうですか・・・」
 Dr「それでは薬を入れますよ」
 私「は、はい。・・・・ウ、ウ、ウ、ウ・・・・」(薬が入るときも痛いんですよ)

 という経験を持つ私は、必死になって拒否したのですが、どうもDrはこの注射をやりたいみたいです。

 Dr「ポチさん。なかなか治らないみたいですね。やはりこの注射をやりましょう」

と言われる前になんとか治さなければ・・・・。








 と、どうでもいい話はこれくらいにして、岩国の話です。

 岩国の友人が、これみよがしに、井原さんの出陣式の時の写真と昨日から配布している井原さんの確認団体が出している法定ビラをメールで送ってきました。
 送ってきたメールには、

 「おまえ、宇部なんかで何しちょるん?はよ来んかい」

とありました。悔しい・・・・。岩国に仕事をつくるのが難しければ、仕事をさぼるしかないか・・・。



 ということは、さておいて、送ってきた写真とビラを紹介しておきます。

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                法定ビラ(表)

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                 法定ビラ(裏)

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 素人の私が言うのも何ですが、住民の声を前面に出して、艦載機移転問題の本質を突き、相手陣営のデマ宣伝にもかみ合ったわかりやすいビラだと思います。
 とくに、裏面の「市民の前で正々堂々と主張・政策をきそいあう『公開討論会』をよびかけます」というところがいいと思います。
 福田さんの陣営が恥ずかしくて市民の前に出られなくなるまで、この内容で、どんどん攻めていくことが大切なのではないでしょうか。



 よしッ、決めた。
 2日くらい、仕事を休んで、岩国に行くことにしよう!
 友人ばかりにいい思いはさせられないゾ!
 どうか、クビになりませんように・・・・。





 

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2008年2月 2日 (土)

天に唾する福田良彦さん

 ポチです。
 寒さが一段と厳しくなってきました。今日は、雨が寒さに追い討ちをかけています。みなさん、お変わりありませんでしょうか。


 また、更新が滞っています。大阪府知事選の結果への感想など、書きかけている記事もたくさんあったのですが、結局、仕事に追われて、完成させられないままボツになってしまいました。
 残念・・・。


 でも、今日は何としても更新しなければならないとの切迫感に迫られて、これを書いています。
 というのも、いよいよ明日が岩国市長選挙の告示日だからです。
 明日は、朝8時半から、市内の長山公園というところで、井原さんの出陣式がおこなわれます。当初は、行くつもりだったのですが、日曜日だというのに仕事が入ってしまいました。11時には萩市にいなければなりません。出陣式が9時半までということだったので、それから萩市に行く手はないかとアレコレ考えましたが、どんなに超法規的なスピードを出しても行けそうにないと判断して、岩国行きはあきらめることにしました。
 これも残念・・・。


 さて、選挙の様相です。
 知り合いの全国紙の記者に聞いてみたところ、「福田には組織があり、その総力戦できているので、勢いがある。五分五分というところだろう」とのことでした。
 福田陣営は、デマ宣伝だけでなく、かなりえげつない組織活動を繰り広げてきているようで、井原さんが開くミニ集会に出ないように地域の住民に圧力をかけてきたりしているそうです。その結果、参加者が1人とか2人とかいうミニ集会も生まれてきており、そんなことが「勢い」の違いになっているのかもしれません。


 しかし、どんなにデマ宣伝を繰り広げても、えげつない活動をおこなっても、事実が住民の前に突きつけられれば、福田陣営の勢いも消し飛んでしまいます。


 岩国市内のボランティア団体など13の市民団体が井原さんと福田さんの公開討論会を両陣営に申し込んだそうです。
 井原さんは即応諾されたようですが、福田さんは断られたそうです。その理由は、「見解の異なるものが討論しても意味がない」だそうです。

 ハア~?

というしかありません。
 見解が異なるから公開で討論し、その内容を有権者のみなさんに聞いていただき、投票の判断材料にしてもらう。それが、いつの時代にも公開討論会の意義ではないでしょうか。「見解が同じだから、討論しても意味がない」というのなら、まだわからなくはないのですが・・・。

 岩国の友人によると、2年前の市長選挙の時は、青年会議所(JC)が主催して、公開討論会をおこなったそうです。井原さんと味村さんという容認派の候補の討論だったのですが、まったく勝負にならず、味村さんは形無しだったそうです。
 それに懲りた上に、今回の候補者の福田さんは、味村さん以上に話すべき中身を持たない人ので、「どうせやっても恥をかくだけ」ということで、JCははじめから計画すらしなかったようです。
 それで、13団体が呼びかけたのですが、やっぱり拒否、というのが経過だそうです。

 ようするに、正々堂々と政策や主張で対決することはできず、コソコソと薄汚いデマ宣伝
しかできない候補者であり、陣営だということです。


 いかに薄汚いかは、TBをいただいた↓なごなぐさんのところでご覧ください。

  http://miyagi.no-blog.jp/nago/2008/02/post_d21c.html#more



 福田さんの主張の中心が、

 「財政破綻で第二の夕張になる」
 「井原は9年間なにもしなかった。失われた9年だ」
 「自分が市長になったら1兆円国に出させる」

という、素人でもわかるでたらめなので、これでは到底井原さんと市民の前で討論することはできないでしょう。

 「第二の夕張になる」問題は、以前にも書きましたが、そもそも地方財政の深刻化の一番の責任は国にあります。
 福田さんは、衆院の総務委員会の委員だったそうですが、その総務委員会で地方行革を推進し、補助金カットや交付税削減など、地方財政悪化をすすめてきた張本人の一人が福田さん自身じゃないですか。
 また、「失われた9年間」とはよく言ったものです。
 そもそも、福田さんは、その「9年間」のうちの最初の4年間は岩国市議でした。そして、井原市長の与党議員として、井原さんの提案のすべてに賛成してきたそうではないですか。
 ということは、もし本当に「失われた9年」なのだったら、福田さん自身もそれに手を貸してきたということじゃないですか。

 まさに「天に唾する」とはこのことです。
 福田さんの顔は、ご自分の唾でベチョベチョなんじゃないでしょうか。



 先ほど、岩国にいる友人から電話がありました。今日午後2時から、「岩国は負けない市民集会」がおこなわれたのですが、市民会館の大ホールに超満員の2200人が詰め掛けたそうです。
 友人いわく、「感動した。こんなに感動したことは今までにない。井原さんが『アメリカの思うがままにはさせない』といわれた時は涙が出た。あのシャイで、人にものを頼むのが苦手だと言われている井原さんが、『今日ここに来ている人が10票、20票、100票と広げてください』と必死になって訴えていた。よ~し、やるぞ~ッ!」。

 ああ、羨ましい。私も行きたかった・・・。




 今夜は雪になりそうです。
 それでは、また。







 

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2008年1月20日 (日)

移転容認派の「騙し」の戦術

 ポチです。
 「この暑い冬は何だ」と思っていたら、いつの間にか寒い冬になっていました。インフルエンザもはやっているそうですが、みなさん、お変わりありませんでしょうか?


 出張で留守にしておりました。
 帰ってきたら、出張中にたまっていた仕事でてんてこ舞い。
 コメントやTBをいただいていたみなさん、ご返事が遅れて申し訳ありませんでした。

 一昨日は、国会で福田さんの施政方針演説がありました。
 ひどい演説でしたね。
 つっこみどころはいっぱいなのですが、とくにあきれ返ったのは、ガソリン税の暫定税率の継続問題を環境問題のために重要だと言ったことです。ガソリンが高いと国民が車に乗らないようになり、その分だけ環境にやさしいということなのでしょう。
 冗談でしょう、という感じですね。
 もちろん、とくに必要もないのに車に乗ることもあるでしょう。行楽に車を使うこともあります。しかし、多くの場合、国民は「生きていくため」に車を使っています。車がなければ生きていけない(自家用車に限らず)人がたくさんいるのです。「環境のために車を使うな」というのであれば、それの代替措置が必要です。それもなしに、安直に、「ガソリン税の暫定税率は環境問題だ」とは開いた口がふさがりません。
 しかも、福田さんは、その暫定税率で得た税収を何に使うのかを言わなければなりません。
 道路をつくるんでしょ?車が走る。
 税金を高くするのは、環境を重視して車が走りにくくするためだ、と言いながら、その税金で車が走る道路を一生懸命つくる。しかも、生活道路ではなく、高規格道路や高速道路ばかり・・・。
 自分が何をおっしゃっているのかがわかっておられるのでしょうか。



 さて、岩国です。
 福田さん・・・、また福田さんですね。わかりにくい・・・。
 ええと、艦載機移転容認派に担がれて岩国市長選挙に出る福田良彦衆院議員です。その福田さんの戦術が明らかになってきているようです。
 下は、16日付の「朝日」山口版の「出直し選へ 変わりゆくイワクニ 一騎打ちの構図鮮明」という記事のうち、福田さんについて書かれた部分です。

 「基地問題も大事だが、もっと大事な問題が岩国にはある。それは財政問題なんです」
 15日午前、旧玖珂町の玖珂北部コミュニティセンターでミニ集会を開いた福田氏は、集まった80人ほどの支持者を前に、そう訴えかけた。
 「市財政の再生」を公約に掲げる福田氏は「やるべき課題はたくさんあるが、岩国は全く財源がない。皆さん方の福祉も滞っている。今こそ国、県としっかり交渉しなければいけない」と力説。「私はそういったパイプを持っている。フルに活用して地域の皆さんに活力のある岩国市政を取り戻したい」と訴える。
 市が20年かけて進める方針の小中学校の耐震整備には「5年間で整備する計画、予算の裏づけ、構想をしっかり持っている」と自信を示した。
 焦点の移転問題については、騒音を減らす防音工事の対象拡大や飛行時間帯の短縮などを、国と具体的に協議する必要性を強調。「私は決して国の言いなりになるつもりはないし、岩国市の言いたいことはすべて直接もの申す」と力を込めた。
 福田氏には、地元経済界や地元選出の自民県議、容認派市議らが全権的な支援に回る。11日夜に市民会館で開いた集会には約1400人を集め、地元出身の漫画家弘兼憲史さんの応援メッセージも読み上げられた。
 支援の市議は11日から宣伝カーに乗り込み旧岩国市を中心に「容認を前提に国と協議しないと岩国には未来がない」などと訴えている。
 陣営は17日午前10時から市民会館で女性を対象にした集会を予定。19日には午後2時から連合後援会の事務所開き、午後6時から後援会の新春の集いを市内のホテルで開く予定だ。


 つまり、まず第一に、岩国市の財政悪化を過大に描くということです。
 それは、以下のビラをみても明らかでしょう。「岩国の明るい未来を創る会女性部会」というところのビラのようです。

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 岩国の財政がどれだけ大変だというのでしょうか。
 岩国市の借金は1千億円だそうです。
 私が調べた岩国市の一般会計の地方債残高(借金)は、800億円くらいでしたが、たぶん、1千億円というのは、下水道事業などの特別会計を含めた金額なのでしょう。

 私に言わせれば、「1千億円?それがどうかしましたか?」です。

 岩国市の一般会計の年間予算は450億円程度だと思いますが、このくらいの予算の自治体が1千億円程度の借金をもっているのは、今の日本では当たり前のことです。
 この程度の借金で、「大変だ~」などと言っていたら笑われます。
 ちなみに、私の住む宇部市は、一般会計の年間予算は、約580億円。一般会計の地方債残高は800億円。特別会計も含めた借金は1200億円です。ほぼ同じような状況ではないでしょうか。しかし、宇部市の中で「第二の夕張になる」だとか、「これでは市民の命の安全が守れない」だとか言い出す人は誰もいません。

 誤解のないように言っておきますが、1千億円の借金がいいことだと言っているわけではありません。明らかによくないことです。解消するよう努力が求められることは当然のことです。
 言いたいのは、岩国市が全国の他の普通の自治体と比べて特別に大変な財政状況になると描くのは、とんでもない大嘘だということです。
 市民の多くの方が知らないのをいいことに、こんな宣伝をするなど、とんでもない話です。

 しかも、重大なのは、この借金がなぜ生まれたのか、ということです。
 あたかも、井原さんの失政のせいで生まれたかのように描いていますが、冗談ではありません。
 普通、「市の借金が大変だ」ということを有権者に理解してもらおうという場合、効果的なのは、周囲の自治体と借金の額を比較することです。しかし、「岩国の明るい未来を創る会」はじめ、容認派の方々は、いっさいそういうことはしません。
 なぜ、しないのかは、さっきも言ったように、どこも同じような借金をかかえているからなのですが、同時に、そのことは、借金が井原さんの失政の結果ではないということをはっきりと証明してしまうことにもなるからです。
 そして、責任を所在を明確に示してしまうことになります。
 そうです。日本全国どこでも同じような借金を背負っているということは、政府と福田さん自身が所属している自民党に責任があるからです。
 アメリカの要望に唯々諾々と応じ、無駄な大型事業を、国自身はもちろん、地方にも次々におこなわせ、莫大な借金をどんどんさせていった結果ではないですか。
 それに従っていった地方自治体の責任も免れないとは思いますが、その根本には国の責任があり、自民党政治の責任があることは明らかです。

 つまり、まとめれば、こうです。
(1)岩国市の借金は、重大だが、特別にたいへんな状況にはない
(2)しかも、その借金の責任は井原さんにではなく、どちらかというと福田良彦さんにある



 福田さん陣営の戦術の第二は、住民の願いにこたえるポーズをとることです。

 新聞記事にあったように、学校改修を20年ではなく5年でやるというのは、その典型例ではないでしょうか。
 先ほどと同じく「女性部会」のビラにこんなのもありましたが、これを読んでも、この戦術がよくわかります。

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 岩国市の知人から聞いた話ですと、福田さんは、「私が市長になったら、8千億円から1兆円のお金を国から引き出せる」と言って回られているそうです。

 8千億円? 1兆円?・・・・

 事実かどうか不明ですが、もし本当に言われているのだとすれば、とんでもない大法螺吹きです。「うそは大きいほうが信用される」というヒットラーばりの嘘つきだということでしょう。
 大嘘つきの約束など信用しないほうが賢明でしょう。

 しかも、教育予算を大幅に削減し、医療圧縮のために「年寄りは死ね」とばかりに「後期高齢者医療制度」をおこなおうとしているのが、福田さんが衆院議員を務めておられる自民党です。福田さん自身が、福祉や医療の破壊、暮らしと地域経済の崩壊、貧困と格差を生み出した張本人の一人ではないですか。
 どうして、福田さんにここに書かれてある公約の実現を期待することができるでしょうか?



 第三の戦術は、前にも書きましたが、例によって「国の言いなりになるつもりはない」ということを主張し続けることです。

 しかし、福田さんは、曲がりなりにも国会議員です。
 あまりにも理不尽な補助金カットで岩国市と市民が危機的状況に瀕しているときに、何か行動をおこされたでしょうか?
 何かをしたという話は聞こえてきません。
 住民投票についても「残念に思う」というコメントを出しておられるようです。
 明らかに、福田さんの行動の指針は、「住民よりも国」です。こんな行動を取られてきた方が「国の言いなりになるつもりはない」という場合、その裏側からしっかりと見ていく必要があると思います。



 さて、福田さん陣営の戦術について、3つの点から見てきましたが、ようするに、「市民騙し」です。
 岩国市の多くの有権者の方に、しっかりと事実を伝え、有権者を馬鹿にしている「騙し」を打ち破っていってほしいと心から願っています。






 

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2008年1月 8日 (火)

「自主投票」でいいのでしょうか?

 ポチです。
 4日から仕事が始まっていますが、どうも本調子になれません。
 同じことをやっても、普段の二倍くらいの時間がかかり、こんなことでは、仕事はたまっていく一方です。早く元のペースに戻さねば・・・・。


 今朝の「朝日新聞」山口版に次のような記事が出ていました。

岩国市長選 民主は自主投票に
 県出身の民主党国会議員が7日、県庁で年等記者会見を行った。来月行われる岩国市の出直し市長選への対応について、党県連として自主投票とする方針を示した。
 同市長選には前市長の井原勝介氏(57)と、山口2区選出の自民党衆院議員福田良彦氏(37)が立候補を表明している。
 民主党県連代表の平岡秀夫衆院議員は「両方とも政党の推薦や支持は受けないと承知しており、そういうことであれば推薦を出すことはない。自主投票という位置づけ」と話した。その上で「個人として」と前置きし、「国が地方に約束したことは国は守るべきだ。こういうことをきちっと言える人でなければならない」と語った。
 平岡氏は、福田氏が衆院議員を辞職した後に行われる見通しとなった山口2区補選に、比例区からくら替え立候補する意向を表明している。このことについては「与党の議席を民主党の議席にかえていくことに全力を挙げたい」と述べた。
 次期衆院選に向けては、同党候補者が決まっていない山口4区も「あきらめたわけではない、擁立できるように努力していきたい」と話した。
 また、藤谷光信参院議員は岩国市長選について「(立候補予定者の)片方は自民現職の国会議員で、政策的に相容れないようなところがある」と述べた。

 この記事を読んで不安を感じたのは私だけでしょうか?
 「政党からの推薦や支持を受けない」というのは、井原さんの意思です。そして、その意思は当然のことです。これまでの市長選挙でも井原さんは同様の立場をとられてきましたし、とくに今回の市長選挙は、「民主主義と地方自治」を守るのかどうかが問われる選挙であり、自民党支持の方も含めて「こんな住民のことを無視した理不尽なことを許していいのか」という有権者の意思をすべて集める選挙にしなければならないからです。

 ですが、ここで問題は、井原さんの意思ではなく、民主党の意思です。なぜ「民主党は、井原さん当選のために全力を挙げます」「民主党を、そして私を支持してこられた方は、みなさん、井原さんに投票してください」とは言えないのでしょうか。
 「自主投票」というのは、普通の日本語としては、民主党支持の方に「どうぞ、あなたがいいと思われる方に投票してください」と呼びかけることです。政治家独特の用語として別の意味があるのかもしれませんが、私のような普通の日本人には理解できません。

 平岡さんは、「個人的意見」として、「地方に約束したことは国は守るべきだ」といえる人をと話し、これで「個人的には井原支持だ」と伝えようとしたのかもしれません。
 しかし、次の時事通信の記事をご覧ください。福田さんでさえ、「国の言いなりになるつもりはない」といっているのです。

福田衆院議員が岩国市長選に出馬=米艦載機移転問題が争点に-山口
                       1月5日11時54分 時事通信
 在日米軍再編による岩国基地への空母艦載機移転に反対する井原勝介前市長(57)の辞職に伴う山口県岩国市の出直し市長選(2月10日投開票)で、自民党の福田良彦衆院議員(37)=山口2区=は5日午前、同市内で記者会見し、無所属での立候補を表明した。移転容認派の保守系市議・県議や地元経済界代表らから出馬を要請されていた。
 同市長選には井原前市長が無所属での出馬を表明しており、艦載機移転の是非を最大の争点として、事実上の一騎打ちになる可能性が高い。
 福田氏は会見で、米軍再編について「協力はするが、国のいいなりになるつもりはない」として条件交渉する考えを示した。また、「市民党の立場で臨みたい」とし、政党の推薦や支持は要請しないとした。

 もちろん、彼の「国の言いなりになるつもりはない」という言葉に一片の真実もないことは明らかです。これまでの経過や背景、そして福田さんを押す方々の言動をみても、「国の言いなりになる」市政をつくるために立候補される方だということは明白だからです。
 しかし、彼は今後も「国の言いなりになるつもりはない」と主張し続けるでしょう。そうでなければ、とてもじゃないけど有権者に納得はされないからです。
 これまでの容認派のやり方をみても、投票日まで、ウソと欺瞞に満ちた「有権者騙し」の手法がとられることでしょう。
 次の写真をご覧ください。

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 ブログ仲間の岩国市在住のHitoming♪.さんから教えていただいたのですが、このサイトです。元岩国市長の方の年賀状のようです。
 少しでも事実を知っている方なら、まったく荒唐無稽な話であるとわかるのですが、こんなことが次から次へと起こっていくでしょう。

 そのときに、「あなたの好きな方に投票してください」でいいのでしょうか?


 「朝日」の記事が、平岡さんの会見の内容を正確に伝えていないのかもしれませんし、私の思い過ごしかもしれません。
 でも、どうしても、「自主投票」という言葉に、一万人集会のときに、声を張り上げて訴えておられた平岡さんとの落差を感じてしまいます。

 民主党の役割は大きいと思います。
 住民の願いに応えてぜひがんばってほしいと思っているポチでした。






 

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2008年1月 4日 (金)

「ともにこの試練に立ち向かおう」井原市長の訴え

 ポチです。
 お正月はいかがお過ごしだってでしょうか?
 私は、食って、飲んで、駅伝という三が日でした。
 今年も、箱根駅伝は、様々なドラマがありました。思わず、目頭を押さえてしまうことも度々でした。これを観ないと正月という気になれません。



 さて、今日、井原勝介岩国市長が記者会見をしました。
 その記者会見で発表した文書を岩国の友人が送ってくれました。なかなかの文章です。かなり長くなりますが、全文を紹介します。

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        「市民に訴える」
    -争点は、米軍再編にあらず-

                            平成20年1月4日
                                  井原勝介


1、争点は米軍再編にあらず、岩国の民主主義と自治を守る戦い
 今、岩国は、多くの困難に直面しており、将来を決める重要な岐路に立たされています。こうした時にこそ、主権者たる市民の利益を守る政治本来の役割を求められ、その真価が問われます。
 しかるに、「来るものは来る」、「容認しなければ財政破綻する」、逆に「受け入れれば5千億円から1兆円もらえる」などと責任ある政治家が誤った情報を宣伝し、いたずらに不安をあおり、市民の意見を二分しようとする、国や一部の利益が優先される古い政治の体質が浮き彫りになっています。非常の時だからこそ「政治」のあり方が問われています。
 私は、国の行政に携わる中で、政官業がもたれあい国民の利益が後回しにされる現実を目の当たりにし、政治を変えたい、市民の声が大切にされる真の「民主主義」を実現したいという一心で故郷岩国に帰って来ました。以来、あらゆる機会を通じて市民との対話に努め、常に民意を肌で感じながら、市民の平安な生活を実現するための政治を行ってきました。「常に市民とともにある」これが私の原点であり、一貫した理念です。
 民意は変わったという声もありますが、基地周辺に住み長い間様々な負担に苦しんできた人々の想いは、他から測り知れないものがあり、お金や圧力などにより簡単に左右されるものではありません。我々が尊重すべき「民意」とは、まさにこうした人々の切実な声であり、そうした基本的な民意はあまり変わっていません。直接的影響の少ない地域の皆さんにも、岩国市民の共通の問題としてぜひ一緒に考えていただきたい。
2、米軍再編
 私は、基地撤去を主張しているわけではなく、これからも基地の安定的運用に協力する姿勢に変わりはありません。しかし、今回の米軍再編に関する国の進め方はあまりにも一方的で、突然の補助金カットや容認を条件とする再編交付金などのアメとムチで市民の意思を抑えつける手法は、到底納得できません。
 しかも、こうした措置があの前代未聞のスキャンダルの渦中にある守屋前防衛事務次官の強引な発想によるものであることが明らかになってきており、今回の米軍再編そのものの正当性にも疑問が生じてきています。もう一度原点に立ち返って考え直す必要があります。少なくとも、国策だからと「鵜呑み」にするのではなく、言うべきことはきちんと言い、あくまで市民の側に立って主体的に判断すべきです。
 そこで、先般、国に対して5つの条件(試験飛行の実施、NLPの恒久的基地の明確化、海上自衛隊の残留等)を提示しました。私は、反対・撤回一辺倒で国との話し合いを拒否しているわけではありません。過去にも、国との接点を求めて、移駐機数の削減や厚木の訓練の分散とその一部の岩国引き受けなどの提案もしましたが、いずれも拒否されました。今回こそは、ぜひとも一歩前に出てきて欲しい、お互いの立場を尊重しながら誠意を持って話し合いを行えば、必ず納得できる解決策を見つけることができるし、そうなれば合意も可能です。
3、財政その他の課題
 財政が厳しいことは事実ですが、昨年策定した「財政健全化計画」に基づき、7年間で、約300人の職員数の削減等の経費削減を行い、1000億円余りの借金を約150億円削減することを目指すなど、必ず建て直します。
 12月議会で補正予算案が成立し庁舎建設の財源として一定の合併特例債が確保されましたが、国に対しては、あくまで合意に基づき予定通り35億円程度の補助金を交付するよう求めていきます。別問題とされてきた民間空港は、いつの間にか米軍再編と完全にリンクし、その方向性が出るまで動けない状況にあります。愛宕山については、旧国病の移転も本決まりとなり、その他の地域の活用策についても、県と協力しながら岩国の将来にとって望ましい方向性を探っていきます。こうした各種の課題は米軍再編と混同することなく、それぞれ着実に解決していきます。
4、周辺地域への対策
 高齢化や過疎化に悩む周辺地域に住む人々の想いも、もちろん私にとっては大切な「民意」であり、全市民共通の課題として考えていきます。少しでも問題を解決し豊かな自然と文化に恵まれた周辺地域の魅力を活かすことなくして、岩国市のまちづくりは語れません。情報の格差をなくし高速インターネット環境を整備するため4年計画でケーブルテレビ網の全域への拡充、地域のバス交通システムの見直し、防災無線等の整備を計画的に行います。さらに、団塊の世代の大量退職を間近に控えて、農林業の後継者を確保するとともに人口減少を少しでも防止するため「UJIターン」対策を積極的に進めます。
5、この身を挺して
 岩国は大きく動き始めています。基地に過度に依存することなく、苦しくとも自立し、自らの知恵と勇気でまちの未来を切り拓く、市民がまさに主権者としての意識に目覚め、自ら考え、行動するようになりました。
 これは時代の大きな流れであり、もはや何人も止めることはできません。古いものが様々なあつれきとなって立ちふさがってきていますが、それを乗り越えたところに、何よりも市民の心が大切にされる品格と誇りのある岩国があり、世界文化遺産への登録を目指している錦帯橋に象徴される歴史と文化、自然豊かなまちがあります。
 今は、市民が分裂し、相争うときではありません。真に岩国の行末を想うなら、心を一つにするときです。
 私は、あくまで市民を信じて、ともに築いてきた岩国の民主主義と自治を守るため、この身を挺して戦う覚悟です。これは市民の皆さん自身に与えられた試練でもあります。未来のために勇気を持ってともに立ち向かいましょう。


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 いかがだったでしょうか?




Yfukuda_01  容認派が担ぐ福田良彦衆院議員(左の写真=福田さんのHPからお借りしました)は、明日、記者会見をして、正式に市長選挙への立候補を表明されるそうです。
 この福田さんという人、99年4月の岩国市議選で市会議員になり、03年4月の県議選に立候補して当選。その任期途中の05年の総選挙で衆院議員になった方です。
 岩国の友人に話を聞くと、福田さんの評価はボロボロです。市議時代は、「岩国の市議の中で一番頭が悪い」というもっぱらの評判だったそうです。そして、県議選に出るときも、「この人何を考えてるんだろうか。間違いなく落選する」と、ほとんど「泡沫」扱いだったそうです。
 ところが、公明党が、勇退する現職県議の替わりを擁立せず、急遽、この福田さんを全面的に支援します。その支援の仕方たるや物凄かったそうです。当時のうわさでは、共産党の現職県議の落選を狙ったのでは、と言われていたそうです(実際に共産党県議は落選しました)。それで、あれよあれよという間に県議に当選したのです。
 以上は、あくまでも友人の話で、私は直接には何も知りません。

 それで、その友人に、「そんな頭の悪い人を担いで、容認派は大丈夫なの?」と聞くと、その友人いわく、「普通の人だったら、衆院議員が市長選にはでないでしょ。使いやすいってことだけなんじゃないの」ということでした。
 そして、その友人は、「県議選は『創価学会』の力、衆院選は『小泉と郵政民営化』の力、そして今度の選挙戦は『金』の力でやってくるだろう。『35億円の補助金出さなくてすんだから全部福田に注ぎ込め』てなもんだよ」とのこと。


 候補者が無能であろうが、市民が何を願っていようが、お金をばら撒いて自分たちの思うように市政を動かす。井原さんの「訴え」の言葉で言えば、「立ちふさがる古いあつれき」の典型のようなものです。
 しかし、そんなものは、市民の願いと行動の前に潰え去るべきものです。井原さんの言うとおり、「もはや何人も止めることはできない」大きな流れで押し流していきましょう。


 さあ、決戦のときです。岩国の知り合いの名簿を作成中のポチでした。
 では、また。





 

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2007年12月29日 (土)

井原市長の言葉と二井知事の言葉

 ポチです。
 昨夜、友人と、行きつけの居酒屋で、「今日、落としたばかり」という馬刺しを食べました。これがまたうまくて、2人で5人前も食べてしまいました。夢中になって食べたので、写真をとるのを忘れてしまいました。
 昨夜は、本当に温かくて、コートなしでもまったく寒くありませんでした。ホントにこれで年末なんだろうかと心配になります。今日の昼間も温かかったのですが、日が暮れるともに急に寒くなってきました。
 いよいよ、明日、明後日と、今年もあと2日です。「終わりよければ、すべてよし」といきたいものです。


Middle_1198859919 さて、今日、12月29日は、浜田省吾さんの55歳の誕生日です。
 浜田さんの公式ツアーブログを見たら、こんな写真が載っていました。
 なんで手を広げてるんだろう、小さく「万歳」してるのかなと最初は思ったのですが、どうやら、「5」「5」で、55歳だよ、という意味のようです。

 今、浜田さんは、2005年から3年間のツアーを納めたDVDを作成中ですが、そのスタジオの中で、スタッフから贈られたバースデーケーキだそうです。

 浜田さん。誕生日おめでとうございます。
 いつか、浜田さんのステージが見れなくなる時がくるのでしょうね。とても信じられないけど。しかし、その時までは、パワフルにシャウトし、ステージ狭しと走り回るカッコイイ浜田さんでいてください。



 さて、本題です。
 岩国市長選挙が2月3日告示、10日投票に決まりました。
 昨日、井原市長は、仕事納めで最後の訓示をおこなったそうです。
 山口新聞に、その時の訓示の内容が比較的長く載っていたので、紹介します。

 井原市長は事務納め式で、出席した約300人の職員に最後の訓示をおこなった。最初に新庁舎建設財源問題に触れ「補正予算が成立し、ひと安心した。修正され一部課題が残ったが、何もないことに比べればよかった。なんとか年が越せる」とし「再三にわたる予算否決で、皆さんには大変な苦労をかけた」と労をねぎらった。
 「私は市政を混乱させるためにやっている訳ではない。市民の声を大切にして、市民の利益のために政治をするという基本姿勢で貫いてきたつもりだ。それが国や県などと、さまざまなあつれきを生じたのも事実だ」と振り返った。
 そのうえで、「市民が主権者として目覚めて、市民が大切にされる民主主義が機能して行く大きな流れが岩国で始まっている。この流れはもう後戻りできない時代の流れ。私はこの試練に、皆さんや市民と一緒になって打ち勝っていかねばならない。その先には新しい岩国が待っている」と強調した。
 最後に「また、一緒に仕事ができればと考えています」と結んだ。
  (後略)
                             12月29日付「山口新聞」


 すばらしいあいさつだと思います。
 本当にそのとおりです。
 いま、大きな流れが岩国で始まっています。この流れを絶対にとめることがあってはならないと思います。



 しかし、この流れが「なんでもアメリカ言いなり」の日本の政治の根本を土台から突き崩しかねないものだけに、これを止めようとする連中も必死です。

 今日、例の「岩国の明るい未来を創る会」が集会を開き、市長選挙の候補者を決定するそうです。
 いまのところ、山口2区選出の福田良彦衆院議員が最有力だそうです。