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2007年4月27日 (金)

改憲の動きも解釈改憲の動きも―「集団的自衛権」

 ポチです。
 仕事疲れか、頭痛がとまりません。「おまえ、脳腫瘍じゃなか?」などとまわりから脅されて、昨日、病院に行ってきました。CTをとってもらいましたが「異常なし」。結局、疲労が原因のようです。
 普段から肩こりがひどいのです。肩こりがしんどい時にマッサージに行くのですが、「こんなこっているの見たことない」ってよく言われるくらいです。仕事が集中して、極度の肩こりになっていることが問題のようです。痛み止めと筋肉を柔らかくする薬を処方してもらいました。
 この筋肉を柔らかくする薬がいいんですよ。以前、腰痛のときに処方してもらったのですが、腰の方はともかく、肩こりがすっかりなくなって、首筋から肩がすっかり楽になったんです。マッサージや塗り薬の比じゃないです。ガチガチだった肩がフニャフニャになります。肩こりの激しい方には、絶対におすすめです。
 ということで、今日も仕事をやすむことにして、頭痛に耐えながら、ゆっくりとブログを更新します。

 さて、本題です。
 いよいよ「集団的自衛権」行使に向けた本格的動きがはじまりました。 25日に「安全保障に法的基盤の再構築に関する懇談会」が設置されました。この懇談会は、「集団的自衛権」について研究する首相の私的諮問機関なのだそうです。5月18日に初会合を開き、10回程度会合を重ねて、秋をめどに報告書をまとめるといわれています。

 これまで、歴代政府は、公式見解として一貫して「集団的自衛権は違憲」と言い続けてきました。当然のことです。「集団的自衛権」を容認するということは即、自衛隊の海外派兵を容認することだからです。明らかに憲法に抵触します。政府はいま、この立場を理不尽にも投げ捨てようとしています。

 なぜ、「手段的自衛権」行使なのでしょうか。
 憲法の制約を振り払って、自衛隊が海外で自由に軍事活動ができるようにすべきだというアメリカからの要求は日増しに強まっています。つまり、アメリカが世界中ですすめる戦争に「自衛隊が手を貸せるようにしなさい」というわけですね。
 で、改憲の動きも急なのですが、まだ時間がかかりそうなので、とりあえず、今の憲法のままでも「集団的自衛権」の名のもとに自衛隊の海外での軍事行動を容認できる仕組みをつくろうということなんでしょう。
 26日付「朝日」によると、この「懇談会」設置を決めた25日の昼には、郷土のホコリ・シンゾーちゃんは、「集団的自衛権行使をせよ」と主張し続けてきたアーミテージ元米国務副長官とさっそく会談し、「懇談会」設置を伝えたといいます。アーミテージさんは大喜びで「それは素晴らしいことだ」と言ったそうです。

 いったい、どこを向いて政治をしているのか・・・・。

 その26日付の「朝日」に懇談会メンバーの過去の発言が掲載されていました。
「エ~、何これ」っていう発言ばかりです。

◆岡崎久彦氏(元駐タイ大使)
「(集団的自衛権の)権利があって行使できないというのは解釈じゃないですから、バカを言っているだけですから、バカなことは言わないということでもって、いろんなことが解決します」(06年2月8日、参院国際問題調査会)

*ポチの一言=憲法9条をこの人はどう考えているのでしょうか。憲法9条は「バカ」だと言うわけですね。そんなに戦争がしたいのでしょうか?

◆葛西敬之氏(JR東海会長)
「『自分が撃たれない限り、一発も撃ち返さない』などと言って、日本の安全が守れるでしょうか」(「中央公論」05年1月号)

*ポチの一言=まったく話がわかっていない方ですね。いろんな問題がごちゃごちゃになっておられるようです。
<その1>憲法を踏みにじって、撃ったり撃たれたりする場所に自衛隊を派兵するから「自分が撃たれない限り、一発も撃ち返さない」という問題がおこるのであって、行かせたことの問題です。
<その2>しかも、このことが問題になったのはイラクへの自衛隊派兵の際だと思いますが、イラクへの自衛隊派兵と「日本の安全」とはまったく関係ありません。
<その3>究極的に言うと、この発言は、「専守防衛」そのものへの懐疑であって、「先制攻撃を断固すべき」という理屈です。それは「集団的自衛権」問題とは何の関係もありません。

◆北岡伸一氏(東大院教授)
「集団的自衛権は、共通の価値を持った国がお互いに助け合うということだから、集団的自衛権を備えておく方が平和的で軍備拡張を防ぐ」(00年4月6日、衆院憲法調査会)

*ポチの一言=「集団的自衛権」の名のもとに、どれだけの戦争がおこなわれてきたか、この人は知らないのでしょうか?ベトナム戦争しかり、中南米への一連のアメリカの侵攻、旧ソ連によるアフガニスタン侵略・・・。すべて「集団的自衛権」の行使という名目でおこなわれました。「平和的」ですって?とんでもない話です。

◆坂元一哉氏(阪大院教授)
「日米同盟を強化していくために、集団的自衛権の行使をできるようになるべきだ。ただ、憲法9条を改正する必要はなく、解釈の是正で十分である」(04年2月18日、衆院憲法調査会)

*ポチの一言=ウワ~、露骨な発言だ。つまり、「集団的自衛権」行使は、日本の国民のためじゃなくて、日米同盟のためだってわけですね。

◆佐瀬昌盛氏(防衛大名誉教授)
「集団的自衛権行使是認へと転換するのに『憲法解釈の変更』か、『正々堂々』の憲法改正でいくのか、の論議は今までにもあった。私はそのいずれでもなく『解釈是正』が必要なのだと主張してきた」(「諸君!」06年5月号)

*ポチの一言=「違憲」だってのを「合憲」にするのが、憲法解釈の「変更」ではなく「是正」だって、いったいどういうこと?

 で、この「懇談会」って、こんな人ばかりの集団のようです。
 郷土のホコリ・シンゾーちゃんは、「高い見識と現実的な考え方を持つ方にお集まりいただいた」と言っているそうですが、「朝日」によると、
「懇談会のメンバーには、政府が憲法解釈で禁じている集団的自衛権の行使に消極的な人は見当たらない。首相の下で人選に携わったのは的場順三官房副長官と谷内正太郎外務事務次官。両氏の間では、賛否が割れるような人選はしないことが暗黙の了解だ」
だそうです。
 最初から「結論ありき」っていう「懇談会」ですね。
 国民の意見を聴くような格好だけつける文字通りの「やらせ」。で、首相の諮問機関なんだから、メンバーの方には報酬も出るのでしょうね。どのくらいでるのでしょうか。きっと、結構な額の税金が使われるのでしょう。
 腹立たしいの一言です。

 いったい、日本の平和はどこに行ってしまうのでしょうか。戦後、「二度と戦争はしない」と誓い「日本国憲法」を定めた国・日本がいま、アメリカに付き従って世界中で戦争をする国にされようとしています。
 こんな状況の中、ポチの友人の中にも、ガッカリして、落ち込んでいる人がいます。でも、ポチは国民の賢明さを信じています。
 実際、自民党の中でさえも、こんなやり方に矛盾がおこっています。
 夏の参院選は、こんな安倍自民・公明政権に国民が審判を下したいものです。

 頭痛に耐えながら、更新したポチでした。

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コメント

もう少しお休みされた方がいいですよ。
平和を訴え、9条を守る人の存在は貴重なのですから^^
「わかものよ からだをきたえておけ
 うつくしいこころが たくましいからだにからくも
 ささえられるひが いつかはくる
 そのひのために からだをきたえておけ
 若者よ」
 
昔、こんな歌がありましたよ。ははは@@

投稿: jun | 2007年4月28日 (土) 12時52分

junさん
コメントありがとうございます。

もう大丈夫だと思います。
でも、仕事に熱中していた間に、世の中、いろんなことが起こってますネエ。
今って、歴史的に見ても、平和や暮らしや民主主義をめぐる大きな分岐点なんだろうなとあらためて実感されます。今を生きている者がどういう選択をするのかが未来の世代の人たちに問われるんだろうなあと強く感じます。
できることなどたいしてありませんが、できることからやっていこうと思っています。からだをきたえて。

投稿: pochi | 2007年4月28日 (土) 18時10分

9条で平和が守られてると思ってるんだからおめでたい人ですね~それともバカなのかな?w

自衛隊の世界トップ5級の軍事力があってこその日本の平和だってどうして分からないんですかね・・・

自衛隊の立ち位置を微妙なものにして、さらに自衛隊の
有事の行動を束縛する憲法を守ることが「平和理念を守る」ことなの? いや~きつい冗談だwww

さらに日本は、東南アジアに大きく経済的に頼っている。
なのに、日本はこれだけの軍事力を持ちながら(しかも軍事費にはGDP比1%しか使ってないのでまだ増やせる!)
中国の脅威にリアルタイムで晒されている東南アジアの人々を助ける義務はないのか?
大国としての責任感はゼロなのか?
「金だけ出して軍は出さない卑怯国家日本」の元凶が、ここの筆者さんのような方々ですね。

集団的自衛権反対の人は「アメリカの戦争に参加~」などと根も葉もないことばかり言うが、そういった事実も知った上で反対してるのか?
まあ違うんでしょうねどうせwww


投稿: Japannavalcadet | 2014年6月22日 (日) 22時35分

自衛隊は世界トップクラスの軍であることは述べましたが、逆に言えばそのくらいなければ守れないという事。
自衛隊は軍隊ですが、それを軍隊ではないと国民に
言い張らねばならない原因が9条。
それを守って、自衛隊は軍隊ではないと国民を騙し続けて正しい理解を阻害し続けることが平和を守ること?
本当に脳腫瘍でもできてるんじゃないか!?

9条をことさらに神格化して、何にも優先して(もちろん国民の安全やアジアの安定よりも)9条をひたすら守ろうとする狂信的なあなた方は、戦前の洗脳教育にも似ています。

思想が違うだけで、性質は何ら変わりませんね・・・

投稿: Japannavalcadet | 2014年6月22日 (日) 22時43分

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