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2007年10月 8日 (月)

アフガン報復戦争開始の日に――SHOGO's Words No.17「A NEW STYLE WAR」

 ポチです。
 なんとなく疲れてしまって、PCに向かう気力が起きませんでした(仕事では毎日向かっているのですが)。更新することはもちろん、他の方のブログにお邪魔することもほとんどありませんでした。
 まだ、気力が充実してきたというわけでもないのですが、とにかく更新してみることにします。


 ノリックが死んだ・・・・。
 交通ルールを無視してUターンしたトラックに巻き込まれて・・・。
 18才で全日本ロードレースにデビュー。いきなり史上最年少チャンピオンに。2年後から、ワールドグランプリ500ccにフル参戦。WGPでは通算3勝、表彰台17回。
 ショックだ・・・・。
 阿部典史、享年32歳。心からご冥福をお祈りします。



 さて、気を取り直して本題を。
 6年前の今日、米軍がアフガニスタンへの報復戦争を開始しました。9・11からほぼ1ヶ月後でした。そして、その1ヵ月後には、「テロ特措法」なる法律が成立、自衛隊がインド洋に派兵されました。
 今年に入ってからだけでも、アフガンの民間人の被害者は1000人をこえると言われています。日本の自衛隊の補給艦から給油を受けた艦船から飛び立った米軍機がアフガンの地を空爆し、無差別殺人を繰り広げています。


 そして、6年後の日本では、この報復戦争を憲法を踏みにじって支援してきた「法律」をめぐって論争がおこなわれています。
 自民党の福田さんは「日本が国際社会に果たすべき責任」と言われ、民主党の小沢さんは「国連決議があれば武力行使も」と言われているようです。
 どちらの言葉も、まったく現実感がなく、空疎です。アフガンでどれだけの罪もない人が苦しんでいるのか、ということをこの人たちは考えないのでしょうか。その苦しみを与えることに手を貸している国の総理大臣と野党第一党の党首としての発言の重みはなく、胸の痛みを感じさせるところはまったくありません。
 福田さん、小沢さん、あなた方の手はアフガンの人たちが流す血にまみれているのです。その自覚をこそ、もつべきです。外国がどう思おうが、国連がどんな決議を出そうが関係ありません。人々の死に手を下している(間接的ではあっても)ことを前提にしたあなた方の言葉を聞いてみたい。
 


 ということで、「A NEW STYLE WAR」です。
 1986年9月にリリースされたアルバム「J.BOY」の1曲目に収められた曲。衝撃の一曲でした。
 『ロッキング・オン・ジャパン』という雑誌の87年1月号で、アルバム「J.BOY」についての浜田省吾のインタビューが掲載されています。そこで、浜田はこの曲について、次のように話しました。

「日本は平和だし、世界も今は、ほら、ソ連とアメリカも一時の緊張感ってなくなってきてるでしょう? だけど、これからの戦場っていうのは国境で区切られる戦場ではなくてね、いきなり東京の丸の内のビルが爆破されるかもしれないし、病原菌や自然破壊やそういったことが新しい戦場になるわけで、ある意味では今まで以上に平和な時代ではないんじゃないかなって。あまりシリアスにならないように、書いたつもりですけどね」

 十分にシリアス、そして、時代を先取りしたリアルな曲です。

 浜田省吾、「A NEW STYLE WAR」。
 それではどうぞ。


      

             A NEW STYLE WAR 

地下から地下へ運ばれた爆発物
国家に養われたテロリスト
成層圏に軍事衛星
It's A NEW STYLE WAR


飽食の北を支えてる

飢えた南の痩せた土地
払うべき代償は高く
いつか A NEW STYLE WAR

Shogo9_2

貧困は差別へと 怒りは暴力へと
受け入れるか 立ち向かうか
どこへも逃げ出す場所はない
It's A NEW STYLE WAR

ひび割れた原子力
雨に溶け 風に乗って
受け止めるか 立ち止まるか
どこへも隠れる場所はない
It's A NEW STYLE
It's A NEW STYLE WAR

愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ
It's A NEW STYLE WAR




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コメント

こんばんは またしても、凄いですね。
1986年にこの詩ですか。時代に敏感な方です。敬服。だから、ブログデザインのテンプレートにまでなるんですよね。いい曲です。ありがとうございます。

秋は静かに夏の疲れが忍び寄るのです。疲れたときにはドーンと休みましょう^^。

投稿: jun | 2007年10月 8日 (月) 19時24分

junさん
おはようございます

彼の詞には何かがあります。
メロディや彼の歌唱力もあると思うし、それは不可欠なのですが、やっぱり歌詞。ほとんどメディアに登場しないのに、彼のコンサートはどこもソールドアウト。日本でもっともチケットの取りにくい歌手の一人だと言われています。彼の詞への共感というのが大きいと思います。
私は、最後の望みの広島のコンサートもどうやらハズレだったみたいで、今年はついに浜田さんに会えないようです。クヤシイ~。

投稿: pochi | 2007年10月 9日 (火) 07時11分

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