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2007年9月26日 (水)

新政権の2つの話題――「選挙にむいてる」と「領収書は政治活動の自由を疎外」

 ポチです。
 今朝は寒くて目が覚めました。
 ちょっと、話題とすれば古くなりましたが、前節のリーガ・エスパニョーラ。バルセロナ対セビリア。
 「メッシはすごい」。この一言でした。



 狭いところを通したアンリのパスもすごかったのですが、その速いパスを左足の外側で止めながら浮かし、そのボールをジャンピングボレーでそのままゴールに突き刺す。
 画面では出ていないのですが(出ているのを見つけられませんでした)、相手ディフェンスをスイスイと交わしていくドリブルも圧巻でした。
 「別次元」という感じですね。




Photo  さて、福田さんが総理大臣になりました。
 閣僚の顔ぶれはほとんど変わらず、どちらかというと自民党三役、じゃなかった、今回から四役ですか、その顔ぶれの方が新鮮(?)です。
 面白かったのは、古賀誠さんの選対委員長就任。
 古賀さん曰く、「ボクは選挙にむいている」とのこと。
 あの年をして、自分のことを「ボク」というのもどうかと思いますが、そのことはさておいて、本当に古賀さんが「選挙にむいている」のでしょうか?
 なにか古賀さんは勘違いをしているのではないでしょうか?

 古賀さんがかつて幹事長をしていた時とは、時代が違います。
 いまや自民党の支持基盤は崩壊し、見るも無残です。自民党の強固な支持基盤だと言われていた土建業界、農村Photo_2 部、医師会などは、小泉さんの「構造改革」によってズタズタにされ、文字通り、「ぶっ壊され」ました。今回の参院選で医師会推薦の武見さんが落選したのは、その象徴でした。
 そして、従来、自民党に迷わず投票していた保守層が、小泉政治のもとで、疲弊し、困窮し、痛みに耐えかねて叫び声をあげています。

 その支持基盤の崩壊をカバーし、いまの衆議院の議席数をなしたのは、一つはあの「小泉劇場」です。「郵政民営化に賛成か反対か!」「改革なくして成長なし」とわけのわからない叫びを上げ、巨大な流れをつくりだしました。
 もう一つが公明党の支援です。自民党の候補者陣営が創価学会の票欲しさに自らの後援会の名簿を創価学会に提出するなど、まさに公明党・創価学会の「票奴隷」と化しています。この支援なくしては、もはや自民党は存続できないといっても過言ではありません。

 つまり、今の自民党にとって「選挙にむいてる」というのは、「公明党・創価学会の受けがいい」、もしくは、「小泉さんのようなパフォーマンスができる」ということでしょうか。

 古賀さんが公明党と親しいのかどうかはよく知りませんが、もう一つの点。古賀さんには、とても小泉さんの真似ができるとは思いません。
 以前のように、強権発動で業界団体を締め付けたら選挙に勝てると古賀さんが思っていて、それで「ボクは選挙にむいている」と言っているのだとしたら、まるでアサッテだと思います。
 どう「選挙にむいている」のか見てみたいものです。



 もう一つ、気になった点。
 テロ特措法が臨時国会の焦点として取りざたされていますが、もう一つの焦点が「1円以上の領収書」問題だそうです。

領収書添付、難航必至 民主は「公開前提」譲らず 
                           (「朝日」9月26日付)
 自民、公明両党が25日に署名した連立政権合意書では、政治資金について「1円以上のすべての支出」に領収書添付を義務づけるものの、公開方法は「政党間協議」に委ねるとした。だが、独自の政治資金規正法改正案を準備している民主党は「談合には応じない」としており、協議が動き出す見通しは立っていない。「すべての領収書添付」自体、具体化は先送りとなる可能性もある。
 自公合意文書では、領収書の公開方法について「独立した第三者機関の設置など国民の理解が得られるよう、内外の意見を十分に勘案して具体的な成案を得るべく政党間において協議し、今国会で成案を得ることを目指す」と記した。福田首相が「政治活動の自由」を理由に、第三者機関への開示にとどめる方針を示しているためだ。
 民主党は「1円以上」の領収書添付を義務づけた同法改正案を来週半ばにも決定し、国会に提出する方針だ。同党も、領収書の発行元の住所など個人情報の一部については伏せることも検討しているが、あくまで公開が前提。小沢代表は25日の記者会見で「一般に公開しない公開なんて、公開じゃない」と自公合意を批判した。
 与党の「話し合い」の誘いに民主党が応じる確証もない。山岡賢次国対委員長は25日の会見で「国会で論議もしていない。その前から談合したいというような話があっても、そうですかというわけにいかない」と述べた。


 ということだそうです。
 政治家というのは、わけのわからないことを言う人たちです。
 どうして領収書を添付することが、「政治活動の自由」を制限することになるのでしょうか。よく聞く言葉ですが、その理由は聞いたことがありません。庶民にわかるように説明してほしいものです。

 そもそも、「政治とカネ」の問題で国民が怒っているのはなぜでしょうか。
 政治家の方々が政治資金規制法という法律を踏みにじっていることへの怒りは当然ですが、それよりなにより、国民の払った税金がデタラメに使われていることへの怒りです。
 政党助成金は年間300億円。すべて国民の税金で、共産党を除く各政党にばら撒かれています。各党の収入に占める割合は、自民党で約6割、民主党で8割を占めています。その政党助成金が各議員に分けられ、庶民の常識ではとうてい理解できない使われ方をしているのです。

 私たちが払った税金がどう使われているのかを知ることは、国民の権利です。
 万、万が一、領収書を添付することが「政治活動の自由」を疎外すると言い張るのであれば、少なくともこの政党助成金の受け取りはすべきではないのではないでしょうか(もちろん、そのうえでもなお、政治資金規正法の規制は受けますが)。



 さあ、自民党最後の総理大臣が誕生しました。
 その終焉をみんなで見届けましょう。

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コメント

東京は、かなり秋めいてきました。

バルサは、アンリまで抱え込んで、
これで優勝しなかったら、×ですね^^;
本物のメッシのドリブルを観てみたいものです。
ところで、デコのサッパリ頭は、新鮮ですね。

Jリーグは、終盤にきています。
終盤になると頑張り出す、
へそ曲がりの我がチームは、
今週は、千葉を撃破予定?です^^;

投稿: una | 2007年9月26日 (水) 13時55分

unaさん
コメントありがとうございます。

>これで優勝しなかったら、×ですね^^;

まったくです。
でも、×になりそうな予感がヒシヒシとします。
ロナウジーニョをめぐってのゴタゴタが気になります。すごく好青年っぽかったのですが、やっぱり大金に囲まれて生活すると人間変わってしまうのでしょうか?
メッシには、そうならないでいてほしいと思います。
メッシのドリブル、みつけたら画像を貼り付けますね。

投稿: pochi | 2007年9月27日 (木) 06時29分

こんにちは 友人が自衛隊でどんなに兵器を買い込んでるか?表にして送ってもらいました。アンビリバボー!でした。お金は人が安心して暮らせるために使われるべきものですね。というわけで講演会のご案内です。

未来バンク理事長 田中優氏を迎えての講演会が
県内ダブルヘッダーであります。
よろしかったらぜひどうぞ~

10月14日(日)10:00~12:00
「ストップ地球温暖化! 私たちに何ができるの?田中優氏 第2回講演会」
下関市リサイクルプラザ(しものせき環境みらい館)
下関市古屋町1-18-1 TEL0832-52-7220
入場料 前売 大人1000円 中高生500円
    当日 大人1200円 中高生700円 小学生以下無料
主催者連絡先 TEAM-15%下関
   (宇原)090-2865-3579          
    エコプラザ・下関   0832-28-3312   
    Asian farm house百姓庵 0837-34-0377           http://www1.bbweb-arena.com/hyakusho/
__________

10月14日(日)14:00~17:00
田中優氏講演会
「脱原発・脱軍備の社会をおおいに語ろう!」
山口県婦人教育文化会館 カリエンテ山口
 山口市湯田温泉5丁目1-1 TEL083-922-2792
参加費 300円
主催  憲法を活かす市民の会・やまぐち
主催者連絡先 
日本キリスト教団小郡教会 083-972-2402
         前田  090-3744-2101  
______________________

投稿: だじゃらん | 2007年9月28日 (金) 00時32分

だじゃらんさん
コメントありがとうございました。

田中優さん。はじめて聞くお名前だったので調べてみました。
ヘェ~、ap bankの顧問をやっておられるんですか。
テーマも違うし、参加費もえらく違うので、まったく別の話をされるんでしょうね。
どちらにしても面白そうなテーマです。仕事の関係でどうなるかわかりませんが、行けるようならどちらかに行ってみようと思います。
ご紹介ありがとうございました。

投稿: pochi | 2007年9月28日 (金) 19時23分

参加費が違うのは主催団体の違いによります。
下関の方は独立採算制、山口の方は講演に使う予算があるためでそのことによる違いはあまりないかも?です。

どちらかというと下関の方は環境問題重視、山口の方は軍需産業の問題などにも触れると思います。
一番伝えたいのは青森県にある六ヶ所核燃料再処理工場の問題です。このような事実が山口県ではあまりに知られていないことがおそろしいです。
ご都合のつく方へぜひおいで下さい。

投稿: だじゃらん | 2007年9月28日 (金) 23時33分

お早うございます。
さっそく福田さんの領収書改変問題が出ましたね。
お粗末です。
「大変恥ずかしいことで・・・・」みたいなことをおっしゃっていましたが、そう言う問題ではないですよね。
やはり、短命総理になるのでしょうか。

投稿: jun | 2007年9月29日 (土) 11時31分

junさん
コメントありがとうございます。

この福田さんの領収書問題って、これまでのどの人のよりひどいと思いません?捏造された領収書の額が1000万円をこえるわけだし、福田さんの経理をしていた人って元国税庁の職員だそうだから、これは確信犯ですよね。

まあ、ですから、全員そうなんでしょうね。この人たちは。「身体検査」なんて、やるだけムダですね。本気でやったら閣僚できる人いなくなっちゃいますよ。

投稿: pochi | 2007年9月30日 (日) 18時15分

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