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2006年12月18日 (月)

ナンジャコレハ!「国民保護計画案」

 ポチです。先週ひいた風邪がぬけずに、まだ本調子じゃありません。

 宇部市は、「国民保護計画」をつくるというので、最近、その案を発表して、HP上で公開してた。「国民保護」っていうのは何かと言うと、宇部市のHPによると、次のようなものだそうだ。

 「国民保護」とは、我が国が武力による攻撃を受けた場合、または大規模テロ等があった場合に国や県、市町村等が住民の生命、身体及び財産を保護するために行う避難や救援、武力攻撃災害の軽減などの措置を行うことをいいます。

 それで、この案に対し「市民の意見をお寄せください」って言ってたんだけど、12月8日にその意見集約が締め切られた。寄せられた意見は8件だったんだって。人口約18万人の宇部市で、わずかに8件。こんなの「意見集約」っていえるのかな。それもそのはず、案が出されたのはHP上で公開されたのと役所や役所の出先で閲覧できるだけ。それも、その長さたるや膨大。ある人がHP上に出されたものをプリントアウトしてみたそうだけど、その厚さが5センチ以上になったんだって。これじゃ、誰も見やしないよね。
 しかも、さっき、もう一度確認しようと思って、宇部市のHPを見てみたんだけど、「もう意見集約は終わりましたヨ~」っていうことなのか、「計画案」はどこにもなかった。なんか、「一応、意見集約しましたよ」っているアリバイづくりの臭いがプンプンするのは、オイラだけ?

 そして、あきれ返るのは、その内容。さっきも書いたように、もう消えてしまっているから、正確には言えないんだけど、「核爆弾が落とされたら、風上に逃げましょう」とか、「強固なコンクリート製の建物か、地下に逃げましょう」とか。しかも、市議会で、「宇部市にこんな場所はあるの?」って聞いたら、「そんな場所はない」って市の役人が答えたそうな。

 はっきり言って「ナンジャコレハ!」。一言で言えば「荒唐無稽」。こんな到底意味があることとは思えない作文を税金使ってつくってきたの?これつくった人は、「ヨシッ! これで市民の安全を守ることができるッ!」って思っているんだろうか…。

 オイラ思うに、国民を保護する一番の道は、戦争をおこさないように、日本と日本の国民が戦争にまきこまれないように、国も地方自治体も国民も一生懸命にがんばることじゃないだろうか。それが憲法9条の精神じゃないのかって思う。
 ところが今、郷土のホコリ・安倍晋三クンは、5年以内に憲法を変えるって言ってるし、「公海でともに活動している米軍が攻撃された場合、自衛隊は何もしないのか」っていうような議論で、やたらと戦争したがってる。なんでそうなのか、わかんない。

 戦争が終わって、1947年に文部省が中学校社会科用の教科書として、「あたらしい憲法のはなし」ってのをだしてる。この「はなし」は、憲法9条のことを、「二度と戦争をしないように決めた二つのこと」って言って、「およそ戦争をするためのものはいっさいもたないということです」「よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすとうなことは、いっさいしないことにきめたのです」と書いている。
 それから、こんな風に言っている。「しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国より先におこなったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」って。いまから60年も前の文章だけど、オイラは、ほんとうにすごい文章だと思う。感動しちゃう。

 なんか話がずれてきたけど、とにかくへんてこりんな「国民保護計画案」の話でした。
 エ~ッと、念のために言っておくと、これって、宇部市だけの話じゃないそうだよ。政府は、今年度中にこの計画を策定するようにって言ってて、どの自治体でも策定作業をすすめてるんだって。興味あったら調べてみてネ。

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