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2007年9月21日 (金)

「謝意決議」が語った問題の本質

 ポチです。
 昨日の朝、テレビの天気予報を観ていたら、最高気温予想で、昨日は「福岡は35度。猛暑日になりそうです」にびっくり。福岡といえばお隣。9月下旬に「猛暑日」だって~。冗談じゃない。
 今朝のニュースも注目して見ていたのですが、今日の福岡は34度でした。で、予想通り暑い一日でした。
 本当に異常です。





 で、「異常」と言えば、この話。


対テロ作戦に「謝意」決議採択=ロシアが棄権-日本の内政優先と批判・国連安保理(時事通信 20日10:03)
Photo_2 【ニューヨーク19日時事】国連安全保障理事会は19日、アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)の任務を1年間延長する決議案を賛成14、棄権1で採択した。決議には、米軍主導のテロ掃討作戦「不朽の自由」の一環として日本が参加している海上阻止行動への「謝意」が初めて盛り込まれたが、常任理事国であるロシアが棄権し、全会一致は実現しなかった。
 ロシアのチュルキン大使は採決に当たり、海上阻止行動に言及する理由が不明確だなどと指摘。「不朽の自由」作戦に基づく活動は「国連の枠外で遂行されている」と主張するとともに、決議が日本政府の意向を踏まえて作成されたことを批判した。
 日本政府は、「国連の承認を得ていない」として海上自衛隊によるインド洋上での給油活動継続に反対する民主党を意識し、「謝意」の表現を決議に盛り込むよう米英仏などに働き掛けた。全会一致を得られなかった事実は、国連でも海上阻止行動をめぐる見解が必ずしも一致していないことを逆に浮き彫りにし、強い追い風を期待した政府・与党の思惑は外れたと言えそうだ。

(写真は、イタリア海軍艦艇に給油する補給艦「おうみ」=海上自衛隊のHPよりお借りしました)




 本当に「異常」な話です。
 何が「異常」かと言うと・・・・。

 まず第一に、「お礼をしてください」とお願いしてまわったということ。
 お願いにまわった方はどんな気持ちでまわられたでしょうか。恥ずかしかったでしょうか、それとも、「当然だ」と思ってやられたでしょうか。

 そして、二つ目に、「異常」だと思うのは、政府が、この「謝意決議」で民主党や世論を動かせるとまじめに思っていることです。
 高村正彦防衛相は「新たな決議があれば、テロ特措法に対する民主党の一番大きな反対理由はなくなるのではないか」という趣旨の発言をマスコミにしたと報道されています。
 なぜ「反対理由がなくなる」と思うのか、さっぱりわかりません。


 私は、この決議は、かえって給油を継続したい人たちが墓穴を掘ったのではないかと思っています。
 今回の決議であらためて浮き彫りになったのは、何でしょうか。

(1)政府は、インド洋での給油活動について、テロとたたかうために世界の国々と協力した活動で、それは安保理決議1386号でも決議されてきたことだと説明してきた

(2)しかし、アフガンや周辺海域での軍事行動にもISAOEFという2種類あることがあらためてはっきりした

(3)ISAFは、2001年12月に採択された安保理決議1386号にもとづいて設置されたもので、その任務は、タリバン政権崩壊後の治安維持のため

(4)OEFは、2001年10月に国連の承認のないままに、タリバン政権打倒のためにアメリカが仕掛けた戦争

(5)日本の海上自衛隊が参加しているのはOEFであり、けっしてISAFではないということ



 つまり、「謝意決議」は、それを入れるために奔走された政府の思惑にも関わらず、自衛隊の給油活動の本質を問わず語りに語ったといえるのではないでしょうか。

 つまり、・・・


日本の自衛隊は、国連とは関係なく、アメリカの戦争の支援をしていると。

これは、日本国憲法が否定している「集団的自衛権の行使」以外の何者でもありません。



 「延長」であろうが「新法」であろうが関係ありません。
 今日も、罪のないアフガンの人たちが、この戦争のために命を落としています。その手助けなどとんでもない話です。
 ただちに自衛隊を撤退させることを強く求めます。

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コメント

何か恥ずかしいですね。なりふり構わずってかんじで。
でも、これからどんな手を使ってくるでしょう。それと、民主党がどこまで本物か、ちょっと怖いけれど、これでわかるでしょうね。ガンバって欲しいけど。

投稿: jun | 2007年9月22日 (土) 21時36分

junさん
コメントありがとうございます

「厚顔無恥」って言葉を絵に書いたような話ですよね。
小沢さんは、選挙に勝つためには「正しい」選択をされたのでしょうが、彼の政治信条からいうと「苦しい」選択をされたのだと思います。しかし、小沢さんも、その選択であれだけの票を集めたのですから、どんなに「苦し」くても、ここまできたらやるしかないでしょう。

投稿: pochi | 2007年9月25日 (火) 08時00分

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