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2006年12月23日 (土)

「美しき国」にはそぐわないイジメ

 ポチです。昨日は、職場の忘年会でした。急に決まった忘年会だったので、場所がなかなかとれず、他のグループが終わったあとということで、ナント夜9時からのスタートとなりました。
 さすがに、年末の金曜日の夜、日頃は閑散としていて、「この街に人は住んでいるのでしょうか」って感じの宇部の街が、ソウゼンとしていました。ヨッパライがアッチでもフラフラ、コッチでもヨロヨロ。「エエィ!ジャマだッ」と感じながら、会場の居酒屋へと歩いていきました。そんな風に思うのは、夜の9時という異例の開始時間だったからで、普通だったら、自分の方が、その「ジャマ」な「ヨッパライ」本人だったことは言うまでもありません。
 その居酒屋は、5000円で飲み放題。料理も、刺身に、アンコウ鍋に、牛のタタキに、天ぷらに、最後は太巻きと、なかなか豪勢で、喰いきれないほどでした。この居酒屋をとってくれたスナックのママに感謝!

 ということで、本題です。
 今日の毎日新聞に、「06年回顧 それっちゃ」(ちなみに、「それっちゃ」っていうのは、方言で、・・・・・・エエト、エエト、ナンダロウ。よくわかんないけど「そうなんですよ」ってな意味です)っていう、こんなコラムが載っていました。大山典男さんという記者の署名入りでした。「ヘ~ッ、そこまで書くか」って感心しましたので紹介します。

「米軍再編再考 別の抵抗する手段が」
 君子豹変ではないな。在日米軍再編に関し、最初は「ご理解をいただくように誠心誠意、努力します」と平身低頭。わずか1年で「ご理解が得られないなら」と居丈高に「金を出さない」と言い張るのは居直りである。
 「民意を振りかざしやがって」と歯ぎしりしたいのはやまやまだろうが、そこは国益である。ぐっと我慢をし懐柔するという手もあるだろうに、けち臭いことをするのは、よほど懐具合が厳しいか、あるいは、相手が恐ろしいのだろうか。
 それにしても、岩国基地の滑走路沖合移設は間もなく完成する。沖縄の米軍普天間飛行場移設とは事情が違う。移転を強行すれば済む話である。見せしめというのも、どこかの独裁国家ではあるまいし「美しき国」にはそぐわない。
 どうあっても住民投票を発議した岩国市長に「ご理解」を頂きたいのか。
 公有水面の埋め立てを阻止して抵抗する手も、すでに「一定のご理解頂いた」知事の権限である。市は米軍用の住宅を造るときに、都市計画を盾にしながら、粘るしかない。
 いや、まてよ。法令に精通した国がなりふり構わず攻め立てるのは、市に何か別の抵抗する手段があるからなのかもしれない。
 冬休みにゆっくり調べてみよう。

 これだけじゃよくわからない方のために、ちょっとだけ説明しときます。
 エ~ッと、岩国市ってのは、山口県のほぼ東のハシッコ。広島県と隣接しています。ポチのすんでる宇部市は、山口県のまんなかから、どちらかというと西よりだから、けっこう離れています。
 デ、この岩国市には、米軍の海兵隊の基地があります。今回の米軍の再編計画の中で、いま神奈川県にある厚木基地にいるアメリカの空母の艦載機59機を岩国基地に移転させるということが決まりました。というのも、今、米軍岩国基地は、膨大な国民の税金をつぎ込んで、「沖合移設」という名前の拡張工事をおこなっています。これは、「米軍機の騒音が市民に迷惑をかけているので、沖合に移して、静かにしてサシアゲマショウ」というものだったのだけど、それがいつの間にか「基地がリッパになるから、移転先にちょうどイイジャン」ってなったわけです。
 驚いたのが、岩国市民です。「そんなのアリ~? 静かになるって言ったのに、逆にうるさくなるジャン」って反対運動がおこったわけです。マッ、当然ですネ。
 もちろん、こんなときには世のツネで「金の亡者」みたいな輩が出没するものです。「移転と引き換えに、基地を軍民共用空港にしてもイイヨ~」なんて政府に言われたもんで、商工会議所の会頭なんかが、「住民の騒音被害なんてクソクラエッ。米軍の兵隊さんたちが移ってくれば、その家も建てにゃいかんし、金儲けのチャンスッ!軍民共用空港にするとなれば、必要な整備もしなきゃいかんし、土建屋が儲かるゾ~ッ」てなことで、市の世論はマップタツ。
 ところが、いつもは、政府や商工会議所とはナカヨシコヨシだった市長さんが、いくらなんでもひどすぎると思ったのか、「移転は許さんッ!」ってがんばったわけです。
 デモッテ、春には移転賛成か反対かの住民投票がおこなわれました。結果は移転反対が多数を占めて、政府はガクゼンとしたわけデス。さらに、そのちょっとあとに、市長選挙もおこなわれて、「移転反対」を掲げたその市長さんが再選。2回にわたって、イワユル「民意」ってやつが示されたワケです。
 で、政府の人も、「なんとかご理解をオネゲエシマスダ」って平身低頭してきたんですが、「民意」に力を得た市長さんは、国やら県やら移転賛成派の議員やらからイタブラレ続けながら、「移転は認めんッ!」ってがんばってきたのです。

 デ、話の伏線はもうひとつあります。
 岩国市の市庁舎は、なかなかカッコイイ建物で、ポチの母親の実家が岩国にある関係で、よく岩国に行ってて、小さい頃から「カッコイイナァ」って見ていました。
 ところが、外見と違い、中身はボロボロ。老朽化して大変だったところに、ガチンッってきたのが5年前の芸予地震。「コリャ~もう建て替えんとだめだわ」って状態になって、市長さんはじめみんなが「どうしよう」って思っていたときに、政府がオイシイハナシをもってきたワケナンデス。「普天間にいる空中給油機12機を岩国市が受け入れてくれたら、市庁舎を建て替えるための補助金をだしてあげるヨ」ときた。「ヤッタ~ッ」ということで、市庁舎の建設がはじまりました。去年と今年で14億円の補助金をもらい、来年度は、35億円もらうつもりでいたわけですナ。

 トコロガ!ナ、ナ、ナ、ナント! ガ~ン!(星飛雄馬風に)
 郷土のホコリ・安倍晋三クンは、地元の県のことなんで、よけいに腹が立ったのか、今月20日に内示された来年度予算の「財務省原案」には、「新庁舎の補助金はヤンナイヨ~ッ」ってことになっていたのデス。「言うことを聞かない奴には、コレダモンネ~」というイジメです。もう恥も外聞もないってのはこのことですネ。

 「毎日」の大山サンのいうように、市に何か別の抵抗の手段があることを、ポチも期待しておくとしよう。

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