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2007年12月23日 (日)

来年度予算財務省原案と5度目の補正予算案--岩国を巡る2つの話題

 ポチです。
 雨の日が続いています。
 いやな雨ですが、水不足が懸念されているという話もあり、ここは喜ばなければならないんでしょう。



 さっき、ネットでニュースを読んでいたら、福田さんが薬害肝炎の被害者への一律救済のための法案を議員立法で今の臨時国会に提案することを表明したことがのっていました。
 どんな内容なのか、まだわからないので何ともいえませんが、文字通り「一律救済」ということであればいいことです。支持率急落という事態もあり、選挙目当てなのかもしれませんが、まったくかまいません。心がある人間として、立派な法案にしてほしいものだと思っています。



 さて、岩国です。
 最近の話題を2つほど書きます。
 もっと早く書ければよかったのですが・・・・。


 20日、来年度予算の財務省原案が内示されました。
 社会保障のための予算は自然増部分をばっさり削りながら、大型開発の事業のための予算は大幅増。失業対策費は大幅に削る一方で、軍事関連は、ミサイル防衛予算、インド洋への再派兵の費用などてんこ盛り。この原案そのものが大変な内容です。


 そして驚くのが、米軍岩国基地への空母艦載機部隊移転の関連事業費として58億4千万円が計上されたことです。
 その主な内容は、
  *滑走路に並行する2本目の誘導路増設のための費用 29億9千万円
  *滑走路両端に艦載機などの整備や機材を点検する区域の建設費 22億4千万円
  *艦載機による発着訓練施設を建設する場所を選定するための調査費 2千万円
  *米軍家族住宅の用地調査費 1億1千万円

だそうです。
 すべて艦載機移転を前提とした事業です。

 しかし、岩国市と岩国市民は、艦載機受け入れを認めていません。
 そして、口では「岩国市の理解を求める」と言いながら、「理解する必要なんかないよ。勝手にやるから」とばかりに、強引に移転をすすめようというわけです。

 しかも、「米軍住宅の用地調査」というのは、例の愛宕山です。
 防衛省は「具体的な場所は特定していない。候補地としてあがった際の地質調査費として計上した」と言っているようですが、白々しいにもほどがある。他には考えられません。間違いなく愛宕山です。
 付近の住民の大半が反対しています。住宅団地ができるからと土地を売った地域の人たちは詐欺にあったも同然です。すぐそばが巨大な米軍住宅になってしまうのですから。

 米軍が世界中どこにでも先制攻撃をかけることができる体制づくりには無条件で協力し、私たちの税金も湯水のように使う。そして、市民の願いには一顧だにしない。市民の暮らしや安全のことなど考えもしない。

 いったい「日本政府」というのは、どこの国の政府なのでしょうか?何のための政府なのでしょうか?こんな道理も正義もないことがまかり通っていいのでしょうか!




 もう一つの話題です。
 井原勝介岩国市長は21日に、市庁舎建設費に合併特例債をあてる5回目の補正予算案を市議会に提案することを発表しました。
 今開かれている12月市議会の最終日26日に提案されるそうです。

 岩国市は、11月に補正予算案が否決された後も、事務手続きだけはすすめて、特例債をもらえる権利だけは確保してきました。しかし、最終的に議会の議決がなければ特例債は使えません。
 22日付朝日新聞山口版によると、井原市長は「今後の手続きを考えると今回が最後の機会」だと表明されたそうです。
 そして、予算案が成立した際には、「移転問題で議会も私も民意を問う必要がある。私もそうした覚悟でこの議会に臨みたい」と話されたそうです。


 これに対する容認派の桑原という市議のコメントが出ていました。紹介します。腹立ちますよ、コレ。

(市長リコールを求める容認派の)集会でリコールへの協力を呼びかけた桑原敏幸市議は「今まで4度否決してきたものを認める考えはない。旧岩国市の住民投票から1年半以上が過ぎ、市民の意見も変わっており、我々が否決してきたのは市長に責任がある」と話す。この日の市長発言には「『議会も民意を』というのは余計なおせっかい。まず自分で辞めて、市民の信を問うべきだ」と批判した。
                         (朝日新聞22日付山口版)


 「市民の意見も変わってきており」ですって。
 なんでわかるんですか?
 だいたい真摯じゃないですよね。
 道理がどちらにあるかは置いておいたとしても、市長と議会多数派の対立であるわけだから、市長の言うように「議会も私も民意を問う必要がある」というのは当然のこと。なのに、「余計なおせっかい」とは何様のつもりでしょうか。
 「市民の意見も変わってきている」ということに自信があるのであれば、堂々と議会を自主解散して、民意を問うてみればいいじゃないですか?
 なのに、先日は、移転反対派の議員から出された自主解散の決議案に容認派の議員は全員が反対。
 言ってることおかしくありませんか?


 いずれにしても、本当に岩国の問題は大詰めを迎えています。
 「無理が通れば道理が引っ込む」というようなことは絶対に許してはなりません。山口県民の一人として、未来を担う子どもたちに自信を持って故郷を託すことができるよう、やれることをやっていきたいと思っています。






 

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コメント

ほんとに腹立たしいです。
井原市長さんにガンバって欲しいけれど、情勢はどうなのでしょう。心配です。
どこの国の政府かわかりませんね。
誰のために税金を使うというのでしょうか。
米軍のために湯水のように使って・・・。
許せません。
岩国の皆さん、山口の皆さん、がんばって!!!

投稿: jun | 2007年12月23日 (日) 22時19分

junさん
コメントありがとうございます。

とにかく「理不尽」という言葉しか思いつきません。
いよいよ決戦のときが近づいてきているのかなあという気がします。情勢は私にもよくわかりませんが、岩国市民の良識を信じようと思っています。

投稿: pochi | 2007年12月24日 (月) 05時39分

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