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2007年2月

2007年2月24日 (土)

歴史から取り残された72歳

Ts3a0140

 ポチです。
 お母さんのお出かけです。いってらっしゃ~いのあいさつもちゃんとします。

 自民党高知市議の島崎利幸(72)という人が22日、自分の講演会で「社民党の福島さんは機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中を引き連れて『大臣辞めろ』と言っている」と言ったそうです。
 福島さんは抗議の談話を発表したのだけど、島崎さんは、「自分の性格は、言いたいことを胸にしまっておくタイプではない。これからも言いたいことははっきりと発言していく」と述べて、福島さんの抗議には「おれも大臣並みの扱いか」と語ったそうです。(朝日新聞)

 自民党の方全員がこうだとは言いませんが、どうも比較的こういう方が多いのが自民党であることは間違いないと思います。
 信じられないのは、「言いたいことは言う」という開き直った態度です。
 一つには、まるで子どものような言い草にあきれるばかりです。
 言いたいことがあっても、口にすべきか、そうすべきではないか、判断して行動するのが普通の大人です。誰もが日常の中で、この判断をしながら生きています。72歳にもなって、そろそろ人生も終焉を迎えようとしている人が、これでは・・・。いったい、70年にも及ぶ人生の中で、どういう経験を積んでこられたのでしょう。

 二つ目に、別の角度から言うと、この島崎さん、口にすべきか否か、ちゃんと判断した上で発言しているとも言えます。
 つまり、「機械のさびきった・・・」と発言することは、自分の価値観に照らして、「なんら問題はない」と判断されたうえで発言されたということです。
 そこで問題になるのは、島崎さんの価値観です。現代の日本人の常識では、この発言が、女性蔑視に満ち、民主主義に反し、日本国憲法の立場から大きく逸脱した許されざる内容をもっていると考えます。
 ところが、島崎さんの「常識」や「価値観」に照らせば、この内容は、「なんら問題はない」となってしまうわけで、つまり、この人は、現代日本に存在する資格がないということです。72歳というお年を考えると、戦前の教育をお受けになったのだとは思いますが、歴史や社会の進歩についてこれなかったのでしょうね。

 でも、歴史や社会の進歩についてこれなかったのは、島崎さんだけじゃありません。あの戦争を「侵略戦争ではない。正義の戦争だ」という人。「従軍慰安婦なんていなかった」って言う人・・・。その代表格が郷土のホコリ・アベシンゾーさんです。
 こんな人が内閣総理大臣だなんて、悲しい・・・。

 で、三つ目に、二つ目をさらに発展させて、この島崎さんは、ウソをついてるっていう見方もあります。
 つまり、「言いたいことを胸にしまっておける性格じゃない」ってのは、まったくのウソで、ちゃんと計算して、「ここで発言していくべきだ」と積極的に判断して発言された、ということです。
 でも、この判断は明らかに間違ってますね。空気を読めない人は困りものです。

 ということで、ひさしぶりに真面目に書いてみたポチでした。

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2007年2月23日 (金)

とりあえず

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 ポチです。
 「待て」だって? わかったよ、待ってるじゃないか。そのビスケットは結構うまいんだよ。早くよこせってんだ・・・。

 気がついたら、前回の記事から、4日もたっています。でも、書く時間がありません。
 年度末に向けて、仕事が山のように積み重なっています。毎日、自宅に帰るのは深夜。午前様の時も(仕事でですよ)。土曜日曜祭日もありません。4月いっぱいまで、こんな状況が続きそうです。

 ということで、とりあえず、ポチの写真集でもどうぞ。

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 誰だ!「ねずみみたいな顔だ」っていうのは!

Ts3a0107  

 怒るヨ。そんなこと言うと!

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 エエ~イ! うるさいな!かまうなってのに! 噛んでやるぞ!

 明日は必ずどこかで時間をとって、更新することにします。
 ということで、アリバイ的に更新をしてしまったポチでした。

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2007年2月19日 (月)

SHOGO's Words No.8 「A NEW STYLE WAR」

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 ポチです。
 こうやって、ペタッとお腹をつけて床に寝るとひんやりして気持ちいいんだ・・・・。どうでもいいけど、お尻だけ写すなよナ!

 で、今日は「浜田省吾」カテゴリーです。
 今回も、浜田さんの言葉から

 歌っていうのは、よく言うんですけど、メロディーがあって言葉があってサウンドがあって、これが全部一つになって歌になるわけですよね。だから、どれが一番重要ってことはないんですけど、やっぱり、歌をつくるってのは詞を書くことなんだね、最終的には。
 
で、当然そのなかに何を書こうかっていうテーマがあったとし、それは自ら何かしらを語ることにはなると思うんですよね。ラヴソングもそうだし。それが日常の中にある自分と気持ちが通じ合えるもの、っていう風には考えてますね。

 ということで、前回の「MONEY」につづいて、今回もストレートな曲です。アルバム「J.BOY」の1曲目です。

     A NEW STYLE WAR

地下から地下へ運ばれた爆発物(ボム)
国家に養われたテロリスト
成層圏に軍事衛星(ミリタリーサテライト)
It's A NEW STYLE WAR

飽食の北を支えてる
飢えた南の痩せた土地
払うべき代償は高く
いつか A NEW STYLE WAR

貧困は差別へと
怒りは暴力へと

受け入れるか
立ち向かうか
どこへも逃げ出す場所はない
It's A NEW STYLE WAR

ひび割れた原子力(ニュークリアパワー)
雨に溶け 風に乗って

受け止めるか
立ち止まるか
どこへも隠れる場所はない
It's A NEW STYLE
It's A NEW STYLE WAR

愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ
It's A NEW STYLE WAR

 コンサートの時は、いろんな色のスポットライトが会場中をグルグルと照らし出し、ヘリコプターの飛ぶ音が聞こえてきて、それがだんだん大きくなり、いきなり、ステージの上で火薬が破裂。この爆発音とともに、曲がはじまります。ステージの上の巨大な画面には、真っ赤に燃える炎。浜田さんの怒りの色だと思いました。

「愛は時には脆く/自由はシステムに組み込まれ/正義はバランスで計られ」

 こんな世界にたいする怒りをこめて、眉間にしわを寄せ、拳を突き上げながら歌います。

        A NEW STYLE WAR (Real Playerをお持ちの方はどうぞ)

Real Playerをお持ちでない方は、こちらから↓
http://dl-real.jp.real.com/19464e0ea809741c0006/windows/RealPlayer10-5GOLD_ja.exe

 ということで、今回から曲が聴けるようにしようと思ったんだけど、こんなことはじめてやるんで・・・。これで聴けるのだろうか?ちょっと不安なポチでした。

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2007年2月16日 (金)

アンケート

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 ポチです。
 ・・・・たそがれてます。

 昨日は、仕事で阿東(あとう)町に行ってきました。阿東町とは、山口市の北側。島根県とも隣接しています。場所はココ ↓(MapFanWebさんからお借りしました)

Photo

 この地図を見ると、合併で本当に市町村の数が減ったなあ・・・。

 阿東町は、山口県の中では一番の「豪雪地帯」です。ですから、県内唯一のスキー場も阿東町にあります。去年のこの時期にもよく言ってたんですけど、ものすごい雪で、山はもちろん道路も家も真っ白け、雪に埋まっていました。
 昨日行ってみたら、雪のカケラもありません。それで、仕事の合間に行ってみました。さて、ここはどこでしょう?

Ts3a0110

 工事現場?・・・・ブッブー。土砂の採取場?・・・ブッブー。
 奥の方に見えるでしょ?「リ」がつくヤツが。ピンポーン。そうです。さっき言った県内唯一という「スキー場」・・・・・・・・・・ というか、本来、スキー場であるはずの「山肌が削られた山」と言った方がいいですね。大金かけて、リフトも設置したそうなのですが、・・・・・。悲哀を感じます・・・。

 で、阿東町の人と話していて、市町村合併の話になりました。
 というのも、先月、阿東町は、山口市にたいして、「阿東町と合併協議をしてください」っていう申し入れをしたんです。
 なんで、合併なんかしたがるのでしょう?合併してなにかいいことがあるんでしょうか?

 実は、この阿東町は、県内で唯一合併の話がまったくなかったところなんです。県内で合併していない市町は、美祢市、秋芳町、美東町、阿武(あぶ)町、平生(ひらお)町、上関(かみのせき)町、田布施(たぶせ)町、和木町、そして阿東町の9つです。
 このうち、美祢市と秋芳町、美東町は、来年4月に合併することがほぼ決まっています。阿武町は、さっきの地図を見てもわかるように、萩市との合併話を蹴って、自立の道を選んでいます。平生町、田布施町は、柳井市との合併が不調となって、今のところ合併していません。上関町は、原子力発電所建設計画があって、交付金をあてにして合併をしませんでした。和木町は、岩国市から広島県に至る石油コンビナートが集中しているところで、町財政が豊かで、岩国市との合併話を拒否しました。ですから、合併していないところも、一度はどこかと合併協議をしているんです。

 ところが、阿東町だけは、どこからも相手にされなくて、県内どこでも「ガッペイダ~」っていっていたのに、「蚊帳の外」だったんです。
 中国山地のど真ん中で、面積は広大だけど、人口8400人。産業といえば、農業と林業と観光(「長門峡」って聞いたことないでしょうか?紅葉の頃はかなりの観光客が来られます)くらいです。財政的にはかなり苦しいみたいだし、どこも、阿東町と合併しようとは思わなかったんでしょうね。

 それで今回、「どうか、私をもらってください」って、山口市にお願いをしたわけですね。
 いろんな話を聞いていると、どうやら、「阿東町にはお金がない。地方交付税も減らされる。このままではやっていけない。だから、合併するしかない」ということなんだそうです。

 それがよくわからない・・・・。

 たとえば、阿東町の自主財源(地方税収など)が50万円あって、国からの交付税なんかが50万円入ってくるとするじゃないですか。すると町の収入は100万円です。
 この額は、阿東町のままでいうようが、山口市に吸収合併されようが変わらないわけです。100万円が、「阿東町役場に入る」のか、それとも「山口市役所に入る」のかの違いだけです。
 で、阿東町役場に入れば(つまり合併しなければ)、その100万円はすべて阿東町と阿東町民のために使えるわけです。でも、山口市役所に入ることになれば(つまり合併すれば)、その大半は山口市の中心部のために使われ、旧阿東町の地域には、半分程度のお金(かどうかはわかりませんが、かなり減ることは確かでしょう)しか使われないことになります。

 収入が100万円しかないのならば、支出を100万円以内におさえれば済む話ではないんでしょうか。もちろん、そのためには、職員を減らすとか、議員さんの数を少なくするとか、いろんな事業をやめるとか、いろんな工夫をしなければいけなくなるんでしょうけど。少なくとも、その100万円は阿東町のために使えます。なぜ、「やっていけない」ってなるのか、どう考えてもわかりません。

 そもそも、市町村合併っていうのは、国が地方へ出すお金を減らすことを最大の目的に大号令をかけたものでしょ?合併して、市町村にいいことがあるなんて思えないのです。
 政府は、合併のスローガンとして「負担は低い方に、サービスは高い方に合わせる」なんてことを言っていましたが、実際、宇部市と合併した旧楠町でも、負担が次々に増えたり、住民サービスがどんどん削られて、住民からは悲鳴が上がっています。合併したところはどこでもそうじゃないでしょうか。

 で、阿東町が山口市への合併協議の申し入れをおこなう根拠になったのが町民への「市町合併に関するアンケート調査」で、57.2%の町民が合併に賛成したということでした。アンケートの結果をまとめたものを見せてもらいました。
 「なんだ~、これは!」っていうようなものでした。

 合併の必要性については、
 合併すべき                30.7%(1774人)
 どちらかといえば合併すべき     26.5%(1528人)
 どちらかといえば合併すべきでない 11.7%(678人)
 合併すべきではない             7.0%(403人)
 わからない                 18.9%(1091人)
 向かい等・その他              5.2%(301人)

 たしかに、過半数の町民が合併に肯定的です。でも、過半数ぎりぎり。しかも、「わからない」という人が1000人もいらっしゃいます。

 で、合併すべき(「どちらかといえば」も含めて)という人へ理由を聞くと、一番多かったのが、「少子高齢化に対応するため財政基盤を強化する必要がある」という回答で、20.3%。2番目に多かったのが、「国や県の財政支援を受けられる」という回答で、14.5%でした。
 ウ~ン。
 さっきも言ったように、合併というのは、国が地方に出すお金を減らすために、県や市町村に押し付けているものです。財政が苦しくなることはあっても、「財政基盤が強化」されるなんてことはあり得ないでしょう。「国や県の財政支援」っていっても、たしかに、合併する時に必要な経費について、一部補助金が出るそうですけど、それは合併のために経費にすぐに消えていくものであって、市や町の財政には何の影響もないと思います。それもすぐになくなります。
 だから、これをみて思ったんですけど、「ア~、町民には合併したらどうなるってのが知らされてないんだなあ・・・」っていうことでした。 「わからない」という人が1000人。「賛成」っていう人でも多くの人が事実を知らずに「賛成」って言ってる。

 で、ホホ~ッて思ったのが、「今後の行政運営での留意点について、あなたのお考えをお聞かせください」っていう設問。
 回答を多い順に書くと、

 公共料金など住民負担が増加しないこと 35.1%(3414人)
 地域格差が生じないこと            18.2%(1765人)
 行政サービス水準が低下しないこと    16.6%(1611人)
 住民の意見が反映されにくくなること    13.6%(1318人)
 地域の個性や連帯感が薄れないこと    5.3%(516人)
 その他                       0.4%(36人)

 となっていました。これは、合併に賛成の人も反対の人も答えている項目です。
 合併すれば、必ず住民負担はあがりますし、地域間格差は拡大するでしょう。もちろん、行政サービスは低下します。合併すれば、阿東町から出る市会議員の数なんてゼロになるかもしれず、当然、地域住民の意見は反映されなくなるでしょう。

 で、結論。
 ナ~ンダ、ほとんどの人は合併に反対なんですね。合併したらどうなるっていうことについて、きちんと説明されていないだけなんだなあ、ということが、アンケートの結果を見て、よくわかりました。

 で、こんなんで合併していいんだろうか・・・・と、ちょっと心配してみたポチでした。

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2007年2月14日 (水)

SHOGO's Words No.7 「MONEY」

Ts3a0094

 ポチです。
 そんな~、目の前に肉をぶらさげて、「待て!」だなんて・・・。は、早く肉食わせろ!

 ということで、本題です。久々に浜田省吾カテゴリー。

 浜田省吾は、「社会派シンガー」だとよく言われています。浜田さん自身は否定するけど。たしかに、浜田さんの歌には社会問題を描いた歌が少なくありません。でも、たぶん浜田さんは、「社会」ではなく「人間」を描いてるんだと思います。
 人間としての喜び、感動、挫折、怒り、悲しみ、揺れ動く心・・・。そして、それらの感情の発露を空想的に描くのではなく、実際に動いている社会の中の現実の「人間像」として描いています。だからこそ、「社会派シンガー」だと言われるのではないでしょうか。

 今回、紹介するのは、その典型的な歌です。11枚目のアルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」(1984年)の1曲目に入っている曲。22枚目にして始めて出されたベストアルバム「The History Of Shogo Hamada "Since1975"」にも収録されました。
 浜田さんのコンサートでは定番になっている歌で、ドラムスとベースの小気味よいリズムに乗って、「人間」の「怒り」を爆発させるように、激しく歌います。

Bg

          MONEY

この町のメインストリート わずか数百メートル
さびれた映画館とバーが5、6軒
ハイスクール出た奴等は 次の朝 バッグをかかえて出てゆく

兄貴は消えちまった親父のかわりに
油にまみれて 俺を育てた
奴は自分の夢 俺に背負わせて 心ごまかしているのさ

Money,Money makes him crazy
Money,Money changes everything
いつか奴等の 足元に BIG MONEY 叩きつけてやる

彼女は夢見てる 華やかな MOVIE STAR
湖の畔に車を止めて
俺たち楽しむのさシートを倒して 蒸し暑く長い夏の夜

あの時 彼女はこうあえぎ続ける
愛してる 愛してる もっと もっと
だけど ゆうべどこかの金持ちの男と 町を出て行った

Money,Money makes her crazy
Money,Money changes everything
いつかあいつの 足元に BIG MONEY 叩きつけてやる

俺は 何も信じない
俺は 誰も許さない
俺は 何も夢見ない
何もかもみんな 爆破したい

純白のメルセデス
プールつきのマンション
最高の女とベッドで ドン・ペリニヨン
欲しいものはすべてブラウン管の中 まるで悪夢のように

Money,Money makes me crazy
Money,Money changes everything
いつかこの手に つかむぜBIG MONEY
I've got nothing nothing to lose

 浜田さんのこの曲へのコメントを紹介します。

 僕が少年時代を過ごした町は、造船所や石油コンビナートが地場産業だった地方の中都市だった。だから、僕の中にある労働者のイメージはブルーワーカーたちで、僕の仲間の父親たちもそれらの工場労働者だった。
 80年代に入って、コンサート・ツアーで年間150回近くのステージをやっていた頃、今と変わらずメディアの情報は東京から全国に発信されていたのだけれど、僕は東京から地方を見るよりも、ツアーで回るいろんな地方に生きている若者たちに自分の姿を投影した。走ることや踊ることのほかに、この町で何ができるんだろう。自分もそういう地方都市に育ったし、地方に生きる若者たちを主人公にして、映画のサウンド・トラックのようなアルバムをつくろうと考えて「DOWN BY THE MAINSTREET」をつくった。その1曲目がこの曲。
 日本がバブルに入っていく最初の頃で、やけに周りが金の臭いに敏感になっていると感じていた。でも、日本のロック・ミュージシャンの中で、金をテーマに真正面から歌ったものはなかった。
 この歌でみんなの印象に残るのは、たとえば白いメルセデスベンツだったり、ドンペリニヨンという高級なシャンパンだったり、「いつかこの手につかむぜビッグマネー」という歌詞だったりするのだろう。でも、本当はそういったものはすべて幻想で、僕たちはTVコマーシャルや雑誌の広告やいろんなメディアを通じて、果たせることのない欲望を過剰に刺激され、それに振り回されて疲れ果てて傷ついている。ポイントはそこなんだ。

    (ON THE ROAD 2006-2007「My First Love is Rock'n'Roll」ツアーパンフレットより)

 ということで、浜田省吾の深さにため息をついているポチでした。

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2007年2月12日 (月)

「えひめ丸」追悼

Ts3a0096

 ポチです。
 眠ています。夜寝る時は毎晩、お父さんの布団の上で寝ます。お父さんが、晩酌をして、酔っ払って、まだ、お母さんやお姉ちゃんは起きているのに、「おやすみ」って言って二階に上がるとき、いっしょについて上がり、お父さんの布団にもぐりこむのです。

 このBLOGを始めたのが昨年の12月13日。で、今日でちょうど2ヶ月になります。何を書くのかもハッキリせずに、とくにこれといって目的もなく、「エイヤッ」とばかりにとにかく始めたBLOGでした。読み返してみると、恥ずかしい限りです。

 書き方に、すごい動揺が見られます。なんか、BLOGって軽く書かなきゃいけないと思い込んでいて、最初の頃の書き方って、ホント軽すぎっていうか・・・。で、途中で、ヘンにえげつなくなって、立場もわきまえず口汚く人をののしってみたりして(この頃は明らかに「きっこ」さんの影響)・・・。最近は、試行錯誤の末、すこしおちついたのかなとは思うんですけど。なんか押し付けがましい文章だなあと思ったり、自分の書いたものに自信がもてずにいます。

 アクセス数を見るとまもなく1900っていうところです。1日で何千ものアクセスがある有名なGLOGに比べたら、ほんのわずかな数ですが、それでも、ポチにとっては、こんな駄文に1900ものアクセスがあったことは驚異です。何かのキーワードで検索してたどり着いた人たちなんだけど、きっと、「フン」って、すぐによそに行かれた方がほとんどだとは思うんだけど・・・。

 マ~、とにかく、2ヶ月間もちました。どこまでもつか、やってみることにしよう。

 で、本題です。
 この10日は、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖でアメリカの原子力潜水艦に衝突されて沈没した事件から6年目の日でした。高校で、追悼式典があったことが各紙で報じられていました。

Photo_3

 事件は、突如起こりました。「えひめ丸」がハワイ沖で実習航海している最中、原子力潜水艦「グリーンビル」が前触れもなく浮上してきて、「えひめ丸」に激突したのです。
 「えひめ丸」には、35人が乗船していました。船の底の方にいた9人の方が亡くなり、26人の方が船から投げ出されました。でも、グリーンビルは何の救助活動もせず、見ていただけだったそうです。

 この事件の原因は、いろいろ言われていますが、グリーンビルないしは米軍の方に一方的な非があります。
 最初、グリーンビルは、「訓練中だった」と言いましたが、実は、民間人を16人も乗せて、いわば「観光航行」をしていたことがわかりました。しかも、事件海域は、米軍の訓練海域ではありませんでした。

 海底600メートルに沈んだ「えひめ丸」の引き上げを、当初、米軍は拒否しました。技術的な問題もあったのあもしれませんが、最大の理由は引き上げには膨大な経費ががかかるということでした。遺族の強い要望で最終的には引き上げをするのですが、文化の違いなどもあるのかもしれませんが、事件の原因を一方的につくっておきながら、とても許せない対応だったと強い怒りを感じたことを思い出します。

 なぜ、この事件への思い入れがあるかというと、犠牲者の一人のお父さんと事件後にたまたまお会いし、話を聞かせていただいたことがあるからです。

 この事件で亡くなった方は、さっきも言ったように9人。そのなかに、指導教官として乗船していた中田淳さん(当時33)がおられます。中田さんは、山口県長門市の出身です。この事件のため、ハワイに行かれていて、帰ったばかりの中田さんのお父さんとお話しする機会がありました。
 まだ米軍が船体の引き上げを拒んでいる時期でもあり、中田さんのお父さんは、「とにかく早く引き上げてもらいたい。私が淳にしてやれるのは、そういい続けることくらいしかない」と悲痛な声を上げられていました。
 そして事件の原因について、「現地で話を聞いたが、最初は『民間人は乗せていただけ』だったのが、『民間人のうち2人が操船にかかわった。しかし、事故とは無関係』に変わり、実は、『司令室に16人もいてジャマでソナーも確認できなかった』に変わった。ショーかゲームの感覚じゃないか。内情を知れば知るほど憤りで胸が痛む」と言われました。

 そして、最後にこう言われました。「現地に行っても、息子の帽子一つ、靴の片方すら残ってないんですよ。『どこかの島にうちあげられているのでは』『明日にも帰ってくるのでは』と思えてならないんです。事故を聞いて、頭は真っ白になり、そのときに止まってしまった私の時計は、船が引き上げられ、息子と対面できるまでそのままです」。

 なんともつらいお話でした。中田さんはじめ犠牲になられた方のご冥福を心からお祈りいたします。

 ついでに言っとくと、この事件の一報が入った時、当時の森首相は、ゴルフに興じておいででした。で、一報が入った後も、ゴルフを続け、それまでも低かった支持率がさらに下がり、事件の2ヵ月後に退陣に追い込まれました。
 森さんといえば、郷土のホコリ・アベシンゾーさんのお師匠さん。支持率の低下に悩む弟子もお師匠さんの後を追われているような・・・。

 この事件の後も、潜水艦による民間船舶への事故は起こり続けているそうです。二度とこんな悲惨なことがおこらないよう願っているポチでした。

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2007年2月11日 (日)

「美しい国日本の味」 アベシンゾー食ったゾ~

Ts3a0090

 ポチです。ペロリ・・・。
 指に食いもんがついたからって、おいらの舌をフキン代わりにするなよな。マ、いいか。ちょっとおいしかったから。

 で、本題です。
 先日、郷土のホコリ・アベシンゾーのお菓子とかラーメンとか「穴があったら入りたい」話をしました。で、いろんなblog見てたら、ルンバルンバさんのこんなblogがありました。

http://blog.goo.ne.jp/yottanko/e/6e6577db82614a62eec246eb854fba15

 山口県の観光地やカップ麺の評論など、楽しい話題いっぱいのblogです。ぜひ、一度覗いてみてください。

 で、「おお、同じ話題のblogだ」と喜んだんです。
 読んでみると、・・・そうなのか、あの晋ちゃんまんじゅうってのは、東京の会社がつくってるのか!しかも、「へ~、そうか。外見だけを話題にするのではなくて、実際に、食してみなければいけないんだ」と感心してしまいました。
 それで、昨日、小郡に行く用事があったので、さっそく新山口駅の名店街に行って、あの「晋ちゃんラーメン」を買ってきました。

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 そうだ。ルンバルンバさんに学んで、裏を見てみよう。

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 おお、これは、まぎれもなく山口県のメーカーのラーメンだった。

 さあ、「美しい国日本の味」を試してみるゾ。
 中を開けてみると・・・。

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 麺が3袋とスープが3つ、それに「しそわかめ」の袋が1つ。
 ン~、「3食入り」なんだから、麺とスープは当然として、・・・この「しそわかめ」は何だ?
 で、箱の裏をみてみると、

「わかめごはんとラーメンにこだわってみました。しそわかめをふりかけたごはんと豚骨ラーメンの食べ合わせを是非ご賞味ください」(2つ前の写真を見てください)

 ホ~、食べ合わせるごはんのことまで考えてあるのか・・・。
 で、よくよく箱を見てみると、たしかに「山口県名産しそわかめ入り」って、ちゃんと書いてあるし、晋ちゃんの絵には、ラーメンのどんぶりの横にしそわかめをふりかけたオニギリが書いてある。なるほど・・・。

 で、指示通りにつくってみました。できあがりがこれ。

Ts3a0101

 ねぎがなかったので、長ネギで代用しました。

 で、食してみると・・・・。

 おお、これが「美しい国日本の味」か!

 ・・・というか、ふつうのおいしい豚骨ラーメンですね。
 細麺で、コシもしっかりしています。スープもなかなかのもの。

 ごちそうさんでした。
 「美しい国日本の味」かどうかはともかく、たいへん満足でした。

 「アベシンゾーを食ったゾー」って遠吠えをしてしまったポチでした。

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2007年2月 9日 (金)

「無目的ダム」

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 ポチです。眠いです…。
 ここは、うちの階段の踊り場。だいたい、いつもはストーブのそばでうつらうつらしてるんだけど、このごろはあまり寒くないから、ここも気持ちいいのです。とくに、この位置は、お母さんが掃除機を使っている時の定位置です。ガ~ガ~ッてうるさい掃除機は大嫌いです。お母さんが掃除機をもつだけで、パッと起きて、階段を駆け上がり、この位置で、寝そべって、掃除が終わるのを待っています。
 でも、時々、階段や二階の掃除も始めたりするんで、そのときは、二階のさらに奥に逃げ込むか、スイッチを切って掃除機を移動させている最中に、パッと横をすり抜けて、一階まで降ります。掃除なんてしなきゃいいのに・・・。
 

 ということで本題です。
 長野県が脱「脱ダム宣言」になるようです。これまでの田中知事から村井知事に替って、大きな方針転換で、中止されていた浅川ダムを建設するという方針を出されました。
 今回、建設されるダムの高さは約50メートルで、以前の計画より9メートル小さいそうです。ダムの下部に穴が開いているのが特徴で、普通は水がそのまま流れるようにし、洪水時に水をためることでダムの役割を果たすということです。総工費は約100億円で、普通のダムと比べると建設費用を安く抑えることができるうえに、土砂も堆積しないので、しゅんせつする必要もないし、ダム湖をつくることで周囲が水没するということもなく、環境にやさしいのだそうです。

 以上が、報道の中身。でも、今回のこの話のどこをどう聞いても「浅川ダムがどうしても必要だからつくる」っていう感じはしません。
 そもそも、この浅川ダムの建設目的は、「治水・利水」でした。それがいつの間にか、「治水」だけになってしまいました。これまで、「水の確保が必要だ」って言っていたのは何だったんでしょうか?
 「利水」にしても、「100年に1度の大雨に対応する」(「毎日」)のが目的だそうです。じゃあ、お聞きしますが、このダムの耐用年数は何年なんでしょうか?だいたい、大規模ダムの耐用年数は100年だと言いますから、この浅川ダムもその程度でしょう。そのための100億円ですか・・・。

毎日新聞
 村井知事が8日明らかにした「穴あきダム」と河川改修を組み合わせた治水案は、北陸新幹線長野以北の用地買収を抱え、建設を強く望んでいた長野市や下流域の住民の意向に沿う形になった。今春に期限が迫った北陸新幹線用地買収問題を解決したいとの判断が働いたものとみられる。
 田中前知事が脱ダム宣言をした以降、93年に県や同市などが下流域の住民らと結んだダム建設の代わりに、北陸新幹線用地買収に応じるとした「確認書」の不履行が問題化。地権者らが「約束を守らなければ用地買収に応じない」と強硬な姿勢を取り続けた。同市もこれを後押しし、買収のめどが立っていなかった。

 ということで、この報道がホントなら、「ダムが必要だからダムをつくる」のではなくて、「新幹線を通すためにダムをつくる」ということになります。だから、「100年に1度」だとか、「環境にやさしい」だとか、理屈をつけたわけです。

 欧米では、90年代の初めからダムだけに頼らない利水・治水対策にきりかえ、河川を再び自然にもどす工事も10数年以上前から始めて、河川の自然環境としての価値を大切にする方向にふみ出しています。とくにアメリカでは、500をこえるダムを撤去し、グラインスキャニオンなど巨大ダムも取り壊し、生態系と漁業の回復や観光振興をはかろうとしているそうです。
 日本でも鳥取県や長野県でその動きがはじまっていました。いま、この動きへの逆風が始まったのでしょう。

 いま、全国ですすめられているダム建設計画の多くは、治水と利水と両方の目的になっています。
 でも、現在の供給力だけで十分だと言われている場合が少なくありません。たとえば、岐阜県の徳山ダムの場合、現在ある岩屋ダムや都市用水、長良川河口堰もあり、その上さらに徳山ダムの新たな供給力も合わせれば、需要実績の倍を軽く超えることになるそうです。
 実際には水需要がないにもかかわらず、過大な需要があるように描いて、強引にダム計画をすすめているのです。
 利水が批判を浴びると、次は治水を持ち出すというのが、どこでも“無駄なダム”をすすめるパターンです。では、治水という面ではどうかというと、さっきも言ったように、「100年に1度の大雨に備えて」というような話になります。多くの場合、もはや多目的ダムではなく“無目的ダム”になっているのではないでしょうか。

 役に立つどころか、逆に、地盤に問題があり、つくれば付近の住民に危険を及ぼす可能性のあるダムもあります。その典型例が、今回の長野の浅川ダムです。浅川ダムの建設予定地一体は、「裾花(すそばな)凝灰石」です。この「裾花凝灰石」は、水を含むと劣化する性質を持っていて、地すべりがおきやすいと言われています。
 ですから、浅川ダム建設のためにつけた道路は、岩盤への負担を減らしながらつくらなければならないとして、当初のダムの建設費125億円を上回る140億円をかけてループ橋を建設したほどです。
 地盤が悪い、近くに活断層があるなど、危険なダム計画の例は、他にも、愛知県の設楽ダム、岐阜県の徳山ダム、大阪府の安威川ダムなど、少なくないそうです。

 生態系の破壊という点でも重大です。多くのダムの建設計画は、生態系の頂点に立つオオタカ、クマタカ、イヌワシなどの猛きん類の生息を脅かすもととして問題になっています。下流でも、ダムのために土砂が供給されなくなり、生き物の豊かな生息・生育場所が破壊されていくという事態も起きていると聞きます。

 じゃあ、なぜ、水も足りている、治水といっても大きな問題もない、環境にもよくないのに、国や県は大型ダムをこんなにつくりたがるのでしょうか?
 ゼネコンを儲けさせるため、それ以外の理由は思いつきません。大量のセメントと鉄骨を必要とするダムの建設は大手ゼネコンにとってよだれの出るほどおいしい仕事ではないでしょうか。
 企業献金をもらった政治家が暗躍し、ダムや道路をどんどんつくって、ゼネコンを儲けさせ、献金のお返しをする、こんな構図で、必要のないダムがこれからもつくられていくのでしょうね。

 せっかくの長野の「脱ダム宣言」がつぶされて、世界の流れからドンドン逆行していく日本の政治に怒りを通り越してあきれてしまったポチでした。

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2007年2月 8日 (木)

空想の世界を遊んでいるのか? はたまた、想像力がないのか?

 ポチです。
 今日は長くなるので、いきなり本題です。

 今日一番アタマニキタのは、奥谷禮子さんの発言。朝、新聞読んで「目がテン」になりました。時間がなくて見ていないんだけど、他の方のblogでも、きっとこの話題で沸騰しているのじゃなかと思います。他のことを書こうと思っていたのだけど、急遽、これにしました。

「『過労死、自己管理の問題』『祝日・労基署は入らない』 労政審委員、週刊誌に“持論”」(朝日新聞)

 奥谷禮子さん。人材派遣会社「ザ・アール」の社長さん。で、日本郵政株式会社の社外取締役で、ローソンの社外取締役で、日本アムウエイの諮問委員で、甲南大学の客員教授で、経済同友会の理事で……、ウワ~、この人の肩書きすごいや、肩書き書くだけで今日のblogが終わってしまいそう。で、厚生労働大臣(ウワッ、アノ人だ!)の諮問機関の労働政策審議会の労働条件分科会の委員。

 で、週刊誌と言うのが「週刊東洋経済」紙の1月13日号。ここで、奥谷さんがどんなことを言ったかっていうと、こんな感じ。

「若い人の中には、もっと働きたくてウズウズしている人たちがいる。結果を出して評価を得たいから、どんどん仕事をするわけですよ。今まで8時間かけてた仕事を4時間でこなして、残り4時間は勉強に充てようとか、ボランティアをやろうとか、介護や育児に回すこともできる。24時間365日、自主的に時間を管理して、自分の裁量で働く、これは労働者にとって大変プラスなことですよ」
「自己管理しつつ自分で能力開発をしていけないような人たちは、ハッキリ言って、それなりの処遇でしかない」
「格差社会なんて言いますけど、格差なんて当然出てきます。仕方がないでしょう。能力には差があるのだから。下流社会だの何だの、言葉遊びですよ。そう言って甘やかすのはいかがなものか、ということです」
「さらなる長時間労働、過労死を招くという反発がありますが、だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います」
「自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えないと、ヘンな自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休みも取れない。挙句、会社が悪い、上司が悪いと他人のせい。ハッキリ言って、なんでもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい」
「たとえば、祝日もいっさいなくすべきです。24時間365日を自主的に判断して、まとめて働いたらまとめて休むというように、個別に決めていく社会に変わっていくべきだと思いますよ。同様に、労働基準監督署も不要です。個別の労使が契約で決めていけばいいこと。『残業が多すぎる、不当だ』と思えば、労働者が訴えれば民法で済むことじゃないですか」
「何でこんなくだらないことをいちいち議論しなければならないのかと思っているわけです」

 スッゲ~~ッ!
 なるほど、あの方たちから見れば、下々の者はこう見えるんだって、へんに感心してしまいました。このものの言い方って、郷土のホコリ・アベシンゾーとほとんどいっしょですよね。

 で、労働政策審議会の労働条件分科会の議事録をみつけたので一部を紹介します。昨年の10月24日の会議です。

○奥谷委員 私の言っているのは、ホワイトカラーエグゼンプションに変えて、好きな時間帯で夜も働けばいいわけで、朝から夜中まで働けとは言っていないわけです。ですから、朝9時から夜中の3時、4時まで働くことに対して割増賃金がどうのこうのということをおっしゃっているわけでしょう、そうではなくて、8時間だったら、1時から9時なり10時まで働くのは構わないのです。
 そういう意味で自主管理とか、自分の仕事を管理するとか、自分の裁量で決めるとい
うことを、なぜ任せないのか。なぜいちいち法律で決めてやっていかなければいけない
のかということがわからないのです。
○田島委員 いま委員が言われたことは、41条2項の労働時間の適用除外の人は本来できるはずなのです。そういう人たちでさえ、遅刻したり、勤怠で制裁を受けたり、査定をうけたり、あるいは適用除外の人たちの8割が会社側に時間管理をされていますというのが実態なのです。いま言っている適用除外でさえ、そうではないでしょうという現実をどう見るかということです。
○奥谷委員 現実の企業では、そこまでの部分はありません。ある程度フレキシブルにやっています。夜中もし働くのであれば午後から出てきていいとか、そういう形で健康管理も含めて。人材が大事なわけです。またそういう会社であれば人が来なくなります。ですから、今度は企業が選ばれてしまうわけですから、そういうことに対しては、いかに、どう労働者が働いてくれるかということに対して、企業はかなり神経質になってきます。私は皆さんがタコ部屋みたいな発想で、そんなに心配することはないと思います。
○長谷川委員 すべて日本の企業が、委員のような会社だったら、本当にみんな幸せだと思います。そういう会社だけではないのです。先日、家族が過労自殺したとか、過労死した人たちが、いろいろな意見を持って来られて、その話を聞いていてわかったのですが、そういう人たちの話は、ほとんど一般の労働者ではなく、どちらかというと中間か、管理監督者だったのです。本人は働いていく。会社もその人にしてほしいと期待するのです。会社もそういう人たちに対して健康管理をしなくなってしまう。そういう人はすごく真面目で責任感が強いから、どんどん働いてしまうのです。
 これはそういう人の妻に聞いた話ですが、バタッと死ぬのだそうです。これは過労死の特徴だそうです。日本の中で過労死とか、過労自殺がゼロになったら、この話はもっとお互いにできるのだと思います。しかし、現実に過労死とか、過労自殺があって、労災認定を受けたり、訴訟をやっている人もいるわけです。委員のような会社だったらないと思いますが、日本の企業は北海道から沖縄まであるわけですから、守れなかったり、労働者の健康管理ができない所にもあるわけです。だから、基準法で最低基準を決めましょうということなのです。企業も会社の役員も、もっと労働者や中間管理者の健康を気遣って、「駄目だぞ、このぐらいになったら働いちゃ駄目だ、休みなさい。あなたは今日はもう帰りなさい」というようにしたら、過労死や過労自殺はゼロになると思います。ところが、不幸なことに、我が国は過労死や過労自殺はゼロではなくて、むしろ増えています。だから、労働時間の、特に深夜労働はどうなのかということを不幸なことに議論せざるを得ないというのが現実だと思います。
○奥谷委員 過労死まで行くというのは、やはり本人の自己管理ですよ。
○長谷川委員 でも自己管理だけではなく、会社も仕事をどんどん与えるのです。
○奥谷委員 でも、それをストップするというのも。
○長谷川委員 世の中は委員みたいな人ばかりではないのです。それが違うところなのです。
○奥谷委員 はっきり言って、労働者を甘やかしすぎだと思います。
○長谷川委員 管理者ですよ。管理者たちにそういうのが多いのです。
○奥谷委員 管理者も含めて、働いている一般労働者も含めて、全部他人の責任にするということは、甘やかしすぎですよ。
○長谷川委員 そんなことはないですよ。それは違います。
○奥谷委員 それはまた組合が甘やかしているからです。
○長谷川委員 そんなことはありません。

 なるほど、“持論”ですね…。

 どうもこの人は、空想の世界に生きているんでしょうか?それとも、逆説的になるけど、想像力が足らないんでしょうか?
 「自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えないと、ヘンな自己規制するから悪いんだ」とか、「過労死するような会社だったら人が来なくなるから、会社だってどんなことをするはずがない」 とか。
 どこの世界に、好んで過労死する労働者がいるでしょうか。しんどくても休めないような働かされ方をしてるから過労死するのでしょ?で、その働かせ方をしてるのは会社じゃないですか。
 過労死するような会社に人は来ない?とんでもないです。家のローンを抱え、子どもを学校に行かせてるお父さんが、「過労死しそうだからこの仕事やめる」って言って、手取り10万円そこそこの非正規雇用の労働者になれると思っているんでしょうか、この人は?・・・「今度は企業が選ばれてしまう」・・・冗談じゃないです。

 「格差なんて当然出てきます。仕方がないでしょう。能力には差があるのだから。下流社会だの何だの、言葉遊びですよ。そう言って甘やかすのはいかがなものか」・・・。
 「言葉遊び」ねェ・・・。ホントに言葉の上でだけの話だったらいいのにね。
 病気になっても、国保料が払えずに、保険証を取り上げられて病院にも行けないまま亡くなった人の話も、生活保護を受けられずに誰も知らないうちに餓死した人の話も、不況で倒産し、生命保険で借金の返済にと自殺したた中小業者のオヤジさんの話も、みんな言葉の上だけでの話だったらいいのにね。でも、残念ながら、みんな実際にこの日本社会で起こっている話。
 そして、「貧困世帯」って言われるのは400万世帯。ごく一部の特殊な人たちの話じゃないんです。

 日本国憲法は、国民の誰もが健康で文化的な最低限の生活を営む権利をもっていると定めています。
 障害をもっていようと、病気や加齢のため体が十分に動かせなくなっていようと、奥谷さんが言う「能力のない」人であろうと、誰もがその権利を持っています。
 いま、あまりにもこのことが軽視されているのではないでしょうか。

 こんなのを見つけました。↓
 http://www.e-themis.net/new/feature/read_0605.php

 奥谷さんの「ザ・アール」が郵政公社の企業向け研修を委託されてやっているそうです。これまでの郵便局の接客方針が否定されるのではと心配する関係者の声が紹介されています。

 田舎に住んでいるポチでも驚いたんだから、大都会に住んでいる人はビックリすると思うんだけど、こんなこと知ってますか?先日、仕事で旧田万川町(合併して、現在は萩市。東隣は島根県の益田市。だから、山口県の北東の端っこの町です)に行ったときに聞いた話です。
あるお年寄りが、「最近は郵便小包をもって行ってくれなくなった」って言うんで、「ヘッ!どういうことですか?」って聞いたら、かつては、電話を事前にして、家の郵便受けのところに小包とお金を置いておけば、郵便を配達に来る郵便職員さんがもっていってくれたというんです。公社になってから、それをしてくれなくなったという不満でした。
 さらに、聞いていくと、今でも、普通のはがきとか封書は、郵便受けにおいておけば、もって行ってくれるというんです。高齢者が多く、過疎の町ならではのサービスだなあと感心しました。
 ポチが話をしたお年寄りのお宅は、毎日の定期刊行物をとっていて、毎日、郵便屋さんが来るので、はがきや封書をだすのはまったく困らないと言っておられました。でも、お年寄りの一人暮らしで、郵便物がほとんど来ないおうちでは、当然、郵便屋さんもこないわけで、そんな人は、郵便を出すのも不自由になっているという面も一方ではあるんですけど。

 こんな旧田万川町や隣の旧須佐町(これも合併で萩市に)なんかでは、郵便局の職員が、お年寄り世帯への声かけなどをおこなって、ありがたがられているという話は聞いていましたが、こんなサービスまであるとは思いもよりませんでした。

 郵便局に友人に話を聞くと、集配局の閉鎖でいよいよ仕事がたいへんになっているとのことでした。それこそ過労死寸前のようです。

 奥谷さんのご指導のもと、こんなサービスも、どんどんなくなっていくのでしょうネ。孫に手紙を書いても出すこともできないお年寄りが過疎の町にはうまれてきそうな日本の社会っていったい何なんでしょう?
 悲しくて、遠吠えをしてしまったポチでした。

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2007年2月 6日 (火)

背筋が寒くなる教育の破壊と荒廃

 ポチです。
 萩観光の最終回です。今日は、萩城址、またの名を指月公園。

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 萩城(別名指月城)は、慶長9年(1604)に毛利輝元が築城しました。明治7年(1874)に、建物は解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめています。600本のソメイヨシノがあり、春は桜の名所です。
 で、この城跡の周囲は、地名を「堀内」って言って、昔の武家屋敷があった地域です。それで、こんな感じになっていて、指月公園とあわせて観光の名所になっています。

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 ということで本題です。
 今日は、中断していた尾木直樹講演会の続きの話をします。

 いまの教育再生会議の提言は、イギリスで失敗したことを、その失敗から何も学ばずに繰り返そうとしているということを指摘されました。
 「ニート」という言葉をご存知だと思います。「NEET(Not in Education,Employment or Training)」。イギリスで生まれた言葉で、「教育機関に通っておらず、働いておらず、職業訓練も受けていない」若者のことを言うっていうことくらいはポチでも知っていました。
 で、「ヘ~ッ」って思ったのは、イギリスで「ニート」が生まれた背景です。「ニート」の対象年齢をご存知ですか?日本では、15歳から34歳までで、本家のイギリスでは16歳から18歳までです。イギリスのこの「16歳から18歳」ってとこに意味があったんですネ。

 イギリスの「ニート」対策っていうのは、教育の失敗の後始末だったんですネ。
 イギリスでは、サッチャー政権のもと、1988年に教育の大改革をおこないます。それまで、地方教育局が管轄し、権限が地方にゆだねられ、比較的ゆるやかなカリキュラムで、教師が自由に教育内容を考えられる教育制度でした。それが、一変します。
 全国統一学力テストの導入で生徒を成績順に振り分け、学校評価制度で、子どもたちの生活態度も評価の対象にします。そして、生徒が学校を自由に選べるようにし、生徒の数に応じて予算を学校に配分するという教育バウチャー制の導入がそれに追い討ちをかけます。

 どうなったかというと、
 成績が悪かったり、生活態度の悪い子どもがいる→学校の評価が下がる→新入生が入らなくなる→学校に来る予算が少なくなる→そういう子どもたちを追い出す→学校に行かない子どもたちがうまれる

 で、「ニート」が大量発生したわけです。これが社会問題になり、1999年、ブレア政権のもと、本格的な対策を講じはじめたのです。こうした背景があるから、イギリスの「ニート」対策は、16歳から18歳なんだそうです。で、ブレア政権で、この対策を提案したのが「社会的排除防止局」ってトコだそうで、いわば、「ニート」ってのは、「社会的に排除された若者たち」っていう認識だったんですネ。それにくらべて日本では、「ニート」って言えば、働いていない若者を「侮蔑」する言葉になってるんじゃないかと思うんです。
 ちなみに、「ニート」という言葉は、イギリスでも一般的には使われていないそうです。むしろ最近、欧米では、「ニート」っていうのは「日本における若年無業者問題を指す語」として認知されつつあるそうです。

 ということで、話を元に戻すと、だから、イギリスは、全国統一学力テスト、学校評価制度を廃止しました。破たんしたわけです。
 にもかかわらず、いま、郷土のホコリ・アベシンゾーさんは、日本にこれを導入するというわけです。しかも、教育バウチャー制度も合わせて!教育の破壊ですね。

 尾木さんは、学力テストの導入で学力が上がるわけがないと断言されていました。マラソンは順位を競う競技で、タイムがどうであろうと一番最初にゴールした人が1番。順位を競う学力テストも同じで、順番だけが問題にされるようになる。順位を上げるためだけの「教育」がはびこり、学力を上げることは置き去りにされるからだと言われていました。

 また、学力向上のために、授業時間を増やすということを教育再生会議は言っていますが、尾木さんは、「何か政策提言を思いつきでやってはダメです。世界的にみて、授業時間を増やしたところはこうだったとか、減らしたところはこうだったとか、根拠を示さなければ政策提言とはいえません」とキッパリとのべて、授業時間が日本より短いフィンランドが子どもの学力世界一で、日本より授業時間の長いアメリカの子どもたちの学力が日本よりずっと低いという事実を示し、学力と授業時間を短絡に結びつける再生会議の提言を批判されていました。

 いま、日本の教育は破壊と荒廃の一途をたどってるってことを尾木さんの話を聞いて実感し、背筋が寒くなりました。
 みんなで力をあわせて止めなければって強く思ったポチでした。

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2007年2月 5日 (月)

穴があったら入りたい

 ポチです。
 では、萩市観光第2弾です。今日は、「萩シーマート」です。

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 萩漁協のすぐそばにあって、萩をはじめとして近隣の漁港に上がった魚などを売っています。先日、行った時は生きたヤリイカが泳いでいました。中にある食堂では、店内で買った魚を持ち込んで料理してもらうことも可能です。地元産の野菜なども売っています。
 萩市が観光拠点として今一番売り出しているところです。どれだけ、売り出しているかというと、今、山口市方面から日本海側に出て、国道191号線(下関市から日本海沿いに山陰方面に行く国道)を通って島根県益田方面に抜けるには、萩市の市街地を通らなければならないので、市街地を避けるバイパスをつくっているんですが、このバイパスの出口(191号線に合流するところ)がナント「萩シーマート」なのです。「みんなシーマートへ行けッ」ってなもんですネ。
 萩市の中心市街地から車で10分くらいの距離です。お近くにおいでの際は、寄ってみてください。ただし、日曜日のお昼時などは、大混雑で大変です。

 ということで、本題です。
 先日、仕事で人を迎えに新山口駅(以前の小郡駅です。小郡町が山口市と合併したのを機に駅名が変わりました)に行きました。ちょっと時間があったので、お土産屋さんをのぞいてみると、オオッ!ありました。

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 「晋ちゃんまんじゅう」。最初は、郷土のホコリ・アベシンちゃんの絵だけだったんですが、人気に陰りがでてきたのを気にしたんでしょうか、アッキーといっしょの絵に変わりました。
 で、この「晋ちゃんまんじゅう」がでたというのは、ニュースになった(もちろん、ローカルニュースで)ので知っていたのですが、まわってみると、あるわあるわ・・・。

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 そして、きわめつけは、これ!

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 でかい看板がド~ンとあって、商品が並べてありました。3食入り630円で、スープはトンコツ味だそうです。「美しい国日本の味」ってのが笑えます。どんな味なんだろう?
 ちなみに、看板にある「ぶちおいしい」の「ぶち」というのは、「ものすごく」「とても」という意味の山口弁です。

 郷土のホコリ・アベシンちゃんの人気にあやかって商魂たくましく売ろうと思ったのでしょうが、支持率はどんどん下がるし、最初は「二枚目だ」「知的」とか言われていたその顔も、だんだん「蝋人形」だとか「生気がない」とか言われ始めて、お菓子を作った会社は大丈夫なんでしょうか?
 それにしても、お菓子屋さんを悪くいうつもりはまったくないんですが、地元の人間としては、こんなのがたくさん並んでいるのをみると、アベシンちゃんの政治のもとで苦しんでいる日本中の人たちに申し訳なくて、穴があったら入りたい気持ちになります。

 で、ついでに、こんなのも・・・。

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 なんと!お隣・福岡県のアソーさんのセンベイも。「晋ちゃんまんじゅう」のとなりに置いてありました。

 ということで、文章書くのがめんどくさくて、写真でごまかしたポチでした。

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2007年2月 3日 (土)

「しがらみ」と副知事

 ポチです。
 昨日のblogでも書いたように、先日、仕事で萩市に行ってきました。仕事の合間に、何枚か写真を撮ってきたので、紹介していきます。
 で、今日は松陰神社です。

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 松陰神社というのは、読んで字のごとく、吉田松陰を祭ってある神社です。1890年に建立されました。松陰神社というのは、東京の世田谷にもあって、そっちは、1882年の建立ですから、萩市の松陰神社のほうが新しいものだそうです。
 で、東京の松陰神社には、吉田松陰の墓があります。萩市の松陰神社には「松下村塾」があります。

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 入口のところを拡大すると

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 「松下村塾」って書いてあるようです(「松」と「塾」しかわかりませんけど・・・)。これは、修復してありますが、本物の松下村塾だそうです。8畳間1つ、四畳半間1つ、三畳間2つの小さな建物です。わずか2年半くらいの間だそうですが、高杉晋作など、ここから維新の志士だちが巣立っていったわけです。

 萩市では一番の観光処なので(だと思うんだけど)、萩に来られた時は、どうぞ。

 ということで本題です。
 東国原英夫宮崎県知事が、知事選に自民・公明推薦で出て落選した持永哲志さんに副知事に就任してほしいと打診したという話が突然出てびっくりしています。
 「毎日」も、「しがらみのなさや旧態依然の政治からの脱却を訴え当選した知事。変革を望み一票を投じた支持者は『昔の県政に逆戻りする』『県民の期待を裏切るな』と複雑な心境で受け止めた」と書いています。
 その記事は、「理解できる」「理解できない」のそれぞれの県民の声をのせていて、賛否両論あるようですが、どちらの立場の県民も「驚いた」という点では共通しているようです。

 その理由について、各紙が書いていますが、
 1、自民党県議が多数を占める県議会との関係を「円滑」にする
 2、行政経験のない東国原知事としては官僚出身の持永氏の行政経験が必要
などがあげられるようです。「ゴモットモ」って感じなんですが・・・。

 もちろん、自民・公明推薦候補だった持永さんが副知事になったからって、「だからだめだ」ってことはないと思います。誰が副知事になろうと、問題は、「しがらみのない政治を」っていう彼のスタンスを守ってがんばれるかどうか、彼の主張に共感し、「県政を変えてほしい」っていう県民の期待を正面から受け止め続けることが出来るかどうかにあります。これからの彼のやっていくことを見守っていきたいと思います。

 しかし、どうなんでしょうか、今回の彼の判断は?
 率直に言って、どうもしっくりきません。
 「県議会との円滑な関係だ」って言っても、相手は、アノジミントーの人たちでしょ。ミイラ取りがミイラになるって言うけど、「しがらみ」だらけのアノ人たちと「円滑」にことをすすめようとすれば、それこそ「しがらみ」にがんじがらめにされてしまうんじゃないかという不安がよぎります。
 それより、「円滑」にはいかなくても、「しがらみ星人」の人たちとは距離を置いて、県民を味方に県政をすすめていく方が得策なんじゃないかって思うのですけど。
 たしかに、持永さんは官僚でしたから行政経験は豊富だと思います。そして、持永さんって人のこと全然知りませんから、すごくマジメで献身的な人なのかもしれません。でも、ジミントー、コーメートーの推薦を受けた人ですから、少なくともこの2つの政党の人たちとの「しがらみ」は持ってますよね。
 行政経験って言うんなら、いまの女性副知事さんや県の幹部職員の方もおられるわけですし、その人たちに依拠してすすめられる方がよかったんではないでしょうか。拙速に新しい副知事を決めるんじゃなく、しばらくは今の仕組みの中でやってみて、そのなかで、自分が信頼できる人を副知事に選ぶって方法はなかったんでしょうか。

 ウ~ン、どうなんだろう、っていう気分が抜けないポチでした。

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2007年2月 2日 (金)

SHOGO's Words No.6 「ロマンス・ブルー」

 ポチです。
 「大暖冬」といわれる今年。先日、ワイドショーで「青森でも雪があまり積もっていない」と放送してました。
 では、問題です。ここはどこの雪国でしょう?

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 答え。ここはまぎれもなく、本州の西の端っこ山口県のなかでも、瀬戸内海に面した温暖な地・宇部市(場所、わかりますか?)。ポチの家の近くです(山奥じゃないですよ。中心市街地まで車で10分くらいのところ)。今朝、起きてみてびっくり。あたり一面、マッシロでした。

 昨日は、仕事で萩市に行きました。帰りに、眠たくなったんで、萩市の山奥の道路脇に車を止めて寝ました。2時間くらい寝てしまって、起きてみて、「きっこ」さん流に言うとビックル一気飲み。雪がブワァーって降ってて、回りは雪景色。「コリャイカン」って、あわてて、車を走らせました。でも、美東町(萩市と宇部市の間にある自治体です)に入ったら雪もたいしたことなかったんで、「な~んだ」なんて思って、今日も大丈夫だろうと甘く見てました。

 宇部市では、ほとんどの人が冬用タイヤなんか着けていません。で、こんな雪になると大変です。ポチの家は、ちょっとした丘の上にあるんで、家の前の道は、けっこう急な坂になっています。今朝、出かけると、坂の途中、道の真ん中に、斜めになったりして、10台くらいの車が止まっています。坂を上れなかったり、坂を下るのが怖かったりして、乗り捨てていかれた車たちでした。
 「このくらいの雪で、なにやってんのッ!」って雪国の人に笑われそうですね。

 ということで本題です。
 以前、浜田省吾のステージでサキソフォンをやってる古村敏比古さんが、浜田さんとステージをいっしょにやって、「歌詞の大事さがわかった」って意味のことを言ったって話したけど、今度は、浜田さん自身の言葉を紹介します。

--言葉を埋め草ととして扱ってサウンドやメロディを先行させる曲作りの方法があって、それが成功している例も少なくない。一夜のエンタテインメントというのならその方法も決して悪くないと思うのだけど、それでも言葉にこだわっているのは?
浜田「それは・・・、バカげたことに虚しい汗を流したくないっていうことですね。お祭りとは言ってもお祭り騒ぎにはしたくない。コンサートをワッと楽しんで、帰って行くときにはバネになっているようなものにしたい。そのバネになるのが何かっていうと、送り手の底辺に流れているものだと思うんです。歌に何が盛り込まれているかだと思うんですよ。僕はエンタテイナーではないと思うんです。すごいエンタテイナーと言えば沢田研二さんとかいるし、僕の存在理由っていうのは基本的にはソングライターだと思うんですよ。だから歌っていうもの自体にはすごくこだわります」(「guitar life」1982年36号)

 で、今回の歌はこれ。1982年の9枚目のアルバム「PROMISED LAND~約束の地~」に収録された曲。その後、89年の15枚目のアルバム「Wasted Tears」、去年発売された27枚目のアルバム「The Best of Shogo Hamada Vol.2」にもアレンジを変えて収録されています。

ロマンス・ブルー

「さよなら」も言わず 出てゆく彼を
君はベッドの中で ぼんやり見てただけ
誰か他の男(ひと)を もう一度
はじめから愛せるかい 今も・・・

君はひとり街角に立ち 探してみる心もとなく
彼と出逢うまで気ままに 歩いていた道の続きを
君を失くした あの時の僕のように

新しい恋は 生まれて消えてく
気づいた時はいつも ひとりきりだったね
君の無邪気だった 笑顔は
消えたけど その眼差しは深くやさしい

君を許すことが出来ず 張り裂けそうな夜を過ごした
まるで炎を炎で消そうと 僕も何度か恋に落ちたけど
今も変わらず 君だけを愛している

今も変わらず 君だけを愛している
君だけを愛している

 ようするに、恋人に振られた元カノへの思いを歌ったラブバラードなんだけど、この曲が好きなのは、そのことを表現する詞の妙味。
 たとえば、恋人に振られた彼女の描き方。「君はひとり街角に立ち 探してみる心もとなく/彼と出逢うまで気ままに 歩いていた道の続きを/君を失くした あの時の僕のように」なんていう詞がなぜ書けるのかと思ってしまうのです。

 以前、紹介した「独立記念日」のように、社会を取り巻く現状を抉り取るような詞にしても、この歌のように、揺れ動く心を微妙なタッチで描く詞にしても、浜田さんの言う「送り手の底辺に流れているもの」がなせるわざなのか・・・。

 自分の車で流れる音楽は、1年365日「浜田省吾」のポチでした。では、また。

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2007年2月 1日 (木)

「努力」と「能力」と格差社会

 ポチです。
 山口県下関市の豊田湖(合併して下関市になったんだけど、もともとは豊田町)ってところでは、ワカサギ釣りが盛んです。31日付の「朝日」夕刊の「釣り」のページによると、上手な人なら500匹以上、初心でも100匹以上釣れるんだそうです。
 で、北九州の人が3人で行った時の話が出てたんだけど、休憩挟んで5時間で120匹もつったんだって! しかも、3人のうち2人は釣りは初めてというご夫婦だそうです。
 うらやましいなァ。ポチの趣味は一応、「釣り」ってことになってるんだけど、もう2年以上行ってない。今の仕事を片付けてひと段落したら、釣りに行くゾ~!
 で、この豊田湖のワカサギ釣りは、これからが最盛期で、3月中旬まで楽しめるそうです。お近くの方、いかがですか?貸し釣具、餌も備えてあって、釣った魚をその場で料理してもらえるそうですよ。
 詳しくは、山本ボート店(0837-66-1163)まで。

 ということで本題です。
 31日付の「毎日」の記事にこういうのがありました。ハ~~・・・(←ため息)。読んでる人も多いと思うけど、あまりに悲しかったんで、ここに書きます。
 「与党と官邸/教育3法でも不協和音/方針軌道修正でドタバタ」というタイトルで、教育3法(「学校教育法」「地方教育行政方」「教員免許法」)改正案の国会提出をめぐる思惑について、与党と首相官邸がもめている、という話で、中身を要約して言うと(ホントに要約してます)、
○26日の記者会見で下村官房副長官が「国会に出すことが首相の姿勢だ」と言いました。
○塩崎官房長官も、「今国会での成立にこだわらない」って言いました。
○で、与党が、「国会軽視ダ!」と怒っている
○それで、郷土のホコリ・アベシンちゃんがドタバタと軌道修正に走っている
という話でした。

 で、問題なのは、「毎日」によると、郷土のホコリ・アベシンちゃんは、もともと、本気で通すつもりもなく、参院選挙で「ジミントーとアベは教育改革に熱心にガンバッテルンダ~」って国民にアピールするために出す法案なんですって。
 だけど、これは言っちゃいけなくて、表向きは「成立させるゾ~」と勇ましくしとかなきゃいけなかったんだけど、どうも役者たち(下村さんや塩崎さん、あるいは郷土のホコリ・アベシンちゃんも含めてもいいと思うけど)がダイコンというか、役不足なもんで、シナリオというか舞台裏がポロッポロッって表に出てくる。それで、芝居慣れしたベテランの役者さんたち(片山虎之助参院幹事長ら)が「バカモン」って、若手の役者を叱ったってワケです。

 そうなんだ~。芝居なんだ・・・。
 郷土のホコリ・アベシンちゃん!あなたこう言ってましたよね。 

「『教育再生は待ったなしだ。第1次報告の実現に向けて内閣を挙げて取り組んでいきたい』と強調し、提言を実行に移すために、教員免許法改正案、学校教育法改正案、地方教育行政法改正案の3法案を25日召集の通常国会に提出、成立を目指す考えを表明した」(産経新聞)

 つまり、「待ったあり」なのに、「待ったなし」って言って、実は参院選対策だったわけなんですね。郷土のホコリ・アベシンちゃんは、あわてて「当然、成立を期して法案提出を急ぐ」って言ったそうだけど、もう底がみえちゃったわけで誰も信じてない。「毎日」も「そんなの物理的にムリだよ~」って書いてる(要約のし過ぎかな)。

 そうですか。わかりました。教育再生会議の提言とそれにもとづく教育3法改正が参院選のアピールになるというなら、アピールしなさい。ちゃんと国民が、「あんなのアピールしなきゃよかったなァ~」ってあなたが嘆くような結果を出すことでしょう。

 で、その「毎日」の記事は「教育3法でも」という見出しのとおり、もう一つ、格差問題でも与党と官邸にギクシャクがあると報じている。
 格差という言葉を使いたくない郷土のホコリ・アベシンちゃんと「格差がある」という青木参院幹事長との間でもめているってことです。で、格差があるのかないのか、その認識の違いが問題になっているのかと思いきや、これもやっぱり参院選対策。
 つまり、「今国会を格差是正国会と位置づける民主党の攻勢に、逃げずに立ち向かえ」「我々も格差があるということを明確にしておかなければ選挙はたたかえない」という青木さんはじめ与党と「何でも格差でくくる民主党と同じ土俵に上がっていいのか」と警戒するアベシンちゃんの一派との悶着だというワケです。

 ホントに国民のことなんか、どうでもいいって感じですね。「格差」って言葉が独り歩きしてる。「格差」って言葉なんてどうでもいいんです。「格差社会」って言葉であらわされている今の社会の実態を考えてほしい。
 400万世帯といわれる貧困世帯、10世帯に1世帯は貧困世帯だという計算です。生活保護の申請さえできなくて餓死したり、自殺している方がうまれています。「保険料を払ったら、病院に行く金がなくなった」っていう笑い話にもならないような悲惨な話も聞きます。こんな現実をなんとかするのが「政治」なのではないですか?
 それを「参院選対策」だなんて・・・・。悲しくなります。

 それ以上に「ア~、そうなんだ」って悲しくなったのは、この記事の中にあった、「格差社会への取り組みを迫った」青木さんの代表質問にたいする郷土のホコリ・アベシンちゃんの言葉。

「努力、能力の違いに目をつぶって結果平等を目指すような社会をつくろうとは思わない」

 やっぱりこの人は、まったくわかっていません。

 格差が生まれた原因についてこの人は、「努力の違い」「能力の違い」だと思っておられるわけです。で、「貧困にあえぐ庶民は、努力が足らないし、能力も足らないんだから、しょうがいじゃないか。悔しかったら、自分で努力して這い上がってきなさい」って言うわけです。
 生活保護の申請さえも許されずに、孤独死したお年よりは、どんな努力が、どんな能力が足らなかったというのでしょうか?
 加齢や病気、失業、倒産。それは誰もがいつでも起こりうる現実です。そして、そのどれがおこっても、簡単に庶民は、いわゆる「貧困世帯」と呼ばれるところに突き落とされる可能性をもっています。そして、事実、これらを理由に、毎日のように「貧困層」がうまれています。これをあの人は、「努力の問題」「能力の問題」というのでしょうか?

 2日前、宇部市の市営住宅で、55歳の男性が自殺されました。奥さんが用事で家を空けている最中でした。亡くなって3日後に、彼は発見されました。自殺の理由はわかりません。しかし、働きたくても仕事がないというなかでの死だったようです。
 ある病院のケースワーカーから最近聞いた話ですが、頭が痛いといって、病院にこられた男性がいました。でも、その人はお金をまったくもっていませんでした。それで、治療も受けずに帰られたそうです。心配したケースワーカーの彼が、あとを追いかけて聞くと、生活保護の申請を断られて途方にくれていたそうです。

 ある本にこう書いてあるのを読んだことがあります。「格差社会といっても、豊かな層がより豊かになっていくだけだったら問題ない。でも、今の日本社会の問題の深刻さは、豊かな層はより豊かに、貧困層はより貧困にと、その格差をどんどん拡大しているところにある。そうしたなかで、貧困層からの脱出は不可能になっている」そうです。

 憲法は、次のように定めています。

第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 郷土のホコリ・アベシンちゃん、あなたは、多分、憲法の条文にこんな風に書いてあるのもご存じないんでしょうね。あなたが忌み嫌う「戦後レジーム」ですものね。きっと読んだこともないんでしょう。でも、好き嫌いはともかくとして、あなたは、この憲法を遵守する義務を負ってるんですヨ。
 生活保護の申請も許されずに孤独死したお年よりは、健康で文化的な最低限度の生活を営んでいたと思いますか?
 本人の努力や能力の問題ではなく、間違いなく政治の問題じゃないですか。そのことがわからないあなたには、政治家の資格はありません。ましてや総理大臣なんて・・・。

 これ以上、あなたに殺される人が生まれるのをみるのは耐えられません。ただちにお引取り頂きたい! と強く思っているポチでした。

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