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2008年9月 2日 (火)

自民党という政党の終焉への道程がはじまった

 ポチです。
 9月に入り、秋の匂いが一段と強くなってきました。
 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


 リーガ・エスパニョーラもはじまり、また寝不足な週末が続きそうです。
 初戦は、バルサもレアルも敗北。
 バルサは、なんかチグハグな感じでした。ダニエウ・アウベスもセビリアの時のような溌剌さがありませんでした。
 今シーズンのバルサには大きな期待は禁物のようです。





 さて、秋風とともに、こちらも吹きはじめていた「解散風」が、どうやら一気に風力を増してきたようです。

首相退陣表明 「政治的空白生じさせてはならぬ」会見要旨

                      9月2日0時55分配信「毎日新聞」

2008090200000006maippolthum000 1日行われた福田康夫首相の辞任会見の要旨は次の通り。
 首相 首相就任以来1年近くたった。参院選で与党が過半数割れする中、困難を承知でお引き受けした。最初から政治資金の問題、年金記録問題、C型肝炎問題、防衛省の不祥事など積年の問題が顕在化して、その処理に忙殺された。
 その中でも、将来を見据え、目立たなかったかもしれないが、これまで誰も手を付けなかった国民目線での改革に着手した。例えば道路特定財源の一般財源化、消費者庁設置法案のとりまとめ、社会保障制度の抜本見直しなどだ。方向性は打ち出せたと思っている。
 今年に入り、物価高騰に国民や農林漁業、中小企業や零細企業の皆さんが苦しむ中、何とかして強力な対策をと思い、体制を整える目的で8月に改造を断行した。先週金曜日に総合的対策を取りまとめることができた。
 臨時国会では補正予算案や消費者庁設置法など、国民生活にとって一刻の猶予もない重要な案件を審議する。先の国会では民主党が重要案件の審議引き延ばし や審議拒否を行った。今度の(臨時)国会でこのようなことは起こってはならない。そのためにも体制を整えた上で国会に臨むべきだと考えた。
 国民生活を第一に考えるなら、今ここで政治的空白を生じ、政策実施の歩みを止めてはならない。この際、新しい布陣の下に政策の実現を図らなければいけな いと判断し、本日、辞任することを決意した。経済対策や消費者庁設置法案をとりまとめ、国会の実質審議入りには時間がある、このタイミングを狙って、国民にも大きな迷惑がかからないと考え、この時期を選んだ。
 次の自民党総裁の下により強力な体制を敷き、国家国民のための政策実現にまい進してもらうことを期待している。1年を振り返るならば、大きな前進のためのいろいろな基礎を築くことができたと自負している。



 辞める理由もまったく理由になっていません。
 福田さんが辞めたからって、国会運営がうまくいくようになるわけもありません。いまの国会の状況で、自民党の出した法案がスイスイ通るような「新しい布陣」「強力な体制」ってどんな「布陣」「体制」なんでしょうか?

 なかには、政権が替わる際の一時的な「ご祝儀相場」的な支持率上昇時に解散に打って出るという作戦を立て、自らやめることで自民党の浮上を図ったという見方もあるようです。
 しかし、福田さんの言動をみていると、とてもそこまで考えているようには見えません。何をやってもうまくいかず、最終的には、臨時国会をめぐる公明党のわがままに振り回され、嫌気が差して「投げ出した」というのが本当のところではないでしょうか。
 子どもが自分の思うようにならなくて、「もうや~めた!」って言っておもちゃを投げ出すのと同じですね。
 上の記事の前半部分が「泣き言」と「自慢話」になっていることも、そのことをよくあらわしていると思います。子どもが「だって~、○○なんだもん~」と言ってるのと同じですね。

 子どもじみた態度で、政権を投げ出す総理大臣が2人も続くほど、いま自民党政治は追い詰められているのでしょう。
 自民党という政党の終焉への最後の道程が始まったということではないでしょうか。


 思えば、福田さんの政権って、本当は、あの「大連立」が破たんした時にもう終わっていたんでしょうね。
 安倍さんが政権を投げ出したあと、意気揚々と自民党総裁選に登場した福田さんの思惑は、最初から「大連立」による「ねじれ」解消だったはずです。
 これがうまくいかなかったことで、福田さんの目論見は頓挫。あとは、何をやってもうまくいかないのだけれど、とにかく、ここまで惰性で続けてきた、という感じなのでしょうね。




 話は変わるのですが・・・。
 それにしても、思わず噴出してしまったのはこの記事。

麻生氏の出馬表明を歓迎=公明・浜四津氏

 公明党の浜四津敏子代表代行は2日、党本部で記者団に対し、自民党の麻生太郎幹事長が同党総裁選への出馬を事実上表明したことについて「明るくはっきりしていていい。(公明党支持者からも受け入れられる)と思う」と述べ、歓迎の意向を明らかにした。
                       9月2日17時30分配信 時事通信

 ほう、浜ヨッツさんが麻生さんを歓迎。はてはて、どんな理由で歓迎するんだろうと見てみたら、なんと「明るくてはっきりしている」からだとは・・・。
 とても政治家の発言とは思えませんね。
 総裁選の公約も発表していない麻生さんを評価するのであれば、少なくとも、彼の過去の言動や政治スタンスを持ち出してくるのが、政治家としての最小限の責任ではないでしょうか。
 党利党略のためなら、国権の最高機関である国会の開会日や会期、審議内容すらも動かしてしまう政党の「代表代行」として、まさにふさわしい発言だと言われれば、そのとおりなんですけどね。






 

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コメント

へ〜ぇ、浜四津のオバはん、麻生太郎氏の事を「明るくはっきりしていていい。(公明党支持者からも受け入れられる)と思う。」と述べたのですか・・・公明党支持者=創価の信者は上のお告げなら、誰でも考えなしに熱狂的に応援するのだから「明るいも暗いも」ないだろうに。
創価に政治の主導権を持たれるのダケは耐え難いですわ。

投稿: zundere | 2008年9月 2日 (火) 21時42分

zundereさん
コメント&TBありがとうございます。

明るかろうが暗かろうが、はっきりしてようがしてまいが関係ありませんね。浜ヨッツさんの言葉を翻訳すれば、「コイツ、わしらの言うことよく聞きそうだからいい」ということでしょう。

投稿: pochi | 2008年9月 2日 (火) 22時14分

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» 【速報】福田康夫 辞任表明! [★☆どんちゃんのプチギャンブラー☆★]
正直 えっ? 10月じゃないの? というのが感想です。 確かに、今のままでは自民党は壊滅的ダメージを受けるでしょう。ひょっとして、麻生氏が幹事長を受けた際に筋書きはできていたのでしょうか? しかし、麻生さんが総裁になったとしても・・・・自民党の大敗北は確定でしょう。... [続きを読む]

受信: 2008年9月 2日 (火) 21時36分

» 安倍に続き福田も「任期途中で政権を投げ出す」追記あり [散歩道]
は~ぁ、何んだこの国の政治は・・・開いた口が塞がらないとは、この事だ!福田首相:辞任表明へ福田康夫首相は1日午後9時半から、首相官邸で緊急に記者会見し、首相を辞任する考えを表明する。昨年9月12日に安倍晋三首相(当時)が突然、辞任表明したのに続き、福田首相..... [続きを読む]

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