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2008年1月

2008年1月26日 (土)

道路満足度日本一の県のうそとごまかしのパンフレット

 ポチです。
 本当に寒い日が続いています。昨日、山口市に住んでいる同僚が言っていましたが、山口市の山沿いでは雪が積もったそうで、「車の上に雪を積んで出勤した」とのことでした。
 そろそろ、宇部市でも降るのかなあ。
 スタッドレスタイヤに換えた方がいいのかどうか、財布と相談中です。


 浜田省吾さんの2005年から2007年のツアーを収録したDVDが4月2日に発売されることが決定しました。
 さっそく、財布と相談をせず、予約申し込みをしておきました。
 ウ~~、楽しみだ。
 ウ~~、カミさんには内緒だ・・・。



 ということで、本題です。

 ガソリン税の暫定税率問題での議論が華やかです。
 23日に開かれた暫定税率維持を求める決起大会で気勢を上げる国会議員や地方議員の姿をTVのニュースで流していました。
 暫定税率撤廃を求めている民主党からも3人の国会議員の方が参加されて、「これがわからないようでは、うちの党はKYだ」などと叫んでおいででした。

 本当に、みなさん、道路が好きですねえ。

 で、暫定税率をなくしたら、「道路ができなくなる」「地方財政が大変になる」など、「脅し文句」のオンパレードです。
 でも、この脅し文句って、「ちょっと待ってよ」っていう内容ばかりです。
 この辺は、岩国市長選挙での「このままでは第二の夕張になる」などの脅し文句と似ていますね。



 この脅し文句への「ちょっと待ってよ」という話を山口県の場合でしましょう。


 国交省道路局が毎年おこなっている「道路満足度調査」というのがあるのをご存知でしょうか?
 道路利用者に対して、「非常に満足」「やや満足」「どちらともいえない」「やや不満」「非常に不満」「わからない」という選択肢で調査をしています。
 平成17年度の調査結果がこれ↓です。

   http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-user/h17s.pdf

 ご覧になったらわかるように、「道路全般についての満足度」では、2位の北海道、石川県の「3.12」を大きく引き離して、「3.31」で全国トップに君臨しているのが山口県です。その前の年の調査でもトップでした。
 他の県から来た人の多くが口をそろえて、「山口県の道路は整備されているねえ」とおっしゃいます。「島根県や広島県から山口県にはいると突然道路がよくなる」という声も聞きます(島根・広島両県の方、ごめんなさい。いえ、私が言っているのではないのですよ。あくまでも、そういう声があるということで・・・)。
 8人も総理大臣を出した県だからでしょうか。異常に道路はいいです。というよりも、立派な道路だらけです。
 仕事柄、県内をあちこち車で走るのですが、中国山地の山奥に、突然と立派な道路が出現します。近所の方以外の車がいったい何台通るのだろうかと思える道ばかりです。


 で、そんな山口県ですが、まだまだ道路をつくり足りないようです。ものすごいパンフレットを作成していることを発見しました。
 大金つぎ込んだと思われる立派なパンフレットですが、他の県でもこんなものつくってるんでしょうか?

Photo

 ですから、このパンフレットが言いたいのは、

 「命をつなぎ、暮らしをささえ、未来をひらく」ために、暫定税率の維持が必要だ

 と主張しているわけです。

 国の言いなりになって
 「公立病院は閉鎖の方向で、地域医療はどうなっても構いません」
 「療養病床は大幅に削減し高齢者の行き場をなくします」
 「後期高齢者医療制度は必要です」
 「中小企業予算は削り、倒産してもしかたありません」
 「教育予算も削ります」
 「非正規雇用の増大で貧困と格差をいっそう拡大します」

 そんなことをしても大丈夫ですか?

 「大丈夫です。道路さえどんどんつくっていけば、命をつなぎ、暮らしをささえ、未来をひらくことができるのです」

 ということなんでしょう。



 で、中身を見ていきましょう。

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 上の2つの画像が見開きになっています。
 この2ページでは、利用者の満足度とは無関係に山口県の道路事情がいかに劣悪かということを訴えています。

 でも、ここには、県民が知らないことをいいことにした「本末転倒」と「うそ」と「誇大広告」
が満ちています。

 「命をつなぐ道づくり」
 どうやら、山陰自動車道をつくることで、医療機関へのアクセスが改善されると言いたいようです。
 しかし、こんな本末転倒な話はありません。
 どうして長門市内の人が関門医療センターまで行かなければならないのでしょうか?どうして萩市内の人が島根県の浜田医療センターまで行かなければならないのでしょうか。
 「地理的不利」の解消だと言っていますが、「効率化」の優先と医療費の削減で、地域の医療機関を成立たなくさせ、「地理的不利」をつくりだしたのは、国と県自身ではないですか。その解消のために道路建設なんてとんでもありません。
 いま、必要なのは、安心してかかれる身近な地域医療の再生であって、けっして道路ではありません。



 「中山間部などの脆弱な道路網」
 ウヒャ~、すごい写真を持ち出してきたものですね。
 「脆弱な道路網により、災害時など不安な日常生活を強いられています」などと自然現象のように言わないでください。そうしてきたのは山口県自身なのですから。
 そして、この表現ではあたかも「県は一生懸命努力しているのですが、お金がないので、ここまで道路整備ができないのです」と言っているようです。
 うそでしょう、それは。
 「こんなところにお金が使えるか!」って放置していたんじゃないですか。
 こんな道路↓には無尽蔵にお金を使うくせに。

Img_2514

 上の写真は、今建設中の「宇部湾岸道路」です。
 豪華な「二階建て」で、下側が一般県道、二階部分が高速走行可能な高規格道路だそうです。
 わずか4.5キロの道路をつくるのにかかる費用が860億円。

 なんと1メートル当たり1900万円!

 しかも、もっと膨らむ可能性もあるとか。
 そして、この4.5キロは、山口県の中南部を結ぶ広大な計画の一部で、そのすべてを実行すれば数千億円はかかるのではと言われています。
 どうしてこんな道路が必要なのでしょうか?
 よくわかりませんが、とにかくこんな道路をつくるのには異常なほど熱心です。
 そして、その陰で、パンフの写真のような生活道路が放置されてきているのです。
 これを「うそと誇大広告」と言わずして何というのでしょうか。



 さて、県のパンフレットをさらに見ていきましょう。

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 この2ページは、道路特定財源と暫定税率の維持がいかに大事で、必要なのかを数字を使って説明している部分です。

 道路をつくることも、維持することも、借金を返すこともできなくなるそうです。

 これを県民が読んだら、「そりゃあ大変だ」となることは間違いありません。
 ただし、ここには重大なうそとごまかしと前提の立て間違いがあります。

 「暫定税率がなくなったら交付金もなくなる」というのはうそです。
 交付金の原資にも暫定税率による資金が入っているようですから、減るのは確かだと思いますが、なくなるということはあり得ません。

 「借金も補助金も得られない」というのはごまかしです。
 借金するのも補助金を得るのも「事業をする」ということが前提ですから、当然県自身のお金(わかりやすく言えば、ローンをする場合の「頭金」ですね)が必要であることは当然です。
 ここでのごまかしは、その頭金を道路特定財源から出すことしか考えていないことです。一般財源から「頭金」を出せば、借金もできますし、補助金をもらうことも立派にできます。「一般財源から出す金はない」と言われそうですね。
 そうなんですよ。お金はないんでしょう。だから、本当に必要な道路だけつくればいいのです。自分の懐具合に合わせて必要な道路をつくればいいのです。

 「前提の立て間違い」というのはこの点です。
 一つは、道路満足度日本一の山口県であるにもかかわらず、「年間925億円も使って道路をつくる必要がある」としている前提です。
 もう一つは、道路特定財源への異様な固執です。
 道路特定財源をやめて、交付税にして一般財源に入れてもらえばいいじゃないですか。そして、必要な道路を堅実につくり整備していけばいいのです。道路特定財源にしているから「道路にしか使えない」「あるだけお金を全部つぎ込んで道路をつくる」となるんじゃないですか。


 うそとごまかし、誇大広告で県民を騙すために、県民の税金使って立派なパンフをつくる。
 ホント、サイテーですね。



 山口県の言い分から道路特定財源問題と暫定税率問題をみてきました。
 これらが必要なのは、先にも紹介した「宇部湾岸道路」など、無駄な道路建設をすすめるためであることは明らかです。
 なんせ10年間に道路予算に59兆円使うというのですから。
 しかも、この59兆円のうち、「国際競争力の確保」のための道路建設が24兆円。
 「国際競争力の確保」って何のことだと調べてみたら、重要港湾や重要空港から高速道路へのアクセスを10分以内にすることだそうです。
 つまり、「この港からこの高速道路のインターまで13分かかる。これでは国際競争にうち勝てない。それでは、この3分を縮めるために新たな道路をつくしましょう」ということのようです。3分縮めて国際競争に勝てるのかどうか知りませんが・・・・。

 自民党とゼネコンがもたれあい、必要もない道路を果てしなくつくっていく。
 そのための税金で国民はどんどん疲弊していく。
 車にも乗れず、ストーブも満足につけられない。

 そして、国は滅んで立派な道路だけ残った・・・。

 そんな日本にしてしまわないうちに、自公の政治を終わりにしましょうよ。





 

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2008年1月22日 (火)

「どんなに遠くてもたどり着いてみせる」井原さんへの応援歌--SHOGO's Words No.21 「家路」

 ポチです。
 寒さが一段と厳しくなりました。
 今日は冷たい雨も降りました。
 仕事に追われ、私の体調もすぐれません。みなさん、お元気でしょうか?


 さて、岩国は市長選挙の投票日まで20日を切りました。
 激しい選挙戦がたたかわれているようです。
 カギは、「市民騙し」の手法に徹する移転容認派が流す事実とはかけ離れた宣伝を打ち破れるのかどうかにかかっていると思います。

 私自身、これまで、何ができるのかと悩んでいました。
 そんな時、前回の記事に、現地でがんばっておられるわたしよりひろさんから次のようなコメントをいただきました。

ポチさまお世話になります。
今晩の井原のミニ集会で『移転容認派の「騙し」の戦術』
の内容からお話しさせていただきました。
無断借用ですが、井原前市長の応援弁士として頑張ってきましたので、どうかお許しを…

 きっと、わたりさんは、ご自分のお考えをお話しされたのであり、私の記事の内容と少しばかり共通点があっただけなのだとは思います。それでも、そんな風に言われると「自分も少しは岩国市長選挙のたたかいに参加している」という実感がわいてきます。
 わたりさん、ありがとうございました。



 さて、今年になって、「浜田省吾カテゴリー」を一つも書いていないことに気がつきました。しかし、岩国市長選挙も大詰めです。そこで、井原さんの応援歌として、浜田さんの歌を紹介することにしました。



 もちろん、井原さんには、彼を支える多くの仲間がいます。
 しかし、彼は、一人で国と対峙し、議会では容認派と対決しなければなりません。
 道標もない道に一人たたずんでいるかのような耐え難い孤独を感じられることもあるのではないでしょうか。引き裂かれるような思いをされることもあるかもしれません。
 これまで支えてくれた人が去っていったこともあるでしょう。
 そして、市民の安全と暮らしを一身に背負い、疲れ切っておられるかもしれません。
 だけど、井原さんには、それがどんなに困難でも、どんなに遠い道のりでも、たどり着いてほしいのです。「自らの知恵と勇気でまちを切り拓」く岩国、「民主主義と自治」が守られた明日の岩国に(括弧内は井原さんの「訴え」より)。

 そんな激励の思いを込め、1983年8月13日、福岡県の海ノ中道海浜公園でおこなわれた彼の野外コンサート「A PLACE IN THE SUN」の時の、浜田さんの言葉とともに、私の大好きなこの歌詞と歌を井原さんに贈ります。

 浜田省吾「家路」です。


 ひとつ話を聞いてくれる?この公園っていうのは(昭和)46年までは米軍のキャンプだったんだってね。僕も18の頃米軍のキャンプのそばにすんでいたことがあって・・・・。岩国っていうとこなんだけど。山口の人、今日来てるかな。僕が18の頃というのは、ベトナム戦争がすごく激しい頃で、ちょうどこの季節になると、長崎とか広島の、原爆記念日にデモに行ったりなんかして、おまわりさんにこずかれたりしてたんだけど。たぶんここからもいっぱい軍用機飛んでたんだと思います。僕が言いたいのはつまり、そういうキャンプがこんな素晴らしい公園になるなんて、なんてよかったんだと思うわけです。日本中の、そして世界中の軍事施設がこういうふうに、こんな素晴らしい公園になって、毎年こうやって、野外コンサートがいろんなところで出来たらいいなと思っています。
    (「A PLACE IN THE SUN・海ノ中道」でのMCより)




       「家路」

Shogo17_2青く沈んだ夕闇に
    浮かぶ街を見おろし
この人生が 何処へ俺を
    導くのか尋ねてみる
手に入れた形あるもの
      やがて失うのに
人はそれを夢と名づけ
      迷いの中さまよう


そして孤独なエゴは 愛という名のもとに
俺を上と下に引き裂いた
だけど今でも信じている
心のすべてを奪い去るような真実の愛

悲しみ果てしなく 風は夜毎冷たく
人は去り人は来る でも気付けば
道標もない道に一人

そして夜が明けたら また生きてくために
生活を背負って 歩き出す
疲れた体 次第に何も
聞こえなくなる 感じなくなる だけど

Shogo16_2どんなに遠くても
    たどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道 出会う場所へ

青く沈んだ夕闇に
    浮かぶ街を見おろし

どんなに遠くても たどり着いてみせる
時の狭間にいつの日か
魂を解き放って

どんなに遠くても たどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道 出会う場所へ








 

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2008年1月20日 (日)

移転容認派の「騙し」の戦術

 ポチです。
 「この暑い冬は何だ」と思っていたら、いつの間にか寒い冬になっていました。インフルエンザもはやっているそうですが、みなさん、お変わりありませんでしょうか?


 出張で留守にしておりました。
 帰ってきたら、出張中にたまっていた仕事でてんてこ舞い。
 コメントやTBをいただいていたみなさん、ご返事が遅れて申し訳ありませんでした。

 一昨日は、国会で福田さんの施政方針演説がありました。
 ひどい演説でしたね。
 つっこみどころはいっぱいなのですが、とくにあきれ返ったのは、ガソリン税の暫定税率の継続問題を環境問題のために重要だと言ったことです。ガソリンが高いと国民が車に乗らないようになり、その分だけ環境にやさしいということなのでしょう。
 冗談でしょう、という感じですね。
 もちろん、とくに必要もないのに車に乗ることもあるでしょう。行楽に車を使うこともあります。しかし、多くの場合、国民は「生きていくため」に車を使っています。車がなければ生きていけない(自家用車に限らず)人がたくさんいるのです。「環境のために車を使うな」というのであれば、それの代替措置が必要です。それもなしに、安直に、「ガソリン税の暫定税率は環境問題だ」とは開いた口がふさがりません。
 しかも、福田さんは、その暫定税率で得た税収を何に使うのかを言わなければなりません。
 道路をつくるんでしょ?車が走る。
 税金を高くするのは、環境を重視して車が走りにくくするためだ、と言いながら、その税金で車が走る道路を一生懸命つくる。しかも、生活道路ではなく、高規格道路や高速道路ばかり・・・。
 自分が何をおっしゃっているのかがわかっておられるのでしょうか。



 さて、岩国です。
 福田さん・・・、また福田さんですね。わかりにくい・・・。
 ええと、艦載機移転容認派に担がれて岩国市長選挙に出る福田良彦衆院議員です。その福田さんの戦術が明らかになってきているようです。
 下は、16日付の「朝日」山口版の「出直し選へ 変わりゆくイワクニ 一騎打ちの構図鮮明」という記事のうち、福田さんについて書かれた部分です。

 「基地問題も大事だが、もっと大事な問題が岩国にはある。それは財政問題なんです」
 15日午前、旧玖珂町の玖珂北部コミュニティセンターでミニ集会を開いた福田氏は、集まった80人ほどの支持者を前に、そう訴えかけた。
 「市財政の再生」を公約に掲げる福田氏は「やるべき課題はたくさんあるが、岩国は全く財源がない。皆さん方の福祉も滞っている。今こそ国、県としっかり交渉しなければいけない」と力説。「私はそういったパイプを持っている。フルに活用して地域の皆さんに活力のある岩国市政を取り戻したい」と訴える。
 市が20年かけて進める方針の小中学校の耐震整備には「5年間で整備する計画、予算の裏づけ、構想をしっかり持っている」と自信を示した。
 焦点の移転問題については、騒音を減らす防音工事の対象拡大や飛行時間帯の短縮などを、国と具体的に協議する必要性を強調。「私は決して国の言いなりになるつもりはないし、岩国市の言いたいことはすべて直接もの申す」と力を込めた。
 福田氏には、地元経済界や地元選出の自民県議、容認派市議らが全権的な支援に回る。11日夜に市民会館で開いた集会には約1400人を集め、地元出身の漫画家弘兼憲史さんの応援メッセージも読み上げられた。
 支援の市議は11日から宣伝カーに乗り込み旧岩国市を中心に「容認を前提に国と協議しないと岩国には未来がない」などと訴えている。
 陣営は17日午前10時から市民会館で女性を対象にした集会を予定。19日には午後2時から連合後援会の事務所開き、午後6時から後援会の新春の集いを市内のホテルで開く予定だ。


 つまり、まず第一に、岩国市の財政悪化を過大に描くということです。
 それは、以下のビラをみても明らかでしょう。「岩国の明るい未来を創る会女性部会」というところのビラのようです。

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 岩国の財政がどれだけ大変だというのでしょうか。
 岩国市の借金は1千億円だそうです。
 私が調べた岩国市の一般会計の地方債残高(借金)は、800億円くらいでしたが、たぶん、1千億円というのは、下水道事業などの特別会計を含めた金額なのでしょう。

 私に言わせれば、「1千億円?それがどうかしましたか?」です。

 岩国市の一般会計の年間予算は450億円程度だと思いますが、このくらいの予算の自治体が1千億円程度の借金をもっているのは、今の日本では当たり前のことです。
 この程度の借金で、「大変だ~」などと言っていたら笑われます。
 ちなみに、私の住む宇部市は、一般会計の年間予算は、約580億円。一般会計の地方債残高は800億円。特別会計も含めた借金は1200億円です。ほぼ同じような状況ではないでしょうか。しかし、宇部市の中で「第二の夕張になる」だとか、「これでは市民の命の安全が守れない」だとか言い出す人は誰もいません。

 誤解のないように言っておきますが、1千億円の借金がいいことだと言っているわけではありません。明らかによくないことです。解消するよう努力が求められることは当然のことです。
 言いたいのは、岩国市が全国の他の普通の自治体と比べて特別に大変な財政状況になると描くのは、とんでもない大嘘だということです。
 市民の多くの方が知らないのをいいことに、こんな宣伝をするなど、とんでもない話です。

 しかも、重大なのは、この借金がなぜ生まれたのか、ということです。
 あたかも、井原さんの失政のせいで生まれたかのように描いていますが、冗談ではありません。
 普通、「市の借金が大変だ」ということを有権者に理解してもらおうという場合、効果的なのは、周囲の自治体と借金の額を比較することです。しかし、「岩国の明るい未来を創る会」はじめ、容認派の方々は、いっさいそういうことはしません。
 なぜ、しないのかは、さっきも言ったように、どこも同じような借金をかかえているからなのですが、同時に、そのことは、借金が井原さんの失政の結果ではないということをはっきりと証明してしまうことにもなるからです。
 そして、責任を所在を明確に示してしまうことになります。
 そうです。日本全国どこでも同じような借金を背負っているということは、政府と福田さん自身が所属している自民党に責任があるからです。
 アメリカの要望に唯々諾々と応じ、無駄な大型事業を、国自身はもちろん、地方にも次々におこなわせ、莫大な借金をどんどんさせていった結果ではないですか。
 それに従っていった地方自治体の責任も免れないとは思いますが、その根本には国の責任があり、自民党政治の責任があることは明らかです。

 つまり、まとめれば、こうです。
(1)岩国市の借金は、重大だが、特別にたいへんな状況にはない
(2)しかも、その借金の責任は井原さんにではなく、どちらかというと福田良彦さんにある



 福田さん陣営の戦術の第二は、住民の願いにこたえるポーズをとることです。

 新聞記事にあったように、学校改修を20年ではなく5年でやるというのは、その典型例ではないでしょうか。
 先ほどと同じく「女性部会」のビラにこんなのもありましたが、これを読んでも、この戦術がよくわかります。

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 岩国市の知人から聞いた話ですと、福田さんは、「私が市長になったら、8千億円から1兆円のお金を国から引き出せる」と言って回られているそうです。

 8千億円? 1兆円?・・・・

 事実かどうか不明ですが、もし本当に言われているのだとすれば、とんでもない大法螺吹きです。「うそは大きいほうが信用される」というヒットラーばりの嘘つきだということでしょう。
 大嘘つきの約束など信用しないほうが賢明でしょう。

 しかも、教育予算を大幅に削減し、医療圧縮のために「年寄りは死ね」とばかりに「後期高齢者医療制度」をおこなおうとしているのが、福田さんが衆院議員を務めておられる自民党です。福田さん自身が、福祉や医療の破壊、暮らしと地域経済の崩壊、貧困と格差を生み出した張本人の一人ではないですか。
 どうして、福田さんにここに書かれてある公約の実現を期待することができるでしょうか?



 第三の戦術は、前にも書きましたが、例によって「国の言いなりになるつもりはない」ということを主張し続けることです。

 しかし、福田さんは、曲がりなりにも国会議員です。
 あまりにも理不尽な補助金カットで岩国市と市民が危機的状況に瀕しているときに、何か行動をおこされたでしょうか?
 何かをしたという話は聞こえてきません。
 住民投票についても「残念に思う」というコメントを出しておられるようです。
 明らかに、福田さんの行動の指針は、「住民よりも国」です。こんな行動を取られてきた方が「国の言いなりになるつもりはない」という場合、その裏側からしっかりと見ていく必要があると思います。



 さて、福田さん陣営の戦術について、3つの点から見てきましたが、ようするに、「市民騙し」です。
 岩国市の多くの有権者の方に、しっかりと事実を伝え、有権者を馬鹿にしている「騙し」を打ち破っていってほしいと心から願っています。






 

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2008年1月14日 (月)

世界中から物笑いの種になる前に

 ポチです。
 1月とは思えない暖かい日が続いていましたが、昨晩あたりからさすがに冬らしくなってきました。


 PCの引越しをおこなっていまして、更新になかなか手がつきませんでした。データーを全部移し、アプリケーションを入れ直すという作業はなかなか面倒なものです。
 それだけならいいのですが、カミさんに渡す約束をしていた古い方のPCが突如として言うことを聞かなくなり、どうやってもダメなので、ついにOSから入れ直す羽目になりました。以前に比べたら随分と簡単にはなったのですが、遅くまでかかってなんとかやり終えました。
 新しい方のPCは、注文した新しいアプリケーション待ちで、まだ、完全に引越しが終わっていないのですが、とりあえず使っています。



 さて、私がPCの引越しをしている間に、世間ではいろんなことが起こっています。
 薬害肝炎救済法が成立したことは喜ばしいことです。ただ、原告のみなさんも言われていたように、これで終わりにしてはいけないと思います。投与証明ができていない方も含めた救済範囲の拡大に国と国会は責任を持ってあたるべきだと思います。

 同時に、とくに大きな問題は、新テロ特措法の再可決・成立でしょう。

 「民主党が問責決議案を出しそうもないから再可決をする」だとか
 「継続審議にした方が自民党を追い込める」とか
 印象としては、なんだか、この法案が本質から遠く離れたところで議論されていたような、そんな感じがします。

 「アフガンの状況をどうみるのか」
 「『国際貢献』というなら、今求められている『国際貢献』のあり方はいかにあるべきか」
 という議論こそ、この法案審議の前提として必要だったと思います。

 しかし、そんなこととは無関係に、あたかも、アメリカ軍による戦闘で『テロとのたたかい』が成果を収め、アフガンに平和が訪れつつあり、そして、多くのアフガン人が喜んでいるかのような、そんな前提でこの人たちは議論しているのだろうかと思うことがしばしばでした。
 また、「何が起こっているか、どういう影響があるかは問題ではない。アメリカが要請していることが『国際貢献』だ」とでも言っているような、論理的思考を完全に停止してしまったとしか思えない議論もあったと思います。

 街角でのインタビューをTVが流していましたが、少なくとも「再可決はよかった」という人の口から出る言葉からは、そんな議論の影響を大いに受けているなあという印象をもちました。

 この事実とあまりにもかけ離れた認識をなんと表現すればいいのでしょうか。


 福田さんは「成立してよかった」と言います。
 福田さんに問いたい。「何がよかったのですか?」と・・・。

 まさか、「アフガンの人たちにとってよかった」とは言いませんよね・・・。

 アメリカの要請に応えられたことがよかったのですか?
 それとも、自分の面子が保たれたことがよかったのですか?
 あるいは、せっかく海外に出して軍事行動をさせていた自衛隊を元に戻せることがよかったのですか?

 そうですか。
 それは、よろしゅうございましたね。
 その陰で何が起こっていくかご存知でしょうね。
 自衛隊の給油を受けた艦船から飛び立った戦闘機や爆撃機が罪もないアフガンの人々を引き続き殺し続けます。
 大旱魃で苦しむ人々の暮らしをさらに破壊し、子どもたちやお年寄りなどの命と健康を奪います。
 そして、ペシャワール会の中村哲医師など、現地で、アフガンの人々のために活動している日本人を窮地に追い込みます。

 去年、中村哲さんの講演を聴き、著書を読んで記事を書きました。
 これ↓です。

 http://pochicoro.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_6260.html

 そのなかで、中村さんの著書からの引用をしました。現地の状況を、アフガンの人々の命や暮らしを無視した米軍の報復戦争や日本の「国際貢献」なるものへの怒りと苛立ちです。
 もう一度、ここで引用しておきます。

 帰国してから、日本中が沸き返る「米国対タリバーン」という対決の構図が、ひどく作為的な気がした。淡々と日常の生を刻む人々の姿が忘れられなかった。昼夜を問わずテレビが未知の国「アフガニスタン」を騒々しく報道する。ブッシュ大統領が「強いアメリカ」を叫んで報復の雄叫びを上げ、米国人が喝采する。湧き出した評論家がアフガン情勢を語る。これが芝居でなければ、みな何かにとり憑かれているように思えた。私たちの文明は大地から足が浮いてしまったのだ。
 全ては砂漠の彼方にゆらめく蜃気楼の如く、真実とは遠い出来事である。それが無性に悲しかった。アフガニスタン! 茶褐色の動かぬ大地、労苦を共に水を得て喜び合った村人、井戸掘りを手伝うタリバーン兵士たちの人懐っこい顔、憂いをたたえて逝った仏像--尽きぬ回顧の中で確かなのは、漠漠たる水なし地獄にもかかわらず、アフガニスタンが私に動かぬ「人間」を見せてくれたことである。「自由と民主主義」は今、テロ報復で大規模な殺戮を展開しようとしている。おそらく累々たる罪なき人々の屍の山を見たとき、夢見の悪い後悔と痛みを覚えるのは、報復者その人であろう。瀕死の小国に世界中の超大国が束になり、果たして何を守ろうとするのか、素朴な疑問である。
                            (2001年9月22日)



 憲法9条をもつ国として、日本がどういう振る舞いをすべきなのか、いま国中で考えるべきときだと思います。世界中の物笑いの種になる前に・・・・。
 思考停止のように、ただただ「アメリカが世界の中心だ」「アメリカに付き従うことが正義だ」という国であっていいのかどうかを。


 中村哲さんの顔を思い出し、つらく悲しく思いで再可決のニュースを聞いたポチでした。





 

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2008年1月 8日 (火)

「自主投票」でいいのでしょうか?

 ポチです。
 4日から仕事が始まっていますが、どうも本調子になれません。
 同じことをやっても、普段の二倍くらいの時間がかかり、こんなことでは、仕事はたまっていく一方です。早く元のペースに戻さねば・・・・。


 今朝の「朝日新聞」山口版に次のような記事が出ていました。

岩国市長選 民主は自主投票に
 県出身の民主党国会議員が7日、県庁で年等記者会見を行った。来月行われる岩国市の出直し市長選への対応について、党県連として自主投票とする方針を示した。
 同市長選には前市長の井原勝介氏(57)と、山口2区選出の自民党衆院議員福田良彦氏(37)が立候補を表明している。
 民主党県連代表の平岡秀夫衆院議員は「両方とも政党の推薦や支持は受けないと承知しており、そういうことであれば推薦を出すことはない。自主投票という位置づけ」と話した。その上で「個人として」と前置きし、「国が地方に約束したことは国は守るべきだ。こういうことをきちっと言える人でなければならない」と語った。
 平岡氏は、福田氏が衆院議員を辞職した後に行われる見通しとなった山口2区補選に、比例区からくら替え立候補する意向を表明している。このことについては「与党の議席を民主党の議席にかえていくことに全力を挙げたい」と述べた。
 次期衆院選に向けては、同党候補者が決まっていない山口4区も「あきらめたわけではない、擁立できるように努力していきたい」と話した。
 また、藤谷光信参院議員は岩国市長選について「(立候補予定者の)片方は自民現職の国会議員で、政策的に相容れないようなところがある」と述べた。

 この記事を読んで不安を感じたのは私だけでしょうか?
 「政党からの推薦や支持を受けない」というのは、井原さんの意思です。そして、その意思は当然のことです。これまでの市長選挙でも井原さんは同様の立場をとられてきましたし、とくに今回の市長選挙は、「民主主義と地方自治」を守るのかどうかが問われる選挙であり、自民党支持の方も含めて「こんな住民のことを無視した理不尽なことを許していいのか」という有権者の意思をすべて集める選挙にしなければならないからです。

 ですが、ここで問題は、井原さんの意思ではなく、民主党の意思です。なぜ「民主党は、井原さん当選のために全力を挙げます」「民主党を、そして私を支持してこられた方は、みなさん、井原さんに投票してください」とは言えないのでしょうか。
 「自主投票」というのは、普通の日本語としては、民主党支持の方に「どうぞ、あなたがいいと思われる方に投票してください」と呼びかけることです。政治家独特の用語として別の意味があるのかもしれませんが、私のような普通の日本人には理解できません。

 平岡さんは、「個人的意見」として、「地方に約束したことは国は守るべきだ」といえる人をと話し、これで「個人的には井原支持だ」と伝えようとしたのかもしれません。
 しかし、次の時事通信の記事をご覧ください。福田さんでさえ、「国の言いなりになるつもりはない」といっているのです。

福田衆院議員が岩国市長選に出馬=米艦載機移転問題が争点に-山口
                       1月5日11時54分 時事通信
 在日米軍再編による岩国基地への空母艦載機移転に反対する井原勝介前市長(57)の辞職に伴う山口県岩国市の出直し市長選(2月10日投開票)で、自民党の福田良彦衆院議員(37)=山口2区=は5日午前、同市内で記者会見し、無所属での立候補を表明した。移転容認派の保守系市議・県議や地元経済界代表らから出馬を要請されていた。
 同市長選には井原前市長が無所属での出馬を表明しており、艦載機移転の是非を最大の争点として、事実上の一騎打ちになる可能性が高い。
 福田氏は会見で、米軍再編について「協力はするが、国のいいなりになるつもりはない」として条件交渉する考えを示した。また、「市民党の立場で臨みたい」とし、政党の推薦や支持は要請しないとした。

 もちろん、彼の「国の言いなりになるつもりはない」という言葉に一片の真実もないことは明らかです。これまでの経過や背景、そして福田さんを押す方々の言動をみても、「国の言いなりになる」市政をつくるために立候補される方だということは明白だからです。
 しかし、彼は今後も「国の言いなりになるつもりはない」と主張し続けるでしょう。そうでなければ、とてもじゃないけど有権者に納得はされないからです。
 これまでの容認派のやり方をみても、投票日まで、ウソと欺瞞に満ちた「有権者騙し」の手法がとられることでしょう。
 次の写真をご覧ください。

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 ブログ仲間の岩国市在住のHitoming♪.さんから教えていただいたのですが、このサイトです。元岩国市長の方の年賀状のようです。
 少しでも事実を知っている方なら、まったく荒唐無稽な話であるとわかるのですが、こんなことが次から次へと起こっていくでしょう。

 そのときに、「あなたの好きな方に投票してください」でいいのでしょうか?


 「朝日」の記事が、平岡さんの会見の内容を正確に伝えていないのかもしれませんし、私の思い過ごしかもしれません。
 でも、どうしても、「自主投票」という言葉に、一万人集会のときに、声を張り上げて訴えておられた平岡さんとの落差を感じてしまいます。

 民主党の役割は大きいと思います。
 住民の願いに応えてぜひがんばってほしいと思っているポチでした。






 

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2008年1月 4日 (金)

「ともにこの試練に立ち向かおう」井原市長の訴え

 ポチです。
 お正月はいかがお過ごしだってでしょうか?
 私は、食って、飲んで、駅伝という三が日でした。
 今年も、箱根駅伝は、様々なドラマがありました。思わず、目頭を押さえてしまうことも度々でした。これを観ないと正月という気になれません。



 さて、今日、井原勝介岩国市長が記者会見をしました。
 その記者会見で発表した文書を岩国の友人が送ってくれました。なかなかの文章です。かなり長くなりますが、全文を紹介します。

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        「市民に訴える」
    -争点は、米軍再編にあらず-

                            平成20年1月4日
                                  井原勝介


1、争点は米軍再編にあらず、岩国の民主主義と自治を守る戦い
 今、岩国は、多くの困難に直面しており、将来を決める重要な岐路に立たされています。こうした時にこそ、主権者たる市民の利益を守る政治本来の役割を求められ、その真価が問われます。
 しかるに、「来るものは来る」、「容認しなければ財政破綻する」、逆に「受け入れれば5千億円から1兆円もらえる」などと責任ある政治家が誤った情報を宣伝し、いたずらに不安をあおり、市民の意見を二分しようとする、国や一部の利益が優先される古い政治の体質が浮き彫りになっています。非常の時だからこそ「政治」のあり方が問われています。
 私は、国の行政に携わる中で、政官業がもたれあい国民の利益が後回しにされる現実を目の当たりにし、政治を変えたい、市民の声が大切にされる真の「民主主義」を実現したいという一心で故郷岩国に帰って来ました。以来、あらゆる機会を通じて市民との対話に努め、常に民意を肌で感じながら、市民の平安な生活を実現するための政治を行ってきました。「常に市民とともにある」これが私の原点であり、一貫した理念です。
 民意は変わったという声もありますが、基地周辺に住み長い間様々な負担に苦しんできた人々の想いは、他から測り知れないものがあり、お金や圧力などにより簡単に左右されるものではありません。我々が尊重すべき「民意」とは、まさにこうした人々の切実な声であり、そうした基本的な民意はあまり変わっていません。直接的影響の少ない地域の皆さんにも、岩国市民の共通の問題としてぜひ一緒に考えていただきたい。
2、米軍再編
 私は、基地撤去を主張しているわけではなく、これからも基地の安定的運用に協力する姿勢に変わりはありません。しかし、今回の米軍再編に関する国の進め方はあまりにも一方的で、突然の補助金カットや容認を条件とする再編交付金などのアメとムチで市民の意思を抑えつける手法は、到底納得できません。
 しかも、こうした措置があの前代未聞のスキャンダルの渦中にある守屋前防衛事務次官の強引な発想によるものであることが明らかになってきており、今回の米軍再編そのものの正当性にも疑問が生じてきています。もう一度原点に立ち返って考え直す必要があります。少なくとも、国策だからと「鵜呑み」にするのではなく、言うべきことはきちんと言い、あくまで市民の側に立って主体的に判断すべきです。
 そこで、先般、国に対して5つの条件(試験飛行の実施、NLPの恒久的基地の明確化、海上自衛隊の残留等)を提示しました。私は、反対・撤回一辺倒で国との話し合いを拒否しているわけではありません。過去にも、国との接点を求めて、移駐機数の削減や厚木の訓練の分散とその一部の岩国引き受けなどの提案もしましたが、いずれも拒否されました。今回こそは、ぜひとも一歩前に出てきて欲しい、お互いの立場を尊重しながら誠意を持って話し合いを行えば、必ず納得できる解決策を見つけることができるし、そうなれば合意も可能です。
3、財政その他の課題
 財政が厳しいことは事実ですが、昨年策定した「財政健全化計画」に基づき、7年間で、約300人の職員数の削減等の経費削減を行い、1000億円余りの借金を約150億円削減することを目指すなど、必ず建て直します。
 12月議会で補正予算案が成立し庁舎建設の財源として一定の合併特例債が確保されましたが、国に対しては、あくまで合意に基づき予定通り35億円程度の補助金を交付するよう求めていきます。別問題とされてきた民間空港は、いつの間にか米軍再編と完全にリンクし、その方向性が出るまで動けない状況にあります。愛宕山については、旧国病の移転も本決まりとなり、その他の地域の活用策についても、県と協力しながら岩国の将来にとって望ましい方向性を探っていきます。こうした各種の課題は米軍再編と混同することなく、それぞれ着実に解決していきます。
4、周辺地域への対策
 高齢化や過疎化に悩む周辺地域に住む人々の想いも、もちろん私にとっては大切な「民意」であり、全市民共通の課題として考えていきます。少しでも問題を解決し豊かな自然と文化に恵まれた周辺地域の魅力を活かすことなくして、岩国市のまちづくりは語れません。情報の格差をなくし高速インターネット環境を整備するため4年計画でケーブルテレビ網の全域への拡充、地域のバス交通システムの見直し、防災無線等の整備を計画的に行います。さらに、団塊の世代の大量退職を間近に控えて、農林業の後継者を確保するとともに人口減少を少しでも防止するため「UJIターン」対策を積極的に進めます。
5、この身を挺して
 岩国は大きく動き始めています。基地に過度に依存することなく、苦しくとも自立し、自らの知恵と勇気でまちの未来を切り拓く、市民がまさに主権者としての意識に目覚め、自ら考え、行動するようになりました。
 これは時代の大きな流れであり、もはや何人も止めることはできません。古いものが様々なあつれきとなって立ちふさがってきていますが、それを乗り越えたところに、何よりも市民の心が大切にされる品格と誇りのある岩国があり、世界文化遺産への登録を目指している錦帯橋に象徴される歴史と文化、自然豊かなまちがあります。
 今は、市民が分裂し、相争うときではありません。真に岩国の行末を想うなら、心を一つにするときです。
 私は、あくまで市民を信じて、ともに築いてきた岩国の民主主義と自治を守るため、この身を挺して戦う覚悟です。これは市民の皆さん自身に与えられた試練でもあります。未来のために勇気を持ってともに立ち向かいましょう。


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 いかがだったでしょうか?




Yfukuda_01  容認派が担ぐ福田良彦衆院議員(左の写真=福田さんのHPからお借りしました)は、明日、記者会見をして、正式に市長選挙への立候補を表明されるそうです。
 この福田さんという人、99年4月の岩国市議選で市会議員になり、03年4月の県議選に立候補して当選。その任期途中の05年の総選挙で衆院議員になった方です。
 岩国の友人に話を聞くと、福田さんの評価はボロボロです。市議時代は、「岩国の市議の中で一番頭が悪い」というもっぱらの評判だったそうです。そして、県議選に出るときも、「この人何を考えてるんだろうか。間違いなく落選する」と、ほとんど「泡沫」扱いだったそうです。
 ところが、公明党が、勇退する現職県議の替わりを擁立せず、急遽、この福田さんを全面的に支援します。その支援の仕方たるや物凄かったそうです。当時のうわさでは、共産党の現職県議の落選を狙ったのでは、と言われていたそうです(実際に共産党県議は落選しました)。それで、あれよあれよという間に県議に当選したのです。
 以上は、あくまでも友人の話で、私は直接には何も知りません。

 それで、その友人に、「そんな頭の悪い人を担いで、容認派は大丈夫なの?」と聞くと、その友人いわく、「普通の人だったら、衆院議員が市長選にはでないでしょ。使いやすいってことだけなんじゃないの」ということでした。
 そして、その友人は、「県議選は『創価学会』の力、衆院選は『小泉と郵政民営化』の力、そして今度の選挙戦は『金』の力でやってくるだろう。『35億円の補助金出さなくてすんだから全部福田に注ぎ込め』てなもんだよ」とのこと。


 候補者が無能であろうが、市民が何を願っていようが、お金をばら撒いて自分たちの思うように市政を動かす。井原さんの「訴え」の言葉で言えば、「立ちふさがる古いあつれき」の典型のようなものです。
 しかし、そんなものは、市民の願いと行動の前に潰え去るべきものです。井原さんの言うとおり、「もはや何人も止めることはできない」大きな流れで押し流していきましょう。


 さあ、決戦のときです。岩国の知り合いの名簿を作成中のポチでした。
 では、また。





 

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2008年1月 2日 (水)

明けましておめでとうございます

 ポチです。

   明けましておめでとうございます

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 このブログに訪れていただいたみなさん
 訪れさせていただいたみなさん
 コメントやトラックバックを送らせていただいたみなさん
 昨年はたいへんお世話になりました。

 たいした中身もない、書きなぐるだけのブログですが、今年も精一杯書いていきたいと思います。
 今年もよろしくお願いいたします。




 

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