« 党首会談――これが「国民の生活が第一」という政党の党首か | トップページ | なんかヘンだ!民主党の「対案」 »

2008年11月21日 (金)

道路に注ぐエネルギーの半分、いや3分の1でいいから社会保障に割いてほしい

 ポチです。
 19日、宇部市で銃撃事件がおきました。
 暴力団の組長がパチンコに行ってて、パチンコ屋さんの駐車場で銃撃されたそうです。
 こんな田舎のまちでも暴力団ってのは拳銃もってるんだとあらためて知らされてビックリ。恐ろしい世の中ですねえ。




 さて、今日の話題はコレです。


首相の特定財源「交付税化」発言に自民道路族が猛反発
            2008年11月20日23時19分 MSN産経ニュース


 道路特定財源の一般財源化をめぐり、麻生太郎首相が1兆円の「交付税」化を明言したことを受け、自民党道路族が20 日、猛反撃を開始した。首相は交付税についてはややトーンダウンしたが、これまで沈静化していた道路政策をめぐる党内の対立が再燃することは確実で、年末 の予算編成に向けて波乱含みの展開となってきた。(坂井広志)
 20日午前、道路族の「牙城」である道路調査会(山本有二会長)は騒然とし た雰囲気で始まった。山本氏が「首相はしばしば言葉を間違える。『地方に対する交付金』と読めば全部つじつまが合うので、われわれはそういう議論を進めて いく」とあいさつ。「地方交付税にすれば(地方の)借金返済に充てられ道路行政に支障が生じてしまう」と述べ、交付税化を断固阻止する考えを表明した。
 首相が先月30日に表明した方針は「道路特定財源の一般財源化に際し、1兆円を地方に移す」だった。地方の自由な財源にするならば、使途を制限しない「地方交付税」化するのがもっともわかりやすい。
 しかし、年15兆円規模の交付税に1兆円を繰り入れてしまうと「地方のありがたみは薄れてしまう」(自民中堅)。加えて赤字体質の地方自治体は人件費などに使ってしまう懸念もあり、「交付税特別会計を所管する総務省の焼け太りになるだけだ」(自民重鎮)との声も上がる。
  しかも、道路特定財源5・4兆円(20年度)のうち地方税分は2・1兆円。国税分は3・3兆円(うち揮発油税2・7兆円)だが、このうち6000億円は補 助金として、7000億円が地方道路整備臨時交付金として地方に配分され、直轄事業など純粋な国の予算は2兆円に過ぎない。
 ここで自民党内で妥協案として浮上しているのが、道路整備に限定し、地方に裁量権を付与した地方道路整備臨時交付金の拡充だ。道路族には同交付金をどこまで拡充させるかに論点を絞りたいとの思いがある。
 しかし、道路整備に限定すれば、福田康夫前首相が5月13日に閣議決定した「道路特定財源の一般財源化」の趣旨に反する。一般財源化を支持した若手改革派が猛反発することは確実で、首相の改革姿勢を問われかねない。
  ただ、完全に一般財源化すれば、「早期の道路整備」を理由に本則の2倍を課した揮発油税の暫定税率の存廃論議を再燃しかねない。すでに自動車業界からは 「道路整備に使わないならば暫定税率を軽減すべきだ」(関係者)との声が上がっており、収拾がつかなくなる可能性もある。
 こうした情勢を受け、首相は20日、「地方が使えるお金が1兆円といっている。自由に使えるんだったら何でもいい」としたが、「道路にしか使っちゃいけない交付金だと今までと変わらない」とも述べた。
 道路族は「首相は中途半端なことは言わない方がいい」(脇雅史参院議員)などと不満が収まっておらず、暗闘はまだまだ続きそうだ。


 「騒然」とした雰囲気であり、「暗闘」だそうです。
 「朝日」の21日朝刊の「時時刻刻」の「支えなき首相 相次ぐ発言撤回・陳謝」という記事では、

 「総理なんて関係ない。党が決めたことを押し通せばいい。道路は一切譲るつもりはありませんから」

 という山本有三さんの発言を紹介していました。

 すごい剣幕ですねえ。
 どうしてこんなにお怒りになるのでしょうか?
 まさか、「国民の暮らしのため」などと白々しくおっしゃらないですよね?
 どこかの県がつくったパンフレットみたいに「道路は命をささえ暮らしをつなぐ」なんて言わないでくださいよ。
 だって、道路予算の大半は、高速道路や第二関門橋など建設のために費やされ、市民の日常生活に不可欠な生活道路なんかにはほとんど使われないんですから。

 もちろん、立派な道路があるのは大変結構なことです。
 私もドライブは大好きで、仕事の見解で県内あちこちを車で走りますが、渋滞してるより、スムーズに走れる方がいいに決まっています。

 しかし、ちょっと待ってください。
 たしか自民党の国会議員の方や政府の方は、「お金がない」「財政が大変なんだ」と繰り返しおっしゃっていませんでしたっけ?
 そして、社会保障費を毎年2200億円削り、税金や社会保障の国民負担などを次々に引き上げ、「お金がないんだからしょうがないじゃないか」と開き直られ、そして、そして、とどのつまりは「3年後には消費税の引き上げをお願いしたい」と麻生さんがおっしゃらねばならない事態なんじゃなかったでしたっけ?

 国にしても地方にしても、お金が有り余っているんだったら、どうぞ道路でもなんでもおつくりください。
 しかし、こんな財政状況のなかで、なぜ「道路」なんでしょうか?

 あれだけ、社会保障を削減しておいて、国民の命と暮らしが深刻な事態に直面しているのに、この人たちが、

「総理なんて関係ない。社会保障費は一切譲るつもりはありませんから」

 なんて、えらい剣幕で怒鳴るなんて聞いたことがありません。

 どうせ、そこには大きな利権があるのでしょう。
 ゼネコンからいくら貰うんですか?

 道路に費やすエネルギーと迫力の半分、・・・いや三分の一でいいです。国民の命や暮らしを守ることに割いてみられたらいかがでしょうか?



 この人たちは、いったい何のために国会議員をやっているのかと悲しくなっているポチでした。
 では、また。








|

« 党首会談――これが「国民の生活が第一」という政党の党首か | トップページ | なんかヘンだ!民主党の「対案」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/190664/25545481

この記事へのトラックバック一覧です: 道路に注ぐエネルギーの半分、いや3分の1でいいから社会保障に割いてほしい:

« 党首会談――これが「国民の生活が第一」という政党の党首か | トップページ | なんかヘンだ!民主党の「対案」 »