中村哲さんの邪魔だけはするな!
ポチです。
今日は、少し曇り空で、風も心地よく、すごしやすい一日になりそうです。
と、のんきなことを言ってる場合じゃない!
今朝、訪問させていただいたRolling Beanさんのところのこの記事を読んでビックリ。自分でも探してみたら、ありました。
<ペシャワール会>陸自アフガン派遣なら活動中断も
6月7日21時32分配信 毎日新聞
アフガニスタンとパキスタンで難民の医療支援や水源確保事業を続ける福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師(61)は一時帰国中の7日、福岡市で記者会見し、政府が検討を始めた陸上自衛隊のアフガン派遣に反対した。派遣された場合「日本人が武装勢力の攻撃対象となるのは確実で、会員の安全確保が難しくなる」として、現地の邦人スタッフを全員帰国させ、活動を一時停止せざるを得ないと述べた。
同会は84年にパキスタン北西辺境州の州都ペシャワルを拠点に両国で医療活動を始め、01年の米軍のアフガン攻撃開始後も活動を継続。現在、両国で計16人の日本人スタッフが働いている。
中村医師は「アフガンに非戦闘地域はほとんどなく、仮にあっても軍が進駐すれば戦闘地域化する」と治安情勢を説明。その上で「深刻な食糧難や相次ぐ誤爆で政府や外国軍への反発が強まっており、制服を着た自衛隊が行けば『敵(米軍)の味方は敵』と攻撃を受けるだろう。これまでの民生支援が築いた良好な対日感情が崩れる可能性が高く、我々の活動も危険にさらされる」と批判した。
自衛隊のアフガン派遣を巡っては、町村信孝官房長官が5月31日の講演で検討を始めると表明。福田康夫首相も今月1日、記者団に「可能性は常々考えている」と述べ、政府は調査団を現地に派遣する方針を固めている。【阿部周一】
この中村さんの記者会見は、5月31日の防衛首脳会談でのゲーツ米国防長官から石破防衛大臣に対して、アフガン本土での自衛隊の活動への期待が表明され、それをうけて、6月1日に福田首相が「アフガンへの陸自の派遣は常々考えているところ」という発言をおこない、さらに、5日におこなわれた町村官房長官の「アフガンへの陸上自衛隊の派遣の検討を始める」との表明にもとづいたものであることは当然です。
私は、去年12月、中村哲さんの講演会に出かけ、著書を読み、医者、用水路を拓く――中村哲の生き様を学ぶという長い記事を書きました。
その記事を、悩みながら書きながら一番痛烈に感じたのは、彼の「苛立ち」でした。文字通り「体を張って」「命をかけて」、アフガンの民の命と暮らしを守ろうという彼らの活動を、理不尽にも妨害しようとするあらゆる勢力に対しての「苛立ち」です。
もちろん、アメリカ政府と米軍、その上、報復戦争開始前後の冷静さを失い狂気と興奮に支配された日本の世論、憶測と事実誤認にもとづく「人道支援」、現地の常識や文化を無視し欧米の常識を振りかざしての「民主化」押し付け、カネにあかし事態をますます悪化させる各国NGOのやり方・・・・・。
そして、何よりも、アフガンの人たちの日本と日本人への信頼を根底から破壊する自衛隊の派兵にたいしてです。
アフガン本土への自衛隊の派兵、それは中村さんたちの活動を不可能にしてしまいます。同じ日本人が兵器を持ってアフガン人の前に立つことになれば、「武力を持たないことが身を守る最善の道」、この前提を覆してしまうからです。
何十万人、何百万人というアフガンの人々の命を救ってきた彼らの活動が、「アメリカ言いなり」という反射行動しかできない無知とノータリンの人たちによって、台無しにされてもいいのでしょうか?
さらに、根本問題から言うと、現在、アフガンで活動している部隊は、「ISAF」です。陸上自衛隊を派兵するのであれば、当然、このISAFの軍事行動に組み込まれるということになります。
では、ISAFがアフガンでおこなっていることは何か?アフガン全土でのタリバーンの掃討作戦です。これに自衛隊が何らかの形で参加するということに他なりません。
そんなことが許されるはずもありません。
憲法9条をもつ国の国民の一人として、中村さんの行動に心からの敬意を抱く一人として、そんなことは絶対に許さないと強く思います。そして、世論の力で、何としても食い止めなければと思います。
最後に、民主党と小沢代表に強く抗議します。
町村官房長官は、記者会見で「民主党の理解をどう得られるかを念頭において検討する」と発言されているようです。
これは、小沢一郎氏が自衛隊の海外派兵の「恒久化」を主張し、ISAFへの自衛隊参加を積極的にすすめる発言をしてきたことを意識したものであることは言うまでもありません。
アメリカの要求とそれに付き従おうとする自公と、そして、その露払いをする民主党という姿です。
宇宙基本法も、公務員制度「改革」法も、自公に加え、水面下での民主党との合意によって、成立してしまうという前科も、今国会で残しました。
そして、今度は、自衛隊の本格的な海外派兵問題です。
小沢氏は、先の発言を撤回、謝罪し、アフガン本土への自衛隊派兵に反対されることを強く求めるものです。
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